証拠金の不足と解消するためのルールについて

証拠金が不足するとき

日中の立会いが終わって帳入値段が決まったとき、証拠金が足りないと、対応が必要になります。

  • 証拠金不足 = 純資産 < 維持証拠金 ・・・この状態が証拠金不足
  • 証拠金不足額 = 証拠金所要額 − 純資産
  • 有価証券と現金の両方を同時に預託いただいているお客様については、(帳尻金+値洗い金)の合計額が、現金預り額を超えるマイナス勘定となった場合も、証拠金不足が発生いたしますのでご注意下さい。

純資産の計算式について

純資産= 現金 + 有価証券 + 帳尻金 + 値洗い金

  • 新証拠金制度で重要な項目となります。その口座におけるNAV(純資産価値)を表し、この範囲内で建玉が可能となります。値洗い(含み益)部分も注文可能額に含まれることとなります。

維持証拠金の計算式について(残玉を維持するのに必要な証拠金)

スパン型証拠金、枚数合算型証拠金共通

維持証拠金=スパン証拠金 + 受渡証拠金

  • 純資産が維持証拠金を下回った場合に証拠金不足が発生し、翌営業日の9:00までに入金や約定により証拠金所要額を超えるまで回復させなければなりません。
    未対処となってしまった場合は、前営業日大引け時点で保有の建玉が処分されますのでご注意下さい。

証拠金が不足したときの対応

  • 証拠金不足額の全額を入金して解消する。
  • 夜間立会での取引や一部の入金で解消する。
  • 入金は翌営業日の9:00までに、当社において着金の確認が取れる必要があります。

未対処となってしまった場合は、前営業日大引け時点で保有の建玉が処分されますのでご注意下さい。

証拠金の不足と、解消するためのルールについて

1.証拠金不足の発生

1.証拠金不足の発生

2.証拠金不足の解消

不足証拠金は、入金または建玉の決済等により、純資産額が証拠金所要額を上回った際に解消します。
また、夜間立会い終了時の値洗いの回復により、純資産額が証拠金所要額(不足回復ライン)を上回ったときも解消となります。

入金による解消

約定による解消

純資産の全額を建玉に使うと、すぐに証拠金が不足することがあります

純資産の全額を建玉に使うと、予想と逆に動いた場合、すぐに証拠金が不足することになります。

  • 証拠金掛目が100%の場合、証拠金所要額と維持証拠金が同額となる場合があります。

純資産全額を建玉に使用した例

  1. 当社に10万円を現金で預託
  2. 証拠金10万円の金を新規に1枚買い建玉
  3. 証拠金所要額は証拠金掛目を100%とすると、そのままの10万円となります
  4. 不足発生ラインとなる維持証拠金も同額の10万円となります
  5. 金が1円下がると1,000円の値洗いマイナスとなり、純資産は100,000円−1,000円=99,000円となる
  6. 純資産が維持証拠金の10万円を下回るため証拠金不足の状態となります
  7. 証拠金不足の金額は、100,000円−99,000円=1,000円 となります

ご理解いただけましたか?

このようなケースとならないよう、資金に無理のない、余裕を持ったお取引を提案します。

ポイント

  • 証拠金不足が発生しないよう、無理のない取引、ポジション取りを行いましょう。
  • 入金により不足解消ラインとなる証拠金所要額をクリアして解消
  • 約定により不足解消ラインとなる証拠金所要額をクリアして解消
  • 夜間取引終了時点で純資産が不足解消ラインとなる証拠金所要額をクリアして解消

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