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第1章 海外先物の魅力

  • 海外先物取引

本章のまとめ

  1. 先物取引は真剣にトレードを追求する個人投資家が最終的に辿り着く金融商品

  2. 取引の場所が海外なので海外先物とよばれている

  3. CMEは新しいことにどんどんチャレンジする取引所

  4. 先物取引はレバレッジが効かせられるので効率が良い

  5. 先物取引は流動性が一目でわかる

  6. 取引所が介在している安心感

ご注意

先物取引は大きなリスクをともないます。投資資金の一部または全部を失うことも珍しくありません。さらに、投資資金以上の損失を被ることもあります。取引に際しては先物取引のリスクや商品性をよくご理解のうえ、トレードしてください。またリスクや商品性に関しては第2章、第3章で論じますのでトレードする前にかならず併せてお読みください。

本格派トレーダーを目指す個人投資家が最後に辿り着く金融商品

先物取引は真剣にトレードを追求しようとする個人投資家が最終的に辿り着く金融商品です。その理由は多岐に渡るのですが、20回シリーズのこの入門講座で紹介していければと考えています。

海外先物とは?

海外先物とはシカゴなど海外の取引所で取引されている先物取引を指します。

皆さんの中には大証イブニング・セッションで日経225先物をトレードした経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。

大証イブニング・セッションは日本時間の夕方の4時半から夜11時半までです。これだとニューヨークがオープンしてから大証イブニング・セッションが終わってしまうまでの時間が短いのでちょっと苦しいですね。

一般にニューヨーク市場が開いてから最初の1時間はエモーショナル(emotional=感情的)なマーケットであると言われます。その日のトレンドが現れるかのように見せかけておいて、実は逆に振れたりすることも多いのです。その意味ではこの時間にイブニング・セッションが終わってしまうというのはとても悪いタイミングだと言えます。

これに対してGlobexと呼ばれる海外先物の電子取引市場はほぼ24時間取引ですので時間を気にすることなくトレードに専心できます。

  • CMEの株価指数先物(Equity Index)の場合、日本時間の朝8時から翌朝の6時15分まで。但し夏時間中はそれぞれ1時間早くなります。

従って腰を落ち着けてトレードするには海外先物の方が良いでしょう。

  • ヒント

    海外先物の方が時間を気にせずに取り組めます。

CME(シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ)には先ほどの日経225先物(Nikkei 225 Futures)や米国の代表的株価指数であるS&P500先物(E-mini S&P500 Index Futures)など、さまざまな先物が上場されています。

つまり海外先物とはどの国の商品(日経225など)か? による区分ではなく、何処で取引されているのかという場所をもって「海外」先物と呼んでいるわけです。

  • ヒント

    取引の場所が海外なので海外先物とよばれています。

CMEとは?

CMEは1874年代に創業されたシカゴの商品取引所です。しかし他の商品取引所を次々に買収し、現在は傘下にNYMEX、COMEX、CBOTなど有名な取引所を沢山抱えており、一大先物取引所集団を形成しています。このグループの取扱高は年々どんどん増えており、急成長中です。

CMEのメインの取引所はシカゴのCME立会場です。そこではオープン・アウトクライと呼ばれる取引仕法で商いが付き合わされています。皆さんもCMEでのエキサイティングな立会の様子をテレビなどでご覧になったことがあるかと思います。

立会時間は取り扱われる商品によって異なりますが、シカゴ時間の早朝から早い午後までが一般的です(これについては後の章でくわしく解説します)。

そのような立会場取引に加えてCME Globex(グローベックス)と呼ばれる電子取引市場も併設されています。銘柄によって1.立会場でのみ取引されている銘柄、2.電子取引市場のみで取引されている銘柄、3.立会場と電子取引市場の両方で同時に取引されている(=これをサイド・バイ・サイドと言います)銘柄があります。

立会場取引の総売買代金と電子取引の総売買代金を比べると電子取引の方がかなり多いです。そのため個々の銘柄がシカゴの立会場でいつ取引されているか? ということはあまり気にかける必要はないでしょう(テクニカル・チャートを研究する場合、電子取引の値段をもとに作成されたチャートと立会場取引の値段をもとに作成されたチャートでは日足のカタチがしばしば異なります)。

楽天証券の海外先物の場合、CMEグループの銘柄の執行市場はCME Globexです。
SGXの銘柄も電子取引となります。

  • ヒント

    普段我々が海外先物をトレードする際の執行市場は、CMEグループの銘柄の場合、CME Globexという電子市場です。

なぜ先物市場は活況が続いているのか?

日本では個人投資家の株式離れが懸念されていますが、リーマン・ショック以降はアメリカでも投資家の株式離れが指摘されています。

株式取引の電子化の影響もあり、最近のニューヨーク証券取引所は少し「過疎化」しているような寂しい印象すらあります。

このようなニューヨークの不振を尻目にCMEは一層活況を呈しているような状況です。

なぜ先物取引の活況が続いているのでしょうか?

