●基準価額の変化は「額」でなく「率」で見ないとダメ

でも、モノサシでしかないと理解していても、ふとチェックした日に基準価額が「―200円」とかになっていると、すっごくビックリするんだよね。

でも「200円」という額だけでは何もわからないんだよね。10,000円の基準価額の投信が1日で200円下がっているなら2%の下落だけど、20,000円の基準価額の投信なら1%だもんね。そう、基準価額の変化は「額」でなく「率」で見ないと何の意味もない、ってことを覚えといて。

君たちが口座を開く金融機関のアプリやHPではきっと、基準価額の変化、騰落率って言うんだけど、それを「-200円(-1.0%)」のように額と率を併記していると思う。もしそうでない会社だったら、今僕が言ったことを思い出して、頭の中でザックリと「率」に置き換えるようにしてね。

実は日興アセットのHPは長いこと「額」のみだったんだよね。それが数年前のHPのリニューアル時に「率」を併記するように変わったんだ。「あぁ良かった、これでビックリする人が減るな」と安心したのを覚えてる。
ところで、僕の今までの経験というか感触としては、投信の基準価額の1日の騰落率、変化率って、上にも下にも数パーセント台がほとんどだと思うな。1日で5%上がったり、5%下がったりすると「お、結構動いたな」と思う感じ。もちろん投信の「中身」が何なのかと、その時々のマーケット次第ではもっと動くので、あくまで印象論としての数字だけどね。

この数字は株式の投信、つまり中身が「株式オンリー」の投信の場合の感触かな。中身が株式100%でなく「クッション役」的な効果を期待した債券も一緒に入っている、いわゆる「バランスファンド」の場合だと、1日の値動きはもっと小さくて、1%以下とか大きく動いても2%台とかのイメージかな。これも商品性によって違うんだけどね。

どうだろう。「意外と動かないんだな」と思っただろうか。そうなんだよね、個別の株式は1日でその何倍も動いたりするから、いわゆる「株って怖い」っていうイメージと比較する限りにおいて、投信は確かにマイルドではある。

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