2008年11月11日(火)に発生しました弊社システムの障害におきまして、お客様には多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、あらためて深くお詫び申し上げます。
すでにご報告させていただきました再発防止策に加え、追加対策およびこのたびの障害の原因となりましたデータベースソフトウェア不具合の解決策について、以下のとおりご報告させていただきます。
このたびの障害の原因となりました、データベースソフトウェアの不具合につきましては顕在化することを避けるためインデックス再作成などの回避策をとってまいりましたが、修正プログラム(パッチプログラム)を適用することで根本的に解決いたします。
修正プログラムは、すでにデータベースソフトウェア会社より提供を受け、現在、開発環境において検証テストを実施しております。
検証テストの完了後、段階的に本番環境の基幹データベースへ適用を行い、今回のシステム障害の原因となりましたインデックス(索引)情報が不正な状態となる不具合を解消いたします。
なお、データベースのバージョンアップについては、その影響がすべてのシステム範囲におよぶことから、その実施時期についても慎重に検討のうえ、実施計画策定後、あらためてご報告させていただきます。
このたびのシステム障害のように、基幹データベースが起因となり日中サービス開始に重大な影響をおよぼすようなシステム障害に備え、新たにデータベースソフトウェア会社との24時間専用窓口を設置いたしました。万一夜間に障害が発生した場合でも、即時に連絡・対応を可能とし、より迅速に障害復旧が可能な体制を構築しました。
夜間バッチ処理の障害および遅延事象をより早期に発見できるよう、遅延検知チェックポイントを追加設定いたしました。加えて、このたびの障害発生起因となったバッチ処理を含め、特に重要な複数のバッチ処理については、標準的な処理時間を基準としてこれを超えた場合に個別に遅延検知を可能とする仕組みを導入いたしました。
夜間バッチ処理遅延の未然防止策として、これまでもバッチ処理の並列化による処理時間の短縮やデータベース問い合わせプログラムのチューニングによる処理時間の短縮を実施してまいりましたが、これらをさらに推し進め、バッチ処理を分割・並列化することで処理時間の1/3程度を短縮し、従来の2/3程度の時間で処理できるよう対応する予定です。
このたびの障害におきましては、お客様には多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
弊社では、今後も継続した障害対策に全力をあげて取り組んでまいりますが、状況については逐次ご報告させていただきます。
今後とも深いご理解と変わらぬご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
ポートフォリオ機能・お気に入り銘柄機能
楽天証券へ資料請求して、今すぐご利用いただけます。
「ログイン前の登録銘柄と同期する」設定をしていただくことでご利用いただけます。