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2017年2月9日

第374回 予測不可能?「トランプ発言」と「専門家の予想」に振り回されないために

ついにトランプ大統領が就任しました。相変わらず過激な言動を続け、マーケットにも動揺を与えています。予測不可能な「トランプ発言」、そしてそれを受けた「専門家の予想」に振り回されないために、個人投資家が気を付けるべきことを考えてみたいと思います。

「予想」をやめれば株式投資が格段に楽になる

突然ですが、読者の皆さんは、将来の株価や為替レートなどの見通しを「予想」していますか?筆者は基本的には予想しません。なぜなら「予想」をしても当たらないからです。

そもそも、トランプ氏が大統領選挙で勝利した後のマーケットの動きが、「円安・株高」と専門家の予想とは正反対であったことが何よりの証拠です。

実は、トランプ氏勝利後の日本株の上昇にうまく乗ることができた個人投資家はそれほど多くありません。

例えば、信用買いをしている個人投資家の含み損益を示す信用評価損益率をみると、昨年11月4日(金)のマイナス12.36%から、今年1月27日(金)はマイナス7.20%と、わずか5ポイントしか改善していません。

もちろん、マイナス幅が縮小していますから、恩恵を受けてはいるのですが、「大きく利益が増えた」という個人投資家は意外に少ないのではないでしょうか。

なぜそのような結果になったかといえば、専門家の「予想」に引きずられたからだと筆者は思っています。

筆者がトランプ相場に乗り遅れなかった理由とは

個人投資家だけでなく、多くのプロ投資家も含め、大部分の投資家が「クリントン氏が勝利する」「万が一トランプ氏が勝利したら強烈な円高・株安になる」と思っていました。しかし現実には、トランプ氏が勝利後、円安・株高が進行しました。

こうした動きを目の当たりにして、個人投資家はおそらくこう思うはずです。「あれ?トランプ氏が勝利した。でも株価が上昇して、為替も円安になっている。おかしいなあ」と。

つまり、自分が思い描いていたことと違ったことが現実に起きると、多くの人は思考停止に陥ってしまうのです。そしてその次に思う感情が「マーケットの動きが間違っている。そのうち予想通り円高・株安になるだろう」というものです。

この思考状態により、円安・株高がどんどん進んでも、日本株を買うことができなかったのです。

でも、筆者はアメリカ大統領選挙の結果発表後、上昇トレンドに転じた個別銘柄から順次新規買いしていきました。これは、「公認会計士足立武志ブログ」の昨年11月のADA指数の推移をご覧いただければお分かりいただけます。

なぜ筆者にそのようなことができたか、それは「予想」に従うのではなく「マーケットの動き」に従って投資行動をしたからです。

もう少し正確に言えば、予想と異なる方向にマーケットが動いた場合、予想に引きずられることなくマーケットの動きについていきます。

筆者自身も、クリントン氏が勝利する、万が一トランプ氏が勝利した場合、円高・株安になると思っていました。筆者はマーケットの動きが予想と異なった場合、マーケットの動きを優先して動きます。だからトランプ氏当選後の株価上昇に伴い、買いポジションを膨らませていくことができたのです。

トランプ発言に関する専門家のコメントに右往左往するマーケット

同じようなことが、最近のトランプ大統領就任後の発言についての専門家のコメントについても言えます。

最近は、「一部外国人の入国禁止」や、「日本の為替政策批判」によりマーケットが変動しました。日経平均株価は1月27日(金)の19,486円68銭から2月3日(金)には18,830円89銭まで下落し、25日移動平均線を明確に割り込んでいます。また、ドル/円レートも1月27日(金)の115円30銭から2月2日(木)には112円47銭まで円高が進み、2カ月ぶりの水準となっています。

こうしたマーケットの変動に対し、個人投資家はどのように行動するべきだったのでしょうか。

実は個別銘柄をみると、上昇トレンドを維持している銘柄も多数ありますし、1月27日(金)から2月3日(金)までの間、逆に上昇を続けたり、昨年来高値を更新した銘柄も少なくありません。

