海外主要株式市場でIPO銘柄(新規公開株式)が投資家の注目を集めています。
過去6ヶ月間で米国、および香港市場で新規公開により資金調達を行った主要な企業をまとめてみました。
順位 | ティッカー | 銘柄名 | 業種 | 調達額 | 概要 |
---|---|---|---|---|---|
香港 | 2607 | シャンハイ・ファーマスーティカルズ | 医薬品 | 1,964 | 制約卸売事業で国内2位 |
米国 | NLSN | ニールセン | サービス | 1,643 | テレビ視聴者のレーティング調査 |
香港 | 3618 | 重慶農村商業銀行股フン有限公司 | 金融 | 1,476 | 中国最大の人口を有する重慶市を拠点とす商業銀行 |
米国 | YNDX | ヤンデックス | インターネット関連 | 1,304 | ロシア最大の検索サイトサービスを提供 |
米国 | RENN | レンレン | SNSサービス | 743 | 中国のSNSサイト運営大手 |
米国 | LNKD | リンクトイン | インターネット関連 | 353 | 社会人向けソーシャルネットワークサービス提供 |
米国 | DANG | E-コマース チャイナ ダンダン | インターネット関連 | 272 | 中国e-コマース運営大手 |
香港 | 805 | グレンコア | 商社 | 267 | 世界最大級の商品取引商社 |
米国 | YOKU | ヨウク | インターネット関連 | 203 | インターネットビデオサービスのプロバイダー |
米国 | QIHU | Qihoo 360 テクノロジー | ソフトウェア | 176 | セキュリティ関連ソフトウェアの製作 |
香港 | 1150 | ミランステーション | 小売 | 35 | 中古の高級ブランドバッグ販売 |
調達額は100万米ドル単位
欧米や日本などの先進国で金融緩和による金余りの状態が続くなか、これまで資金の受け皿となっていたコモディティの価格上昇が一服しつつあります。
こうした状況において海外の主要株式市場では、世界的な有力企業や有望企業の新規公開が相次いでおり、投資資金がIPO銘柄に向かいやすくなっているようです。このためリーマンショック以降上場の準備を進めてきた有力企業としても、よりよい条件で株式を公開できる現在の環境を好機ととらえて上場に踏み切るケースもあるとみられます。
気になるのは新規公開株に対する関心がどこまで続くかということですが、今後も有力企業の新規上場が相次ぐ見込みです。
これにより今後しばらくはIPOが海外株式市場の主要なテーマとして注目される状態が続きそうです。
香港では6月上旬に世界的なカジノ運営大手MGMグループのマカオ部門となるMGMマカオ、高級ブランド最高峰のプラダ、さらにスーツケースのトップブランドであるサムソナイトなど、日本人にとっても馴染みの深い銘柄の上場が予定されています。また中国政府のグリーンエネルギー政策推進から業績拡大が期待される代替エネルギー関連企業の上場にも注目が集まりそうです。
一方、米国では、来年以降にフェイスブックやツイッターなどSNS(ソーシャルネットワークサービス)の大手企業の上場が取り沙汰されており、関連セクターを中心に、IPO銘柄に対する投資家の関心は高止まりが続くものと見込まれます。
楽天証券では主要有望企業を中心にIPO銘柄の取扱い随時行う予定です。期待感高まるIPO銘柄のお取引をぜひご検討ください!
市場 | 銘柄名 | 業種 | 上場予定日 |
---|---|---|---|
香港 | MGM マカオ | カジノ経営世界大手のMGMグループ傘下 | 2011年6月 |
香港 | プラダ | 高級ブランド製品製造最高峰の一角 | 2011年6月 |
香港 | サムソナイト | スーツケースなど各種かばんの製造 | 2011年6月 |
香港 | 順風光電 | 太陽発電用シリコンウェハー製造 | 2011年6月 |
香港 | 華能新能源 | 風力発電事業を展開 | 2011年6月 |
香港 | 北京京能清潔能源 | 天然ガス発電事業を主力事業とする | 2011年7月 |
外国株式等は、株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、為替相場の変動等により損失(為替差損)が生じるおそれがあります。上場投資信託(ETF)は連動対象となっている指数や指標等の変動等、上場投資証券(ETN)は連動対象となっている指数や指標等の変動等や発行体となる金融機関の信用力悪化等、上場不動産投資信託証券(REIT)は運用不動産の価格や収益力の変動等により、損失が生じるおそれがあります。
上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETF及びETN(※)のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
※「上場有価証券等」には、特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の上昇率・下落率に連動し1日に一度価額が算出される上場投資信託(以下「ETF」といいます。)及び指数連動証券(以下、「ETN」といいます。)が含まれ、ETF及びETNの中には、原指数の日々の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じて算出された数値を対象指数とするものがあります。このうち、倍率が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます。
米国株式信用取引の対象となっている株式等の株価(価格)の変動等により損失が生じるおそれがあります。米国株式信用取引は差し入れた委託保証金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失額は差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。また、米国株式信用取引は外貨建てで行う取引であることから、米国株式信用取引による損益は外貨で発生します。そのため、お客様の指示により外貨を円貨に交換する際の為替相場の状況によって為替差損が生じるおそれがあります。
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