2022年4月25日公開
楽天証券は、お客様の立場を発想の原点とした商品開発・サービス提供を行っております。お客様本位の業務運営の実現にむけた、最新の取り組みやその状況をご紹介いたします。
2021年の主な取り組み
お客様の資産形成、資産運用のハードルを下げる取り組みとして
- 米国株式を自動的に注文できる米株積立ができるようになりました。
- 楽天ポイントを使って、米国株式取引(円貨決済)ができるようになりました。
- 金・プラチナ取引で提供している金・プラチナを現物で受け取れる(引出し)ようになりました。
- 米国株式取引手数料をキャンペーン対象者向けに一定期間無料にしました。
- 商品CFD(金・銀)の取引ができるようになりました。
- 楽天銀行との連携サービス、マネーブリッジ「自動入金(スイープ)」の対象商品に米国株式を追加いたしました。
- 米ドルのリアルタイム取引「夜間為替取引」の取引時間を拡大し、早朝8時から翌6時(翌5時)の間、リアルタイムで日本円⇔米ドルの両替ができるようになりました。
お客様への情報提供や取引ツールをより分かり易くする取り組みとして
- MT4 Webで、楽天MT4(FX)とCFDがウェブブラウザで取引できるようになりました。
- 「iSPEED FX」で経済カレンダーや損益情報の確認、経済指標と評価損益のアラート設定ができるようになりました。
- iSPEEDでアルゴ注文、IFD注文、IFO注文ができるようになりました。
- お客様専用PCウェブサイトの外国株式および米国株式画面をリニューアルし、デザインが一新され、お客様の買付可能額や各種情報が見やすくなりました。
- ログイン後の各米国ETFの個別銘柄ページの投資情報を拡充しました。
- マーケットスピード II に「RSS(リアルタイムスプレッドシート)」機能が追加されました。
- 投信スーパーサーチをリニューアルしし、お気に入りの「検索条件」を保存しておける機能が追加されました。
- iSPEED FXのチャート機能が追加され、使いやすさを改善しました。
お客様の利便性向上と環境に配慮した取り組み
- 「年間損益計算・確定申告サポート」ページをリニューアルし、簡易に内容を確認いただけるようになりました。
- 「未成年口座」の開設申込がWEBで完結できるようになったことで、利便性が向上し、郵送にかかる時間や手間を大幅に削減しました。
取り組み事項
お客様からの信頼に基づく成長
楽天証券は、お客様の立場からの発想によるサービスを心掛け、お客様からの信頼を得ることで、お客様と共に成長を続けております。
総合口座数・お預かり資産状況
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総合口座数
総合口座714万口座
多くのお客様にご利用いただいています。
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預り残高
預り残高15兆3660億円
お客様の大切なご資産をお預かりしています。
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口座あたり預り資産
お客様の大切なご資産を、確実に管理しております。
新規の総合口座開設状況
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新規口座開設者
(2021年1月-12月)
投資未経験の方の割合 77%
充実したサポートで初心者の方にも安心してご利用いただいています。
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年齢別新規口座開設数
(2021年1月-12月)
分かり易いご案内を心掛け、幅広い年齢層の方にお申込みをいただいています。
投資信託の状況
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投資信託残高
スマートフォンからの投信注文やポイント投資など、より多くの方に始めやすい施策を行うことにより、残高が増加しております。
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積立設定件数
少しずつ投資を始めたい方や、忙しくて注文時間が無い方にも、将来に備えた資産作りにご利用いただいております。
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投資信託取扱本数
投資信託取扱本数2,663本
投資信託の買付手数料をすべて無料化したことで、ノーロード投信が100%になりました。
NISA・iDeCo口座数
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NISA口座数
2014年から始まった非課税制度NISA
2018年から始まったつみたてNISAは、多くのお客様にご利用いただいております。
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iDeCo口座数
2016年10月のサービス開始以来、長期資産形成の最初の一歩としてご利用頂いております。
楽天投信投資顧問取扱いシェア
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楽天投信投資顧問取扱いシェア
2021年投信販売における
取扱金額 シェア24.7%
楽天投信投資顧問との利益相反を適切に管理しています。
お客様が使い易い、分かり易いサービスの充実
お客様がストレスなく金融商品やサービスを比較検討でき、リスクや取引条件など重要な情報をいち早く得られるよう、ツールの提供や情報提供を行っています。
資産形成の機会の充実
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2021年
米国株式をあらかじめ設定した条件で自動的に注文できる米株積立がスタート。楽天ポイントを使って、米国株式取引(円貨決済)ができるようになりました。
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2021年
日本円⇔米ドルの両替が早朝8時から翌6時(翌5時)の間、リアルタイムで取引可能に!約定レートは注文時点で確定し、米国株式の外貨買付可能額として利用可能になりました。