日経平均株価やドル/円レートの軟調な動きをみて、さらに専門家の発言を鵜呑みにしてしまい上昇トレンドの保有株まで売却してしまうと、結局はその後の上昇を逃してしまうことになってしまったのです。

ではどうすればよかったのか、実は筆者が取った行動はいつもと全く変わりませんでした。それは、「上昇トレンドの銘柄は保有を継続し、下降トレンドに転じたら売却すること」です。

筆者は、1月27日(金)から2月3日(金)にかけ、確かに保有株は少し減らしてはいますが、これは日経平均株価の下落や円高の進行により慌てて売却したわけでは決してありません。保有株の一部が25日移動平均線を明確に下回り下降トレンドに転じたため売却した結果に過ぎません。

個人投資家は予想するよりマーケットの動きについていくべき

こうしたトランプ氏の予測不能な「発言」、そしてそれを踏まえた専門家の「予想」に振りまわされないためには、まずは自分自身で正確な知識を持ち、専門家の予想に対してその真否を冷静に判断することが求められます。

とはいえ、筆者も含め、専門家の予想の何が正しく、何が間違っているかを正確に判定することはまず不可能です。そこで私たち個人投資家が用いるべきは、マーケットの動きそのものなのです。

例えば、自動車産業に対するトランプ氏の過激な発言以降、自動車関連株には値下がりを続けるものが目立ち、多くは下降トレンドとなっています。

筆者であれば、「自動車関連株の値下がり」という事実をもって、トランプ氏の今後の政策が、日本の自動車関連株には逆風とマーケット関係者の多くが判断しているのだと推測します。そして、少なくとも下降トレンドにある間は買いを控えよう、と判断します。

この判断過程において、筆者は一切「予想」をしていません。「トランプ氏の自動車メーカーへの過激発言」→「自動車関連株の下落」→「下降トレンド続く」→「自動車関連株への投資は現時点では見送り」という思考プロセスに、筆者自身の主観が全く入っていないことを、ぜひご理解ください。

「予想」とはいわば「主観」です。筆者は、株式投資ではいかに「主観」を排除するかどうかが、成果を出すためには重要だと思っています。いくら個人投資家が将来を予想したところで、大して当たりません。答えが出ないことに頭を使うより、「こうなればこう行動する」と、客観的に行動できるようなルールを作って実行した方が、株式投資は格段に楽になるはずですし、成果も出しやすくなるはずです。

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知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識

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国内株式のリスクと費用について

■国内株式 国内ETF/ETN 上場新株予約権証券(ライツ)

【株式等のお取引にかかるリスク】

株式等は株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等、ライツは転換後の価格や評価額の変動等により、損失が生じるおそれがあります。※ライツは上場および行使期間に定めがあり、当該期間内に行使しない場合には、投資金額を全額失うことがあります。

レバレッジ型、インバース型ETF及びETNのお取引にあたっての留意点

上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。

  • レバレッジ型、インバース型のETF及びETNの価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。
  • 上記の理由から、レバレッジ型、インバース型のETF及びETNは、中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
  • レバレッジ型、インバース型のETF及びETNは、投資対象物や投資手法により銘柄固有のリスクが存在する場合があります。詳しくは別途銘柄ごとに作成された資料等でご確認いただく、またはコールセンターにてお尋ねください。

※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。

【信用取引にかかるリスク】

信用取引は取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。

【株式等のお取引にかかる費用】

国内株式の委託手数料は「ゼロコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の3コースから選択することができます。

〔ゼロコース(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSOR(スマート・オーダー・ルーティング(※1))注文 のご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)
ゼロコースをご利用される場合には、当社のSORやRクロス(※2)の内容を十分ご理解のうえでその利用に同意いただく必要があります。
※1 SORとは、複数市場から指定条件に従って最良の市場を選択し、注文を執行する形態の注文です。
※2 「Rクロス」は、楽天証券が提供する社内取引システム(ダークプール(※3))です。
※3 ダークプールとは、証券会社が投資家同士の売買注文を付け合わせ、対当する注文があれば金融商品取引所の立会外市場(ToSTNeT)に発注を行い約定させるシステムをいいます。

〔ゼロコース(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。
但し、原則として当社が指定するSORのご利用が必須となります。(当社が指定する取引ツールや注文形態で発注する場合を除きます。)

