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先物・オプション取引「ナイト・セッション(夜間立会)」の魅力とメリット!

先物・オプション取引「ナイト・セッション(夜間立会)」の魅力とメリット!

なぜ今ナイトセッションが注目されているか?

大阪証券取引所の先物・オプションのナイトセッション(夜間取引)は出来高が順調に伸びています。
楽天証券内だと、日経225ミニにおいて、ナイトセッションの出来高が全体の5割を超える月もありました(下記のチャート参照)。

日経225ミニ夜間取引出来高の比率

楽天証券内の取引を集計

「ナイト・セッション」の魅力として

  • ロンドンやフランクフルトなどヨーロッパ市場の為替や株式の動向を踏まえながら取引できる。
  • 米国サマータイム【夏時間】適用時には、日本時間で22時30分から翌日3時までの4時間半、米国市場の動向等を踏まえながら取引できる。
  • 保有している建玉の「リスクヘッジ」(損失を回避)をすることも可能になる。

等があります。

先物・オプションが取引できる時間は?

営業日における大阪証券取引所の通常の取引時間は、以下の通りです。

区分 取引時間
日中立会 ナイト・セッション(夜間立会)
プレ・オープニング 8:00~9:00 16:15~16:30
マッチング(プレ・オープニング) 9:00 16:30
ザラバ 9:00~15:10 16:30~2:55
プレ・クロージング 15:10~15:15 2:55~3:00
マッチング(プレ・クロージング) 15:15 3:00

対象になる商品は日経225先物・日経225ミニ・日経225オプションの3つです。

ナイト・セッション(夜間立会)と主な海外市場などのタイムスケジュール

「ナイト・セッション」は翌日3時まで取引が可能なため、ロンドン市場のクロージングもナイト・セッション中に迎えることができ、またニューヨーク取引時間も、4時間半カバーできます。

このように、欧米の主要経済指標発表、米国企業の決算発表、米国の連邦公開市場委員会(FOMC)での米国連邦準備理事会(FRB Federal Reserve Board)の発言など、欧米の多くの経済イベントをカバーすることができ、取引機会をリアルタイムにキャッチすることができます。

【タイムスケジュール(米国夏時間の場合)】

オンラインセミナー(無料動画配信中!)

2011年7月28日開催
日経225先物・オプション取引ナイト・セッション-取引時間延長のメリットとは

難易度★★☆☆☆初~中級者向け
講師:大阪証券取引所 東京マーケティンググループリーダー 松尾 郁也 氏

主な内容
  • 取引時間変更の案内
  • 海外証券取引所との取引時間の重複
  • 取引時間延長のメリット
  • 為替レートと先物価格の相関性
  • リスクをシミュレーション

ナイト・セッションの活用法について【執筆者:福永博之氏】

これまで先物取引を行ったことがないという投資家の皆さんや、先物取引を行ったことはあるもののどのように使って良いかわからないという投資家の皆さんに、ナイト・セッションの活用法をご紹介したいと思います。

ここでご紹介する活用法の一つ目は、「リスクヘッジ」です。リスクヘッジとは「損失を回避する」ことを意味しますが、みなさんの中に、日本時間の夜の間に海外マーケットが下落してしまい東京マーケットでも保有株が値下がりしてしまったとか、取引終了後の夜間に保有株の悪いニュースが発表され、株価が下落してしまったという経験をお持ちの方はいないでしょうか。

そうした時、投資家はどのように対応すればよいのでしょうか。翌日、株価が下落してしまうのをただ見ているしかないのでしょうか。また、いわゆる「塩漬け株」を作ることになってしまうのでしょうか。

いいえ。そんな心配はいりません。先物のナイト・セッションを活用すれば、損失を回避したり、限定したりすることができるのです。

たとえば、海外マーケットが下落したことを受け、翌日の東京市場も下落してしまう様なケースでは、このナイト・セッションを活用して夜のうちに日経225先物(またはミニ)を売り建て(うりだて)しておき、反発し始めたところで買い返済する取引が挙げられます。
この売り建ては、先物価格が下落すると利益が出る取引で、たとえば、日経平均先物が10,000円から9,700円まで値下がりした時に、9,900円で売り建てして9,750円で買い戻して返済したとすると…。

となり、下落した時に15万円(または1.5万円)の利益を上げることができる取引なのです。

仮に明日下落すると分かっていても、保有する株が複数銘柄あり全ての銘柄を売れない場合や、株主優待の権利を取るために売るに売れない場合、また、下落は一時的と思われるものの仮に下落が続いた場合の損失拡大が嫌だと考えている場合など、日中の売買が終了した後でもナイト・セッションを活用することで、有効な損失回避の手段となるのです。

仮に、翌日下落しそうな時にソニーや東芝などの銘柄を200株、1000株とそれぞれ保有していたとしましょう。またこの2銘柄がそれぞれ150円と15円値下がりした時を想定して見ましょう。

となり、合計4.5万円の損失となりますが、先ほど解説したように全体相場が下落しそうだと感じた直後にナイト・セッションで売り建てしておけば、翌日保有株が値下がりして損失となってしまう金額の一部を、先物の下落した分の利益で穴埋めしてくれることになるのです。

でも、なぜこのようなリスクヘッジが可能なのでしょうか。それは、先物価格と個別銘柄の価格に連動性があるからです。日経平均株価は225銘柄から作られている指数ですので、採用されている個別銘柄と連動する傾向にあります。

したがって、ソニーや東芝のように日経平均採用銘柄を保有している人にとっては、全体相場が下落しそうな時にリスクヘッジとして先物の売り建てが有効に働いてくれることになるのです。