これは同グループが常に最新鋭の金融技術やハイテク技術を積極的に取り入れ、進化しているということが先ず指摘できます。

またETFなどの新しい商品を積極的に支持し新しいビジネス・チャンスにオープンな態度をとっています。

そういう企業努力に加えて先物市場そのものが持っている優位性(下で詳述します)も先物市場の活況の重要な原因です。

  • ヒント

    CMEは新しいことにどんどんチャレンジする進取の精神に満ちた取引所です。

先物取引のメリット

先ず先物取引ではレバレッジが効かせられるので比較的少額でも効率よくトレードできます。

次に取引コスト面ですが先物の売買手数料は実際に建てられるポジションの大きさから考えるとかなり安いことが指摘できます。

それからこれは海外先物でもとりわけS&P500先物(E-mini S&P500 Index Futures)などの人気商品に当てはまることですが、個人トレーダーにとって有利なスプレッドになっていることが指摘できます(但し全ての銘柄のスプレッドが狭いわけではありません。銘柄によってはスプレッドが開いているものもあるし、トレードの場面によって普段狭いはずのスプレッドが拡大してしまうこともあります。それらについては後の章でくわしく論じます。

  • ヒント

    先物取引はレバレッジが効かせられるので効率よくトレードできるし取引コスト面でも有利です。

さらに信用取引の際の金利コストや借株コストがない点もメリットです。

それから先物取引は一日に何回でも売買できます。

先物取引は売りからも入れるのでマーケットの環境が悪いときでもトレード機会は幾らでもある点も重要です。

  • ヒント

    先物取引は売りからでも入れるのでマーケットの環境が悪いときでもトレード機会は幾らでもあります。

また先物取引はリスク・ヘッジの道具として利用することもできます。

特にE-miniは素晴らしい金融商品だと思います。その理由はこの商品の設計からしてマーケット・メーカーが存在しないので機関投資家も個人も全く同じ土俵、同じ条件で勝負できるからです。

海外先物取引では出来高に加えてビッド(Bid)、アスク(Ask)の板が表示されているため、どの値段にどれだけの注文が実際に来ているのかが一目でわかります。

  • ヒント

    先物取引はビッド、アスクの板が表示されているためどの値段にどれだけの注文が実際に来ているのかが一目でわかります。

また先物取引は「取引所取引」であり、電子的な取引(つまりGlobex)であっても世界中の注文が一か所に集められて執行されます。取引所会員(exchange member)は先ずお客さんの注文をこの公開市場に晒し、一般投資家に売買のチャンスを与えないといけない仕組みになっています。

このため先物取引では常に最も値段の良いビッドやアスクは取引所ないしはGlobexの気配に反映されることになります。

  • ヒント

    取引所取引なので常にベストのプライスが表示されます。

取引所がカウンター・パーティーのリスクを保証

海外先物取引は取引所(CME)が売買の当事者(=投資家)の不履行(デフォルト)リスクを保証しています(なおこれは取引所が皆さんの損を穴埋めするという意味ではありません)。

先物の取引所が創設された当初、取引の当事者の多くは農家やその他の業者でした。その場合、穀物の作柄やその他の経済的な事情で売買の約束が履行できなくなる市場参加者がいました。トレードの相手同士が信用できないと相場が成り立ちません。そこで取引所はさまざまな措置を講じて市場参加者が不履行(デフォルト)するリスクを軽減するとともに究極的に取引所の責任でデフォルト・リスクを保証するということを実施したのです。これについては後の章で詳述します。

いずれにせよこのように取引所がちゃんとトレードを管理・監督しているということが安心感をもたらしていると言えるでしょう。

海外先物取引

海外先物取引にかかるリスク
海外先物取引の価格は対象となっている株価指数や商品等の価格の変動、または金利、通貨、経済指標、政治情勢の変化等、さまざまな要因により上下するため、これにより損失が生じるおそれがあります。とくに海外商品先物取引は、それぞれの商品(コモディティ)に特有なファンダメンタルズ(経済の基礎的要因)の影響を受ける等のリスクがあります。また、海外先物取引は差し入れた委託証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託証拠金を上回るおそれがあります。委託証拠金率が一定率を下回った場合、ロスカットルール(※)により全ポジションが強制決済されます。市場環境が急激に変動する場合には、ロスカット価格がロスカットルール適用時の価格から大きく乖離して約定することがあり、その結果、損失額が委託証拠金の額を上回る可能性があります。
委託証拠金等について
海外先物取引をおこなうには委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金は各外国金融商品取引所または各外国商品取引所が発表するイニシャル証拠金(発注時証拠金)、メンテナンス証拠金(維持証拠金)およびSPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)をもとに当社が定めます。
※海外先物取引について、必要な証拠金に対する取引金額の比率は、銘柄によって異なるため記載することができません。以下のウェブページをご覧ください。
海外先物取引にかかる費用
円建てのEquity Index(株価指数)の取引手数料は400円(税込432円)/1枚、ミニ先物(SGX)は200円(税込216円)/1枚、ミニ先物(CME)は300円(税込324円)/1枚がかかります。米ドル建てのEquity Index(株価指数)の取引手数料は4.5米ドル(税込4.86米ドル)/1枚がかかります。Energy(エネルギー)、Metals(金属)、Agriculture(農産物)の取引手数料は6.0米ドル(税込6.48ドル)/1枚、ミニ先物は4.5米ドル(税込4.86米ドル)/1枚、マイクロ先物は2.5米ドル(税込2.7米ドル)/1枚がかかります。(米セント未満切捨)

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