米国株式信用取引の基本ルール

目次

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取引ルール

信用種類

一般信用取引「無期限」

注文種類

新規買建、新規売建、売返済、買返済、現引、現渡

注文方法

指値、成行、逆指値

有効期限

当日中、期間指定(注文日から最大90日先まで)

決済通貨

米ドル(外貨決済)

最低委託保証金

当社が指定する30万円相当額

詳しくはこちら

委託保証金率

50%

最低委託保証金率(追証)

30%(委託保証金率が30%を下回った場合、追加保証金(追証)の差し入れが必要になります)

ロスカット保証金率

10%(委託保証金率が10%を下回った場合、ロスカットをおこないます)

詳しくはこちら

注文受付制限

1注文あたりの発注可能株数上限:250,000株
1注文あたりの発注可能金額上限:9,899,999.99USドル

信用取引取扱銘柄

日本証券業協会のガイドラインを満たす銘柄のうち、当社が選定する銘柄

受渡日

当社約定日から起算して3営業日目(T+2)

注文チャネル

取引単位

1株

値幅制限および呼値

買い指値の場合

NBO(最良売気配値) 上限値幅
25米ドル以下 NBOを基準に+10%
25米ドル超、50ドル以下 NBOを基準に+5%
50米ドル超 NBOを基準に+3%

売り指値の場合

NBB(最良買気配値) 下限値幅
25米ドル以下 NBBを基準に-10%
25米ドル超、50ドル以下 NBBを基準に-5%
50米ドル超 NBBを基準に-3%

楽天証券で採用している時価情報について

当社では「Nasdaq Basic」を採用し、Nasdaqグループ3市場(Nasdaq、Nasdaq BX、Nasdaq PSX)および場外取引(TRF)の中での最良気配と直近約定値段を表示しています。

時価情報取得市場

メンバーウェブ

チャート 株価/4本値/出来高
Consolidated/NasdaqBasic NasdaqBasic

ビジターウェブ

チャート 株価/4本値/出来高
Consolidated/NasdaqBasic NasdaqBasic

iSPEED

チャート 株価/4本値/出来高
NasdaqBasic NasdaqBasic

マーケットスピード

チャート 株価/4本値/出来高
NasdaqBasic NasdaqBasic

マーケットスピードⅡ

チャート 株価/4本値/出来高
NasdaqBasic NasdaqBasic

約定内容の変更・取り消しについて

約定内容の変更・取消についてはこちら

上場廃止時のご注意事項

上場廃止時のご注意事項についてはこちら

取扱銘柄

当社で米国株式信用取引ができる銘柄は、以下の日本証券業協会のガイドラインの条件を満たした銘柄のうち、当社が選定する銘柄です。

市場

NYSE、Nasdaq Global Market、Nasdaq Global Select Market、NYSE Arca(ETFのみ)

株価指数の構成銘柄

主要株価指数の構成銘柄以外の
取扱可能銘柄基準

お客様が保有できる建玉の上限額

建玉全体の保有上限額 原則1,000万米ドル

銘柄別の上限額

原則、銘柄別の上限額は設定しません。ただし、当社の判断により設定する場合があります。

委託保証金の差し入れ/委託保証金率

委託保証金は、信用取引を行うために外国株式信用取引口座に差し入れていただく現金(米ドル、日本円)または代用有価証券(米国株式)です。
委託保証金率は、信用建玉に対する委託保証金の割合です。

米国株式信用取引をおこなうには、約定代金の50%以上の保証金が必要です。ただし、最低でも30万円に相当する当社が指定する額(最低委託保証金)以上が必要です。

委託保証金を日本円で差し入れる場合は、95%の評価額となります。
代用有価証券(米国株式)を差し入れる場合は、70%の評価額となります。

【計算例1】20米ドルで3,000株を新規買建する場合に必要な保証金
約定金額:20米ドル×3,000株=60,000米ドル
必要保証金額:60,000米ドル×50%=30,000米ドル