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2017年
投資信託の購入限度額を100円に引き下げ、小額からの資産形成をスタート。
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2018年下期
投信積立の引落方法としてクレジットカード決済ができます。
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2018年
2018年からはじまった新たな資産形成支援制度「つみたてNISA」に対応しております。
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2016年
税制優遇を受けながら、長期間の積立運用ができる「iDeCo」サービスをご用意いたしました。
資産形成・資産運用に関する情報の充実
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新しい投資情報メディア
「お金と投資をもっと身近に」をテーマに、投資経済情報はもちろん、毎日の生活やライフプランなどのお役立ち情報を発信しています。
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投資情報利用者数
毎日最新の情報をお届けするサービスをお客様にご利用いただいています。2017年7月以降は、主にトウシルを通じて幅広いお客様に情報提供をしております。
トウシルの月間PV数 1,600万PV
(2021年12月時点)
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投資セミナー参加者数
お客様満足度 85%以上
コロナ禍でネットセミナーに注力しており、参加されるお客様は急拡大しています。2021年は11.3万人のお客様の参加がありました。
投資状況の分かりやすさのために
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お客様がお取引頂いた投資信託について、投資来の取引状況・損益を一目でご覧頂けるサービスをご用意しています。
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投資信託の新規お買付け時から算出基準日までの全期間を通じたトータルの損益金額をお知らせするサービスです。楽天証券では、現在保有分に加え、過去の保有分のトータルリターンが分かります。
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ご面倒な税金の計算や確定申告を、簡単に手続きしていただけるよう、一般口座のお取引にかかる株式等の所得金額の計算を、WEB上で簡単に行っていただけるサービスをご用意しています。
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お客様からのご要望にお応えし、複雑になりがちな資産状況を、より分かりやすいインターフェースの画面になるよう継続的なデザイン改善を行っています。
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2021年
デザインが一新され、お客様の買付可能額や各種情報が見やすくなりました。
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2021年
米国ETF銘柄ページでファンド概要、経費率、組入上位銘柄、分配金情報など確認いただけるようになりました。
商品・サービスの選択しやすさのために
検索ツール
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様々な条件から銘柄の絞込みが可能になる株主優待検索の提供を開始いたしました。
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「PER」「PBR」「ROE」「海外売上高比率」「経常利益」等、多彩な検索条件で銘柄を探すことができるサービスをご用意しています。
楽天証券のおすすめ検索条件による銘柄検索や、お客様の検索条件をMyスクリーナーとして登録可能です。
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資産タイプや投資対象地域、リターンなどの様々な検索条件でお好みのファンドを探せるサービスをご用意しています。
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2021年
マーケットスピード II にRSS(リアルタイムスプレッドシート)機能を追加され、さまざまな使い方ができるようになりました。
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2021年
iSPEED for iPhone/Androidに待望のアルゴ注文機能が追加されました。
ロボアド機能
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「投資を始めたいけど、商品がたくさんあって、どれにすればいいのかわからない」そんな投資初心者のお客様のお悩みを解決するため、つみたてNISAにも対応のロボアドバイザーサービス「らくらく投資」をご用意しています。
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お客様ご自身の資産の適切な配分を把握するお手伝いする取り組みとして、お客様がアンケートに答えるだけで、ロボがアドバイスするサービスをご用意しています。
お客様の「面倒くさい」「心配や不安」「わずらわしさ」を無くします。
経済情報アラート機能
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AI(人工知能)が自動生成した業績ニュース配信サービスを強化。決算開示や業績予想の発表と同時にニュースを自動生成し、即時配信されます。