ただ、一方で注意しなければならないこともあります。それは、日経平均採用銘柄以外の保有株をリスクヘッジしようとした時に有効に機能しないことがある点です。

また、先物を売り建てる場合、何枚売り建てる必要があるかを考えなければならない点です。ただこれも簡単に計算できます。保有株の時価総額と同等の先物の枚数を売り建てればよいのです。

たとえば、前例のソニーと東芝の場合、ソニーが3,000円で200株、東芝400円で1,000株の場合、

となりますから、

で、この場合はミニを1枚売り建てればよいことになります。

また一方で上記のように割りきれない時は、必ず先物の時価総額の方が保有株の時価総額よりも少なくなるように調整します。なぜなら、株価が反発した時に先物の損失の拡大によって保有株の値上がり益が相殺され、さらに損失の方が大きくなってしまうからです。

以上のようなことに注意してリスクヘッジを行えば、株式市場が下落した時でも安心して中長期の投資ができるようになりますから、面倒くさがらずにナイト・セッションでの先物価格の動きをチェックすると同時に、その活用についても考えて見てください。

続いて二つ目の活用法は、夜間のニュースを活用したデイトレードです。夜の取引となりますと、為替の取引が話題になることが多いですが、先物のナイト・セッションも海外の動向を受けてよく動きます。

たとえば、欧米市場の経済指標の発表をうけて、それぞれの市場の株価が上昇すると、翌日の東京マーケットも株価が値上がりするのではないかとの思惑から、ナイト・セッションでの先物価格が上昇する傾向にあるようです。

こうした、日本時間の夜に発表される海外の経済指標の発表時間をターゲットに売買するのも、デイトレードを行うには分かりやすくて良い環境と言えるかも知れません。

ともすれば、先物取引やナイト・セッションは、一般の投資家には関係ないと思われがちですが、実は昼間仕事で忙しい投資家に、長期投資の際のリスクヘッジの機会を与えてくれると同時に、経済指標などのイベントをターゲットにしたイブニングセッションならではのトレード機会を与えてくれるものなのです。

最近では、株式を保有している全ての投資家がチェックしなければならない海外市場の状況などを、ナイト・セッションの先物価格の動向を通して勉強することもできますので、自分には関係ないと思わず、価格の推移だけでもチェックすることをお勧めします。

『ナイト・セッションの活用法について』執筆者 福永 博之 氏

福永 博之 氏(株式会社インベストラスト 代表取締役)

IFTA国際検定テクニカルアナリスト。
日本勧業角丸証券(現・みずほインベスターズ証券)から楽天証券に移り、マーケティング部マネージャー、投資情報室長、経済研究所チーフストラテジストを経て、独立。ラジオNIKKEI、TOKYO MXテレビ『東京マーケットワイド(ストックボイス)』ほか、株式関連番組にレギュラー出演。マネー雑誌の連載のほか、執筆多数。ビジネス・ブレークスルー大学(オープンカレッジ 株式・資産形成講座)講師。


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先物・オプション取引のリスクと費用について

株価指数先物・株価指数オプション取引にかかるリスク
株価指数先物・オプションの価格は、対象とする株価指数の変動等により上下しますので、これにより損失が生じるおそれがあります。また、株価指数先物取引は、少額の証拠金で当該証拠金の額を上回る額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。その損失は証拠金の額だけに限定されません。株価指数オプション取引はオプションを行使できる期間には制限があります。また、株価指数オプションの市場価格は、現実の株価指数の変動等に連動するとは限りません。
価格の変動率は現実の株価指数の変動率に比べて大きくなる傾向があり、場合によっては大きな損失が発生する可能性があります。
株価指数オプション取引における買方特有のリスク
株価指数オプションは期限商品であり、買方が期日までに権利行使または転売をおこなわない場合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになります。
株価指数オプション取引における売方特有のリスク
売方は、市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されていません。また、売方は、株価指数オプション取引が成立したときは、証拠金を差し入れまたは預託しなければなりません。その後、相場の変動により証拠金の額に不足額が発生した場合には、証拠金の追加差入れまたは追加預託が必要となります。所定の時限までに不足額を差し入れない場合等には、建玉の一部または全部を決済・処分させていただく場合もあります。この場合、その決済で生じた実現損失について責任を負う必要があります。
売方は、権利行使の割当てを受けた際には必ずこれに応じる義務があり、権利行使価格と最終清算指数(SQ値)の差額を支払う必要があります。
株価指数先物取引にかかる費用
株価指数先物取引の委託手数料は、278円(税込:300.24円)/1枚がかかります。日経225ミニ取引、東証マザーズ指数先物取引の委託手数料は、38円(税込:41.04円)/1枚がかかります。
株価指数オプション取引にかかる費用
株価指数オプション取引の委託手数料は、売買代金の0.18%(税込0.1944%)がかかります。
※ただし、最低手数料180円(税込194.4円)がかかります。
委託証拠金等について
株価指数先物・オプション取引をおこなうには、委託証拠金の差し入れが必要です。必要委託証拠金はSPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)によって計算され、「(SPAN証拠金額×当社が定める証拠金掛目)-ネット・オプション価値総額+先物両建て証拠金」となります。
  • 先物両建て証拠金=(建玉枚数-ネットデルタの絶対値)×0.5×株価指数先物取引1枚あたりのSPAN証拠金×当社が定める証拠金掛目
  • 先物両建て証拠金は、価格の変動に損益が連動しない建玉(両建玉)を保有している場合であっても、上記算出式に基づく証拠金額が必要です。
  • 日経225ミニ取引は、日経225先物取引の1/10の証拠金でお取引が可能です。

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