【計算例2】20米ドルで200株を新規買建する場合に必要な保証金(最低委託保証金が3,000米ドルの場合)
約定金額:20米ドル×200株=4,000米ドル
必要保証金額:4,000米ドル×50%=2,000米ドルとなるが、最低委託保証金3,000米ドルが必要【計算例2】20米ドルで200株を新規買建する場合に必要な保証金(最低委託保証金が3,000米ドルの場合)
約定金額:20米ドル×200株=4,000米ドル
必要保証金額:4,000米ドル×50%=2,000米ドルとなるが、最低委託保証金3,000米ドルが必要要

委託保証金 30万円に相当する当社が指定する額
委託保証金率 50%以上

当社の最低委託保証金について

当社では為替変動リスクを考慮し、315,000円を当日の為替レートで米ドル換算した額としています。
金額は100ドル単位で切り上げとし、日々の為替レートで見直しをおこないます。

【委託保証金を日本円で入金する場合の計算】

315,000円/為替レート(レンジの下限)で算出したドル換算額を100ドル単位で切り上げ。

米ドルの最低委託保証金額÷0.95×当日の適用為替レート

米ドルの最低委託保証金はウェブサイトログイン後の「信用取引情報」画面に表示しています。

委託保証金総額の計算方法

委託保証金の総額(受入保証金合計)
=保証金現金(米ドル)+保証金現金(円)×0.95÷評価用為替レート※1+保証金代用+決済損益※2+評価損益※3ー諸費用※4

代用有価証券

委託保証金は現金(米ドルまたは円)のほか、保有している現物株式を時価評価し、保証金として差し入れることができます。これを「代用有価証券」とよびます。

米国株式信用取引で代用有価証券を利用する場合、前日終値または現在値の70%相当額を保証金とみなして計算いたします。
代用有価証券として利用できる商品は以下です。

表は横にスクロールします

代用有価証券の対象となる商品 代用有価証券の対象にできない商品
現物で保有している銘柄が対象です。
【対象商品】
  • 当社取扱米国株式
    (ETF/ETN含む)
  • 当社非取扱米国株式(ETF/ETN含む)
  • 国内株式
  • 投資信託
  • 債券
  • 米ドル以外の外貨資金
  • 金・プラチナ
  • MMF
  • NISA口座で保有している株式、投資信託
  • 貸株サービスを利用している株式

二階建について

代用有価証券として差し入れている株式と、信用買建玉に同じ銘柄が含まれることを「二階建」と呼びます。

株価下落時には、信用買建玉の評価損拡大に加え、代用有価証券の評価額も減少するため、想定以上の損失が発生する可能性がございます。十分にご注意ください。

弁済期限と最終返済日

弁済期限とは、信用建玉の保有可能な期限をいいます。また、保有できる最終日を信用期日といいます。当社では、信用期日の前営業日(米国現地)を最終返済日(お客様ご自身で返済できる最終日)としております。
当社の米国株式信用取引は原則「無期限」となり、信用期日はございません。
ただし、以下のような場合には、信用期日が設定されます。

信用期日が設定される場合

権利処理に伴う信用期日設定がおこなわれる場合

弁済期限とは、お客様が建てた信用建玉の保有期限をいいます。保有できる最終日を期日といいます。弊社では、最終返済日(期日の前取引日(現地基準))までに、建玉を返済(または、現引・現渡)する必要があります。

表は横にスクロールします

実施措置 対象銘柄 信用期日
株式分割(非整数倍) 該当銘柄 権利付売買最終日の4営業日前
株式併合(減資)
株式割当・株式配当
スピンオフ/スプリットオフ
有償増資
新株予約権
上場新株予約権証券
(ライツオファリング)
合併(買収) 完全子会社となる銘柄 売買最終日の4営業日前
株式交換
株式移転
上場廃止 該当銘柄 売買最終日の4営業日前
その他期日繰り上げに相当すると認められる事由
(市場変更・公開買付等)
該当銘柄 事由により期日を設定

