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【ポイント】
では、老後資金の運用に向く投信はどのような観点で選べばよいのでしょうか?
まず、自分がどのような投資のスタイルを取るべきかを考えてみましょう。資産運用は、大きく「リスクを取って積極的に収益を狙う」スタイルと、「リスクを抑え、資金を守りながら安定的に増やすことを目指す」スタイルに方向性が分かれます。50代で老後資金を運用する場合、投資したお金が大きく減ってしまうと取り返しがつきませんから、リスクは抑えて安定的な運用を目指すべきでしょう。
そこで注目したいのは、価格下落のリスクを抑えることを重視した投信です。
一般に、リスクを抑えるためには投資対象を分散することが重要とされます。投資対象が違えば値動きもそれぞれ異なりますから、特定の資産に集中投資するのと比べ、安定した運用ができるわけです。しかし過去には、リーマンショックのように様々な資産の価格が一斉に下落した局面もありました。従来、株や債券など複数の資産に投資する投信は、それぞれの資産に投資する割合を一定にしたものが一般的でしたが、こうしたシンプルな分散投資では金融危機のような局面で資産を守り切れない可能性もあると言えるでしょう。
このような過去の市場の動きをふまえ、最近注目を集めているのが、市場環境に応じて機動的に資産配分を変更する投信です。「リスクコントロール型」「マルチ・アセット型」などと呼ばれるこれらの投信は、運用のプロが投資戦略を駆使して資産配分を適宜見直すことにより、価格下落のリスクを抑え、安定的に収益を上げることを目指しています。
なお、値動きの大きな投信を買う場合は「いつ買えばよいか」と投資のタイミングに悩むことが多いものですが、「リスクコントロール型」や「マルチ・アセット型」などの投信は値動きが安定しているので、投資のタイミングをあまり問わないのも特徴の1つと言えるでしょう。まとまった老後資金を運用する際は、こうした投信を有力候補として検討してみてはいかがでしょうか。
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