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新年明けましておめでとうございます。
2016年の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年前半のマーケットは堅調な動きで推移したものの、8月の中国ショックを契機に大きな下げに見舞われました。しかしながら日経平均は堅調に回復し12月1日には一時20,000台を回復。変動の激しい１年となりました。短期的には厳しい局面もありましたが、日経平均は2012年プラス22.9％、2013年プラス56.7％、2014年プラス7.1％に続き2015年がプラス9.7％。年間ベースで4年連続プラスとなりました。今年は米国中央銀行であるFRBが実施した利上げの影響による金融環境の変化に加え、米国大統領選挙、夏の参議院選挙など大きな政治イベントも予定されています。皆様同様、5年連続プラスを期待したいところです。

ネット証券業界も1999年に始まって16年が経過しましたが、依然として激しい変化の流れの中にいます。
個人の株式投資は９割方がインターネットを通じて行われるようになり、十数年前とは全く様変わりをいたしましたが、激変する国内外の市場環境、NISAなどの制度変更、スマートフォンに見られるテクノロジーの進化など、外部環境の変化は凄まじく、それに伴い常にお客様のニーズも変わり続けていることを実感しています。

今年も私どもはサービス業の原点を忘れず、常にお客様と真摯に向きあって参ります。その中で改善を積み重ねながらサービスを磨き上げ、市場の変化に対応して商品、サービス、そして情報提供を的確に行って参ります。また事業基盤であるシステムはいかなる状況においても揺るぎなき安定稼働を維持できるよう全力を尽くしつつ、当該分野の急速な進化にも俊敏に対応していく所存です。

社員一同、日々の努力を通じ、「イノベーションとサービス品質への徹底的なこだわり」を以って、お客様のご期待にお応えできるよう業務に邁進して参ります。

今年も、楽天証券をご愛顧いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2016年1月1日
楽天証券株式会社
代表取締役社長　楠　雄治

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