整数倍の株式分割の場合

整数倍の株式分割の場合、原則として建玉を継続して保有することが可能です。その場合、建玉単価が調整されます。

例)建単価100米ドルのA株が1:2の株式

分割を実施する場合

表は横にスクロールします

分割前 分割後
建玉株数 1 2
建玉単価 100米ドル 50米ドル

ただし、過去に権利処理等を行なった建玉に、再度、権利処理等の発生が予定される際には、信用期日の設定が行なわれる場合があります。
信用期日の設定が予定されている銘柄は、ウェブサイトログイン後「外国株式」→「お取引注意銘柄(外国株式)」画面よりご確認いただけます。

最終返済日はどこで確認できるの?

最終返済日までに何をすればいいの?

必ず最終返済日(期日の前取引日(現地基準))までに、信用建玉を返済または現引・現渡を行ってください。
なお、現引・現渡が可能な期間については、制限がありますのでご注意ください。

もし最終返済日までに建玉を処分しなかったらどうなるの?

もし、お客様が最終返済日(期日の前取引日(現地基準))までに、信用建玉を処分しなかった場合、信用期日当日に当社の任意により反対売買をいたします。
なお当社が反対売買を行う際の取引手数料は、通常の取引手数料が適用されます。

決済方法

信用取引の決済には、「反対売買」と「実物決済」の2つの方法があります。

反対売買 実物決済
買建 売返済 現引
売建 買返済 現渡

現引・現渡とは?

現引

保有している建玉相当分の現金を支払い、そのまま現物株式として引き取ることを言います。
現引は、預り金(米ドル(外貨建てMMFを含む)、円)でのみお取引が可能です。
現引した現物株式は、保護預りとなります。

現渡

保有している建玉と同じ銘柄の株式を引き渡すことで、売付代金相当額を受け取ることを言います。保護預り口座にある現物株式を現渡しした場合は、現渡代金は預り金となります。円貨決済、外貨決済ともに可能です。
代用有価証券を現渡しした場合は、現渡代金は保証金となります。外貨決済のみとなります。

現引注文、現渡注文を米国市場取引日の日本時間21:00~6:00(サマータイムは5:00)の間に発注すると、執行後すぐに約定されます。約定するとその注文の取消はできません。

追加保証金[追証(おいしょう)]

お客様が信用建玉を保有している間、米国市場の取引終了時点で委託保証金率を計算いたします。米国株式の信用建玉を保有し続けるためには、委託保証金率30%以上の維持が必要になります。委託保証金を評価した結果、委託保証金率が30%を下回った場合、委託保証金率が30%を回復するまでの現金等を追加で入金していただく必要があります。

これを「追加保証金(追証)」といいます。
追証の解消期限は、追証が発生した日の翌々営業日12:00(正午)までとなります。

なお、追証の発生の有無、お客様からの追証の差し入れの有無に関わらず、当社が米国市場取引時間中に定期的に実施する保証金率計算時点において、委託保証金率が10%を下回った場合には、当社は、お客様の口座における全信用建玉を当社の任意でお客様の計算により反対売買することにより処分いたします。(当社ロスカット・ルール)

追証が発生しているか確認するには?

追証が発生すると以下の画面に掲載されるほか、ログイン後のウェブページ、マーケットスピード等の「重要なお知らせ」に掲載されます。なお、原則として、当社から電話での請求はおこなっておりません。

追証が発生したらどうすればいい?

以下のいずれかの対応により、即時に追証が解消されます。

一度確定した追証はすべて解消する必要があります。追証の一部だけ差し入れたり、相場変動(値上がり等)によって保証金率が30%を回復しても、追証は解消しません。なお、当社の請求の有無に関らず差し入れる必要があります。

追証の入金を行う際に、損金又は買付代金等による不足金(預り金不足額)が発生している場合、お客様の入金は優先して当該不足金に充当いたします。
したがって、不足金が発生している場合の追証の入金には十分ご注意ください。

入金が間に合わなかったら?

