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第9章 先物取引のトレード戦略 トレード・プラン

  • 海外先物取引

本章のまとめ

  1. トレード・プランの基本になるのはその日のボラティリティーに関する予想

  2. 大きな材料が出そうな日はトレンド・フォロー戦略を採用

  3. トレンド・フォローは勝つときは大きいが勝率は悪い

  4. 材料難の日はリバージョン・トレード戦略を採用

  5. リバージョン・トレードは小さくしか勝てない

  6. リバージョン・トレードではスプレッドが大きいと命取りになる

トレード・プラン

今回はトレード・プランの立て方について論じます。

トレード・プランとは文字通り「今日、どのようにトレードしようか?」という計画を指します。

トレード・プランの基本になるのはその日のマーケットのボラティリティーに関する予想を立てるということです。

  • ヒント

    トレード・プランの基本になるのは、その日のマーケットのボラティリティーに関する予想を立てるということです。

これは文章にすると難解に聞こえますが、早い話、「今日は相場が荒れる材料があるかな?」という点について考えてみるということにすぎません。

なぜボラティリティーが大事なのか?

それではなぜボラティリティーが大事なのかですが、その日のマーケットが強いトレンド(一定の傾向)を示すか、それとも方向感のない迷走した状態になるかでデイトレのスタンスは完全に逆になってしまうからです。

  • ヒント

    その日のマーケットがトレンドを示すか、示さないかでデイトレのスタンスは完全に逆になってしまう。

トレンド・フォローの戦略

もし「今日は雇用統計の発表日だ」とか、あらかじめ大きな材料が出そうなことがわかっている日は、一応トレンド・フォローの戦略をとるつもりで心の準備を進めてください。

  • ヒント

    雇用統計の日など、大きなトレンドが出そうな日はトレンド・フォロー戦略をとる心の準備をする。

トレンド・フォローの戦略とは、利益を伸びるがままに任せる(Letting your profit run.)戦法です。

この戦法はトレードにエントリーするコスト(=第8章で論じた、ビッド・アスクのスプレッド)に対して期待しうる利益の金額が大きいアプローチです。

  • ヒント

    トレンド・フォロー戦略はエントリーするコストに対して期待しうる利益の金額が大きい。

その反面、この戦法の勝率は通常、低いです。大体、30~55%程度の勝率しかありません。この場合の「勝率」とはマーケットの方向性を上手く当てられる確率という意味です。

  • ヒント

    トレンド・フォロー戦略の難点は勝率が低い点である。

もっと別の言い方をすれば自分が「上がるだろうな」と思った相場は他人ももう同じことを考えた後であり、それは相場に織り込まれてしまっていて、逆を突かれるということです。

トレンド・フォロー戦略はこのように勝率が低い上に、そもそも「雇用統計の発表」などの大きな材料は毎日そうそう巡ってくるものではありませんから、トレードの機会自体が少ないという問題もあります。

  • ヒント

    トレンド・フォローはその機会がなかなか回ってこない。

このため、トレンド・フォロー戦略で攻めると決めた日に、もし自分の思惑通り利が乗り始めたら、その夜は粘りに粘って「もう今夜は寝ない!」というくらい勝ちのポジションを引っ張ってください。

リバージョン・トレード(スキャルピング)の戦略

もし「今日は材料難の日になりそうだな」と思ったら、リバージョン・トレードをするつもりで心の準備をしてください。

リバージョン・トレードとはreversion to the meanという統計学の概念から来ていて、極端な振れを示した価格はいずれ振り子が元に戻るようにいちばん収まりの良い中心値に戻ってゆくという傾向を利用したトレード手法を指します。

  • ヒント

    リバージョン・トレードとは極端な動きを示した価格がいずれいちばん収まりの良い中心値に戻ろうとする傾向を利用するトレード手法を指す。

このトレード手法はそういう自然な「揺れ戻し」を取りに行く戦法なので、せいぜい数ティック(=価格がチカチカ変わること)くらいしか取れません。その意味では本当にチマチマしたトレードだと思って下さい。

  • ヒント

    リバージョン・トレードはほんとうに小さい利益だけしか取れない。

しかし「このトレードは元来薄利なのだ」という認識を正しく持つことができれば、案外利用価値が高い戦法なのです。

その第一の理由は勝率が高いという点です。

大体、45~65%程度の確率で勝てます。

次のメリットとしてはトレード・エントリーするチャンスが比較的多く巡ってくるという点です。別に大材料が出ない日でもリバージョン・トレードの機会は多くあります。

  • ヒント

    リバージョン・トレードは勝率が高いし、トレードのチャンスは多い。

なおリバージョン・トレードは海外先物だからこそ有効なトレード手法です。その理由はそもそもこの戦法は数ティックを抜くような小回り重視のアプローチなのでスプレッドが決定的に勝率(オッズ)を左右してしまうからです。

リバージョン・トレードに適した投資対象はたとえばE-mini S&P500です。でも日経225先物(ドル)や穀物先物などでは有利にトレードを進めるだけのタイトなスプレッドが確保できないと思います。

  • ヒント

    リバージョン・トレードを試そうという人は自分がトレードしようとする投資対象のスプレッドにとりわけ注意すること。スプレッドが大きい銘柄では勝ち目はない。

海外先物取引

海外先物取引にかかるリスク
海外先物取引の価格は対象となっている株価指数や商品等の価格の変動、または金利、通貨、経済指標、政治情勢の変化等、さまざまな要因により上下するため、これにより損失が生じるおそれがあります。とくに海外商品先物取引は、それぞれの商品(コモディティ)に特有なファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)の影響を受ける等のリスクがあります。また、海外先物取引は差し入れた委託証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託証拠金を上回るおそれがあります。委託証拠金率が一定率を下回った場合、ロスカットルール(※)により全ポジションが強制決済されます。市場環境が急激に変動する場合には、ロスカット価格がロスカットルール適用時の価格から大きく乖離して約定することがあり、その結果、損失額が委託証拠金の額を上回る可能性があります。
委託証拠金等について
海外先物取引をおこなうには委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金は各外国金融商品取引所または各外国商品取引所が発表するイニシャル証拠金(発注時証拠金)、メンテナンス証拠金(維持証拠金)およびSPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)をもとに当社が定めます。
※海外先物取引について、必要な証拠金に対する取引金額の比率は、銘柄によって異なるため記載することができません。以下のウェブページをご覧ください。
海外先物取引にかかる費用
円建てのEquity Index(株価指数)の取引手数料は400円(税込432円)/1枚、ミニ先物(SGX)は200円(税込216円)/1枚、ミニ先物(CME)は300円(税込324円)/1枚がかかります。米ドル建てのEquity Index(株価指数)の取引手数料は4.5米ドル(税込4.86米ドル)/1枚がかかります。Energy(エネルギー)、Metals(金属)、Agriculture(農産物)の取引手数料は6.0米ドル(税込6.48ドル)/1枚、ミニ先物は4.5米ドル(税込4.86米ドル)/1枚、マイクロ先物は2.5米ドル(税込2.7米ドル)/1枚がかかります。(米セント未満切捨)

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