楽天証券経済研究所 ファンドアナリストの篠田尚子が、これから積立を始めようとお考えのお客様向けに1万円から作れる"オールインワン"積立ポートフォリオをご紹介いたします。
「何から始めてよいかわからない」、「どの銘柄を選べばよいかわからない」といったお客様におすすめのコンテンツです。
「資産運用」と聞くと、十分な手元資金を用意しなくてはいけないと身構えてしまう方も多いですが、投信積立なら毎月1銘柄100円から始めることができます。楽天証券では、1,500本を超える豊富なラインナップの中から、お好みの銘柄を組み合わせてオリジナルの積立ポートフォリオを作ることができます。
ちなみに、楽天証券で投信積立をされている方の平均積立額は2.5万円です。ここでは、「何から始めたら良いのか分からない…」という方のために、1万円でも国際分散投資が可能な「オールインワン」 の楽天証券オリジナル投信積立パッケージをご紹介します。
積立設定 | お気に入り | タイプ | 商品正式名称 | 基本 配分 |
安定 | 積極 |
---|---|---|---|---|---|---|
先進国債券(ヘッジ付) | モルガン・スタンレー・グローバル・ボンド・オープン | 35% | 50% | 20% | ||
国内株式 | ニッセイ日経225インデックスファンド | 20% | 15% | 25% | ||
先進国株式 | テンプルトン・グローバル株式ファンド | 20% | 15% | 25% | ||
新興国株式 | インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 | 15% | 10% | 15% | ||
国内リート | <購入・換金手数料なし>ニッセイ Jリートインデックスファンド | 10% | 10% | 15% |
100% | 100% | 100% |
ポートフォリオ全体の「土台」となるベース資産は先進国債券と国内株式です。先進国債券については、為替変動リスクを抑えるために為替ヘッジ機能の付いたタイプを選んでいます。国内株式については、仕組みがシンプルで値動きも分かりやすい日経平均連動型のインデックスファンドを組み入れました。
さらに中長期的な収益性の向上を図るため、先進国株式のほか、国内リートと新興国株式も組み入れています。先進国株式は、アクティブ運用を行いながらもコスト効率が良く、中長期に渡って安定したリターンをあげているファンドを選びました。
国内リートと新興国株式は基準価額の振れ幅が相対的に大きいので、インデックスファンドで市場平均と同程度のリスク・リターンを目指します。
基本配分を確認したうえで、「もう少しリスクを抑えて安定的に積立したい」場合は 「安定型」、または、「リスクをとってリターンを増やしたい」場合は「積極型」など、お客様のご意向に合わせて投資比率を変更することも可能です。
中長期的に資産を増やしたいけど、値下がりのリスクは抑えたいという方は、先進国債券の比率を上げて、その他4資産の比率を少しずつ落としましょう。さらに保有銘柄数を最低限にとどめたいのであれば、先進国債券60%、先進国株式20%、国内株式20%のシンプルな3資産ポートフォリオにしても良いでしょう。
反対に、より積極的なリターンを追求したいという方は、先進国債券の比率を落とし、その他4資産の比率を上げてみましょう。ただし、ポートフォリオ全体のリスクを考慮し、リートや新興国株式の合計割合が大きくなりすぎないように注意しましょう。
篠田 尚子 (しのだ しょうこ)
楽天証券経済研究所 ファンドアナリスト
慶應義塾大学卒。国内銀行にて投資信託、個人年金保険、仕組み預金等の個人向け資産運用相談業務を経験した後、2006年ロイター・ジャパン(現トムソン・ロイター・マーケッツ)入社。傘下の投信評価機関リッパーにて投資信託のデータ分析業務を担当し、2008年よりアナリストとして投信の評価と市場調査を担当。2013年11月、楽天証券経済研究所入所。
日本のみならず、韓国をはじめとするアジア各国の投信市場分析も行っているほか、海外に向けた日本の市場動向の発信にも積極的に取り組んでいる。
投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、手数料等の費用が異なりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。
各商品は、銘柄ごとに設定された買付又は換金手数料(最大税込4.40%)および管理費用(含む信託報酬)等の諸経費をご負担いただく場合があります。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。
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