差入時限までに、追証を解消していただけなかった場合、原則として差入時限の次の米国市場取引開始時にお客様がその時点で保有しているすべての信用建玉を当社が反対売買(または現引・現渡)いたします。反対売買後は、受渡日までお取引に制限がかかります。
なお、当社が反対売買を行う際の取引手数料は、通常の取引手数料が適用されます。

また、追証発生時から差入時限までの間に、建玉の一部を反対売買した際は当該弁済建玉の約定価格に20%を乗じた額を不足額から控除するものとします。

ロスカットルールについて

米国市場には値幅制限(ストップ高、ストップ安)がないため、1日で株価が大幅に変動する可能性があります。
それにより、お客様の保証金以上に損失が発生する可能性があるため、当社ではロスカットルールを設けています。

当社が米国市場の取引時間中に定期的に実施する保証金率計算時点において、委託保証金率が10%を下回った場合には、当社は、お客様の口座における全信用建玉を反対売買いたします。

【ご注意事項】

不足金

不足金とは、口座の現金がマイナスになることです。信用取引において、建玉の返済によって発生した損失を口座内の現金で賄えない場合等に発生します。不足金が発生した場合、受渡日の日本時間15:30までに不足金を入金してください。
米国株式信用取引の決済損益は米ドルで発生します。そのため、不足金も米ドルでご入金いただく必要があります。

不足金が発生する主なケース

など

不足金の確認方法

不足金が発生した場合、ログイン後お知らせやメールにてご連絡します。また、以下の画面でもご確認いただけます。

不足金が発生するまでに何をすればいい?

お客様は受渡日の日本時間15:30までに不足金を入金しなければなりません。
決済損などが発生し、受渡日に米ドル残高(預り金、信用保証金)が不足している場合、あらかじめ国内約定日の8:00に「ご入金が必要となる可能性があります」というメール・お知らせが配信されます。
国内約定日の翌営業日15:30時点までに以下のご対応がなかった場合、不足金が請求されます。

【不足金を未然に防ぐための主な方法】

【不足金請求後の解消方法】

入金が間に合わなかったら?

不足金が発生し、当社にて入金期限までに請求金額の入金が確認できない場合、新規のお取引に制限がかかります。

お客様から当該受渡日の15:30までに当該不足金の入金がない場合、当社は、お客様の口座における全信用建玉または代用有価証券を反対売買させていただく場合がございます。
なお、当社が反対売買を行う際の取引手数料は、通常の取引手数料が適用されます。
反対売買後は、受渡日までのお取引に制限がかかります。また、不足金を期限までご入金いただけない場合、当社の判断により、以降の新規の取引を制限させていただく場合があります。

決済損による不足金発生時の自動為替交換

米国株式信用取引において決済損が発生した場合、預り金(米ドル)にて決済を行います。預り金(米ドル)または保証金現金(米ドル)の残高がない場合、不足金(米ドル)が発生します。
受渡日の前営業日13:30時点で米ドル残高(預り金、信用保証金現金)が不足している場合、当社にて14:00の当社適用為替レートで不足額分の為替交換を行い、不足金の解消に充当いたします。
なお、充当される金額は、保証金現金から預り金への振替限度額が上限となります。

売建配当金相当額の請求による不足金発生時の自動為替交換

米国株式信用取引で売建玉を配当金の権利確定日を越えて保有する場合、配当金相当額を米ドルでお支払いいただく必要があります。
配当金相当額は預り金(米ドル)から徴収させていただくため、その際に預り金(米ドル)がない場合は、不足金が発生します。
売建配当金相当額の支払いに関わる国内受渡日の前営業日13:30時点で米ドル残高(預り金、信用保証金現金(米ドル))が不足している場合、当社にて外国株式信用取引口座にある委託保証金現金(日本円)を14:00の当社適用為替レートで不足額相当を上限として為替交換(日本円から米ドル)を行い、不足金の解消に充当いたします。
なお、充当される金額は、保証金現金から預り金への振替限度額が上限となります。

