法人のお客様には、法人税法が適用され、外国為替証拠金取引によって発生した損益につきましては、その法人の事業目的により営業損益あるいは営業外損益として計上し、他の損益と合算して課税所得を計算することになります。また、未決済ポジションにつきましては、期末で評価替えを行ない、未実現の為替差損益に関しても計上し、申告しなければなりません。(所得税法では、年末に未実現となっている未決済ポジションの含み損益につきましては認識しませんが、法人税法では事業年度末における外国通貨の換算方法として期末時換算法が義務づけられているため、期末における含み損益につきましても認識することとなり、課税所得金額を計算することになっています。)
課税所得にマイナスが生じた場合、税務署に所定の書類を提出することによって、損失を7年間繰越すことができます。
弊社発行の期間損益報告書(年次)を用いてFX取引における確定申告額を計算することができます。期間損益報告書(年次)には、お取引内容や口座残高が記載されております。
外国為替証拠金取引(FX)は、取引通貨の価格変動や、スワップポイントの支払いにより、損失が生じるおそれがあります。また、外国為替証拠金取引(FX)は少額の証拠金で、その差し入れた証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。また、その損失額は差し入れた証拠金を上回るおそれがあります。
外国為替証拠金取引(FX)の取引手数料は無料です。なお、取引にあたっては各通貨の売付価格と買付価格には差(スプレッド)があります。スプレッドは通貨ペアごとに異なります。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
〔楽天FX口座〕
レバレッジコースに応じて取引金額の4%~100%(最大レバレッジ25倍)の証拠金が必要となります。
(法人のお客様の場合は、取引金額に当社が定める証拠金率(*)を乗じた金額以上の証拠金が必要となります。)
〔楽天MT4口座〕
想定元本の4%以上の証拠金が必要となります。(法人のお客様の場合は、想定元本に当社が定める証拠金率(*)を乗じた金額以上の証拠金が必要となります。)
*当社は、金融先物取引業協会が算出した「為替リスク想定比率」以上となる証拠金率を通貨ペアごとに定めております。「為替リスク想定比率」とは、金融庁長官が定める方法(定量的計算モデル)を使い算出されるものです。