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売買ポイントを探る! 日経225先物・日経225ミニ取引のための テクニカル分析

第2回 「移動平均乖離線」編

「移動平均乖離線」は、「移動平均線」の動き方の習性を利用してトレンドの反転を見極めるオシレーター系の指標になります。オシレーター系の指標であるため、逆張り(相場が悪い時に買う、あるいは、相場が良い時に売ること)的な売買基準として用いられます。

移動平均乖離線とは?

「移動平均乖離線」とは、現在の価格が第1回で解説した「移動平均線」からどれだけ離れているか(乖離しているか)を%表示した線(ライン)です。終値を指定期間の移動平均値で割ることで求められる「移動平均乖離率」をグラフ化したものになります。 現在の価格が移動平均線から大きく離れると、そのあと再び移動平均線に接近する動きをとりやすいという一般的な性質を利用し、現在の価格が移動平均線と比較してどれだけ離れているかを見て、売買判断の目安とする分析手法です。

移動平均乖離線の設定方法

マーケットスピードの「環境設定」の「プロパティ1」で、移動平均の日数や週数、月数をご自由に設定することができます。大局的なトレンドを確認するには、ご自身の投資判断に利用するのにベストな組み合わせを用いることが必要です。

  1. 環境設定画面の起動

    (1)環境設定画面の起動
    [メイン画面]

    (1)環境設定画面の起動
    [ツールバー]

    「メイン画面」の上、または、「ツールバー」の右上の『環境設定』をクリックしてください。『MarketSpeed - 環境設定』画面が表示されます。

  2. 移動平均線の設定方法

    (2)移動平均線の設定方法

    『MarketSpeed - 環境設定』画面にて、「プロパティ1」のタブを選択してください。
    「移動平均」のチェックボックスにてチェックされた移動平均を表示いたします。
    分足移動平均、計算日数等の指定は日足1~200日、週足1~100週、月足1~100月(ヵ月)、分足1~150本の範囲で設定してください。

  3. 移動平均乖離線の設定方法

    (3)移動平均乖離線の設定方法

    『MarketSpeed - 環境設定』画面にて、「テクニカル」のタブを選択してください。
    「移動平均乖離線 - 1本目」の上で左クリックをして選択し、左上の「設定」ボタンをクリックしてください。『MarketSpeed -テクニカル詳細』が表示されます。計算期間の指定は日足1~200日、週足1~100週、月足1~100月(ヵ月)の範囲で設定してください。「移動平均乖離線 - 2本目」の変更も同様です。

移動平均乖離線の見方と売買タイミングの計り方

移動平均乖離線の見方

前日の終値と移動平均線が同じ値であれば、乖離率は100%となります。そして、価格が急上昇した場合には、価格が移動平均線から大きく上に離れますので、乖離率は100%を大きく上回り、反対に価格が急落すると、乖離率は100%を大きく下回ります。
今回は、25日移動平均乖離線を例にとって見ていくことといたします。

売買タイミングの取り方

25日移動平均線は、過去25日間の終値の「平均値」を計算して、その値をつないだライン(線)なので、通常はその線からあまり離れない位置に価格があります。通常は95%~105%の間に位置していることが多いです。
よって、一般的には25日移動平均乖離線が105%以上になると、相場が目先調整局面を迎えると考えられ、110%以上になると天井になるといわれています。
逆に95%以下になると、相場が目先反発に転じると考えられ、90%以下になると天底であるといわれています。

25日移動平均乖離線のチャートの例

下記チャートをご覧いただくと、90%以下になった赤丸の部分が売られすぎと見て買いシグナルと判断できます。逆に110%以上となるポイントは計測期間中には一度もありませんでしたが、約108%まで上昇した青丸の部分は過熱感があると見て売りシグナルと判断できます。
ただし、注意が必要なのは昨年10月の大暴落時のオレンジの点線で囲んだ部分です。価格は上がりすぎれば下がり、下がりすぎれば上がるという考えに基づいて用いる移動平均乖離線ですが、過去の値動き以上に価格が移動平均線から大きく離れることがあります。このような状況下においては、過去の乖離率で判断することが非常に危険であるといえます。過去の経験則から判断がつかないような相場状況になっている場合は特に注意が必要となりますので、そのような場合は様子を見るという判断も必要になってきます。
また、そのような状況下であるかどうかの判断も非常に難しいため、逆指値注文を常に入れておき、ロスカットを厳格にしておくということも投資をおこなううえでは、非常に重要です。

25日移動平均乖離線のチャートの例

一般的には25日移動平均乖離線が105%以上になると、相場が目先調整局面を迎えると考えられ、110%以上になると天井になるといわれています。逆に95%以下になると、相場が目先反発に転じると考えられ、90%以下になると天底であるといわれています。

最後に、テクニカル分析をおこなううえではひとつの指標だけを見て判断をすることはできる限り避けてください。他の指標とうまく併用することで、自分なりの売買タイミングを見つけていくことが必要です。
また、ロスカット等の自分なりの投資のルールを作り、それを守っていくことも、投資をおこなっていく上では非常に重要であるということも忘れないでください。

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