コーポレートアクションが発生した場合

整数倍の株式分割が行われる場合

建玉を引き続き保有することができます。株式分割の比率に応じた整数倍の新建玉が付与され、建単価の調整を行います。

その他のコーポレートアクションが行われる場合

信用期日が権利付最終売買日に繰上げられるため、建玉を引き続き保有することができません。
お客様が最終返済日までに返済する必要があります。

代用評価について

株式分割・株式併合が行われる場合、株数と評価額の調整を行います。
その他のコーポレートアクションについては、株数と評価額の調整は行われず、評価額が下がる可能性があります。

コーポレートアクションについてはこちら

信用取引規制

市場の動向に応じて、個別の銘柄ごとに取引規制を行うことがあります。対象銘柄は、ウェブサイトログイン後「外国株式」→「お取引注意銘柄(外国株式)」→検索条件で「米国株式」、「信用取引規制」で検索するとご確認いただけます。

そのほか、信用取引口座で保有している建玉や代用有価証券の状況によって、お客様個別に取引の規制や保証金差入期限の繰り上げ等をさせていただくこともあります。
また、お取引の状況により新規建取引の停止等、当社独自の措置をさせていただくこともありますのでご注意ください。

増担保規制

新規建玉に対する必要保証金を通常よりも多く差し入れていただく規制です。委託保証金率が引き上げられるだけでなく、現金での保証金差し入れが必要となります(現金担保規制といいます)。現金担保規制が入った場合、米ドルでの保証金の差し入れが必要となります。

代用掛目規制

差し入れられている米国株式の代用評価(通常70%)が引き下げられる規制です。引き下げられる場合に保証金率が悪化し、追証となる場合がありますのでご注意ください。

代用掛目の変更をおこなう場合は、当社ウェブサイトやウェブサイトログイン後の「お知らせ」画面等に掛目を変更する銘柄・変更後の掛目・適用日・変更理由等を掲載し、お客様に通知いたします。
代用掛目変更の適用日は、上記の通知を行った日から起算して5営業日目以降の日とします。ただし、下記(3)の事象に該当し、当社が必要と判断した場合は、通知日の翌営業日から適用いたします。

代用評価が0%となった銘柄が代用有価証券として外国株式信用取引口座へ差し入れられている場合は、原則、当社にて保護預り口座へ振替えいたします。

【代用掛目変更の理由】

  1. 株価が一定の水準を継続して下回る、または、出来高が過少で流動性が確保できないなど、決済リスクの観点から当社が不適当と判断した場合。
  2. 当社での信用取引建玉状況や代用有価証券の預り状況等に照らして、著しく偏りが見られるなど、与信管理の観点から当社が不適切と判断した場合。
  3. 特定の銘柄について、明らかに経営に重大な影響を与えると認められる事象等が発生し、今後、株価が継続かつ大幅に下落することが予想され、当該銘柄の時価が本来の株価水準を反映していないことから、保証金としての適切な評価を行うことができないと当社が認めた場合。なお、明らかに経営に重大な影響を与えると認められる事象等の事例としては、例えば、次のようなケースが想定されます。

取引停止

銘柄の状況により信用取引の一部を停止することがあります。取引停止の種類は以下となります。

コーポレートアクション等による取引停止

上場廃止・株式交換・株式移転・株式併合(減資)・株式分割等の場合や、外国株式信用取引の対象市場以外の市場へ変更されると当社が判断した場合、原則として新規建取引を停止(新規建停止)します。
また、公開買付(TOB)の対象になると当社が判断した場合にも新規建停止する場合があります。
発注済みで未約定の注文がある場合、有効期限内であっても注文は失効いたします。
株式分割および株式併合の場合、現引・現渡注文についても、取引を停止する場合がありますのでご注意ください。