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株価・為替の変動要因をいち早く察知いただけるよう、各種経済指標をメールで受信できるサービスです。
国別、配信時間、指標をお客様でカスタマイズしていただくことができます。
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リアルタイムでの情報を把握していただけるよう、株価が設定した値段にヒットしたり、気になる銘柄のニュースが届いた際、リアルタイムに通知される、便利な機能を搭載したスマートフォンアプリを提供しています。
投資信託のガイドライン
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好実績のファンドを一目で見つけることができるランキング情報をご用意しております。
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個人投資家の投票により最優秀8ファンドを決定しました。
お客様の投票をアワードの選考に反映するという新しい選考方法を採用した、効率的な運用実績を残してきた最優秀ファンドを紹介しています。
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ファンドアナリストにより厳選された注目ファンドを紹介しています。
お客様ご負担費用の低減に向けた取り組み
継続的に業務改善や効率化に取り組み、お客様にご負担いただく費用の低減を行うことができました。
手数料引き下げによるご負担低減
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2020年より、「大口優遇」条件を大幅に緩和することで、より多くのお客様が手数料負担の低減を享受できるようになりました。
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2020年より、1日の取引金額合計で手数料が決まる「いちにち定額コース」の手数料無料枠を拡大しました。
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2019年12月より、投資信託の買付手数料が全銘柄で無料になりました。より多くのお客様がお手軽に投資を開始できるようになりました。
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2021年
楽天FXにおけるNZドル/円、カナダ/円、スイス/円、豪ドル/ドル、NZドル/ドル、ドル/スイス、ポンド/スイス、ユーロ/ポンド、ユーロ/スイスのスプレッドについて、標準スプレッドを縮小しました。
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2020年より「楽ラップ」の最低投資金額を1万円に引き下げたことで、ラップサービスをお手軽に利用することができます。
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iDeC運営管理手数料無料化
残高、積立額、期間にかかわらず、誰も条件なしで無料。
継続的な業務改善
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株式委託手数料率
(国内株式・ベーシス)
国内株式の委託売買代金に対する手数料の割合で、1ベーシス=0.01%です。当社では様々な取り組みによって、お客様にご負担いただく手数料の低減に努めております。
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信用評価損益率(買い建)
当社のお客様は、二市場(東証・名証)の投資家の損益と比較して高い信用評価損益率です。
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投資信託代行手数料率
保有中の費用が少ない投資信託の取扱いを積極的に拡大することにより、投資信託残高に対する代行手数料の割合は年々低減しております。
お客様の利便性向上と環境に配慮した取り組み
環境に配慮しペーパーレス化を促進しつつ、お客様により迅速で簡易なサービスのご提供を目指しています。
ペーパーレス化に関する取り組み
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お客様に送る書面の電子化に
同意いただいた口座
692万口座(98%)のお客様に電子化のご了承をいただきました。紙の使用量を削減し、お客様により迅速でわかりやすいサービスの提供を進めています。
お客様にご満足いただけるサービス改善に向けた取り組み
初心者にもきちんと対応してくれるのか、問題を一緒に解決して取り組んでもらえるのか。そんなお客様のご期待にお応えできるよう、頂戴した貴重な声に学び、さらなるサービス改善に向けて会社全体で取り組んでいます。
2021年1月-2021年12月
受電件数 |
573,044件 |
受電率 |
67% |
苦情発生率 |
0.06% |
お客様を支える従業員一人一人の教育・研修の取り組み
本宣言の主旨を全従業員が深く理解・認識し、高い倫理観を持って行動できるよう定期的な社内研修を実施し、プロフェッショナルとしての専門知識を習得するための資格取得の支援などの取り組みを行っています。
特に証券外務員資格とITパスポートは全社員の取得を目指しております。
資格 |
取得者 |
取得率 (2021年12月現在) |
証券外務員資格保持者 |
518名 |
89% |
ITパスポート(および同等以上技術)保有者 |
453名 |
78% |
証券アナリスト |
23名 |
4% |
研修名 |
開催数 |
「お客様本位の業務運営宣言」に関する朝会 2021年1月‐2021年12月 |
35回 |
研修名 |
開催数 |
参加人数 |
業務関連研修 2021年1月‐2021年12月 |
87回 |
のべ 2652名 |
システム関連研修 2021年1月‐2021年12月 |
3回 |
のべ 228名 |
信頼される企業になるための取り組み
お客様からのさらに高い信頼を得られる企業となることを目指し、インターネット証券会社として企業活動における各種情報を開示することで、社会的信頼の向上を図ることに取り組んでいます。