〔超割コース(現物取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
5万円まで 55円(税込)
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 115円(税込)
50万円まで 275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超 1,070円(税込)

〔超割コース(信用取引)〕
1回のお取引金額で手数料が決まります。
取引金額 取引手数料
10万円まで 99円(税込)
20万円まで 148円(税込)
50万円まで 198円(税込)
50万円超 385円(税込)

超割コース大口優遇の判定条件を達成すると、以下の優遇手数料が適用されます。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。詳しくは当社ウェブページをご参照ください。

〔超割コース 大口優遇(現物取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。

〔超割コース 大口優遇(信用取引)〕
約定金額にかかわらず取引手数料は0円です。

〔いちにち定額コース〕
1日の取引金額合計(現物取引と信用取引合計)で手数料が決まります。
1日の取引金額合計 取引手数料
100万円まで0円
200万円まで 2,200円(税込)
300万円まで 3,300円(税込)
以降、100万円増えるごとに1,100円(税込)追加。
※1日の取引金額合計は、前営業日の夜間取引と当日の日中取引を合算して計算いたします。
※一般信用取引における返済期日が当日の「いちにち信用取引」、および当社が別途指定する銘柄の手数料は0円です。これらのお取引は、いちにち定額コースの取引金額合計に含まれません。

【かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)にかかるリスクおよび費用】 

リスクについて
かぶミニ®の取扱い銘柄については市場環境等により、取扱いを停止する場合があります。
費用について
売買手数料は無料です。

かぶミニ®(単元未満株の店頭取引)は、当社が自己で直接の相手方となり市場外で売買を成立させます。そのため、取引価格は買付時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を上乗せした価格、売却時には基準価格に一定のスプレッド(差額)を差し引いた価格となります(1円未満の端数がある場合、買付時は整数値に切り上げ、売却時は切り捨て)。なお、適用されるスプレッドは当社ウェブサイトにて開示していますが、相場環境の急変等により変動する場合があります。

  • カスタマーサービスセンターのオペレーターの取次ぎによる電話注文は、上記いずれのコースかに関わらず、1回のお取引ごとにオペレーター取次ぎによる手数料(最大で4,950円(税込))を頂戴いたします。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
  • 信用取引には、上記の売買手数料の他にも各種費用がかかります。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
  • 信用取引をおこなうには、委託保証金の差し入れが必要です。最低委託保証金は30万円、委託保証金率は30%、委託保証金最低維持率(追証ライン)が20%です。委託保証金の保証金率が20%未満となった場合、不足額を所定の時限までに当社に差し入れていただき、委託保証金へ振替えていただくか、建玉を決済していただく必要があります。
    レバレッジ型ETF等の一部の銘柄の場合や市場区分、市場の状況等により、30%を上回る委託保証金が必要な場合がありますので、ご注意ください。

【貸株サービス・信用貸株にかかるリスクおよび費用】

(貸株サービスのみ)

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大量保有報告(短期大量譲渡に伴う変更報告書)の提出について
楽天証券、または楽天証券と共同保有者(金融商品取引法第27条の23第5項)の関係にある楽天証券グループ会社等が、貸株対象銘柄について変更報告書(同法第27条の25第2項)を提出する場合において、当社がお客様からお借りした同銘柄の株券等を同変更報告書提出義務発生日の直近60日間に、お客様に返還させていただいているときは、お客様の氏名、取引株数、契約の種類(株券消費貸借契約である旨)等、同銘柄についての楽天証券の譲渡の相手方、および対価に関する事項を同変更報告書に記載させていただく場合がございますので、予めご了承ください。
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株券貸借取引で支払われる貸借料及び貸借期間中に権利確定日が到来した場合の配当金相当額は、お客様が個人の場合、一般に雑所得又は事業所得として、総合課税の対象となります。なお、配当金相当額は、配当所得そのものではないため、配当控除は受けられません。また、お客様が法人の場合、一般に法人税に係る所得の計算上、益金の額に算入されます。税制は、お客様によりお取り扱いが異なる場合がありますので、詳しくは、税務署又は税理士等の専門家にご確認ください。

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