取引所等による規制措置がとられた銘柄の場合

海外の金融商品取引市場における取引規制、又は現地取次先の取引規制等により、取引停止等の措置を実施する場合があります。また、期日の繰上げおよび権利発生が予定されている銘柄や信用建玉の状況、取引の状況に応じて、当社の判断で新規建停止等の措置をとる場合があります。

米国現地取引所が取引停止措置を取った場合
(サーキットブレーカーを含む)

新規建注文を執行することはできません。発注済みで未約定の注文があった場合、原則として失効となります。ただし、売買停止の理由によっては失効されない場合があります。そのため、お客様ご自身で注文照会画面等にて注文状況をご確認ください。

信用取引規制が入った場合の発注済み注文取扱い

信用取引規制(増担保規制、新規建停止)を行なった場合、規制を行う以前に注文をされている「執行中」または「執行待ち」の新規買い、新規売りのご注文は取り消されます。

信用取引にかかるコスト

表は横にスクロールします

  米国株式信用取引(一般信用取引「無期限」) 発生時期
買建 売建
取引手数料 約定代金の0.33%(税込)
最低0米ドル※1、上限16.5米ドル(税込)
新規建時/返済時
Sec fee 売返済時/新規売建時は通常の手数料に加え、SEC Fee(米国現地証券取引所手数料)が別途かかります。 新規建時/返済時
金利(年率) 基準金利※2+3.5% 保有期間(受渡日ベース)
貸株料(年率) 2.0% 保有期間(受渡日ベース)
付加貸株料 当面の間、無料といたします。
事務管理費 当面の間、無料といたします。
権利処理手数料 当面の間、無料といたします。

信用取引金利

買建

お客様が買方金利を当社に支払っていただきます。

売建

当社が売方金利をお客様に支払います。

計算式

(建国内受渡日から返済国内受渡日までの両端入れの日数)×建玉金額×金利(年率)÷365日

信用取引貸株料

貸株料とは、売建をする際に株を借りることで発生する費用です。
売建玉を保有している場合、その建玉金額に上記利率を乗じた額を当社にお支払いいただきます。

計算式

(建国内受渡日から返済国内受渡日までの日数)×建玉金額×貸株料(年率)÷365日

付加貸株料

銘柄ごとに調達が困難となる場合に通常の貸株料に加えてかかる費用です。
当面の間、無料といたします。

事務管理費

建約定日から1カ月経過するごとに、事務管理費が発生します。
当面の間、無料といたします。

権利処理手数料

権利確定日を越えて買建をしている場合、権利処理手数料が発生します。
当面の間、無料といたします。

配当金相当額

お客様が買建している場合は配当金相当額を受け取り、売建している場合はお支払いいただきます。

その際、配当金支払時期に信用建玉があるかどうかは関係なく、あくまで配当金の権利日を越えて建玉を保有しているかどうかがポイントとなります。
すでに返済が終了した信用建玉に対しても配当金相当額の授受が発生しますので注意が必要です。

特に売建の場合は配当金相当額の支払義務が発生します。
米国株式信用取引では、支払配当金相当額の事前拘束は行いません。そのため、当該銘柄の配当金支払時期に、配当金相当額(米ドル)のご入金をお願いいたします。
米ドル預り金に当該配当金相当額の残高がない場合、不足金となりますのでご注意ください。

配当金相当額の支払いに関わる国内受渡日の前営業日13:30時点で米ドル残高(預り金、信用保証金現金)が不足している場合、当社にて外国株式信用取引口座にある委託保証金現金(日本円)を14:00の当社適用為替レートで不足額相当を上限として為替交換(日本円から米ドル)を行い、不足金の解消に充当いたします。
なお、充当される金額は、保証金現金から預り金への振替限度額が上限となります。

買建の場合は、配当金相当額として配当金から現地源泉税※を控除したうえで、その84.685%を受け取ります。売建の場合は、配当金相当額として配当金の100%を支払います。

外国株式のリスクと費用について