「投資上級者」「ハイリスク」「デイトレード」
のようなイメージがある信用取引。

しかし、資産運用にうまく信用取引の仕組みを取り入れることで、
今の投資のリスクを抑えたり、リターンを最大化している投資家もいます。
ここでは彼らが信用取引を活用する理由とその仕組みについて
理解していきましょう!

そもそも 信用取引とはなにか?

証券会社に預けてある資産(現金や株式)を担保として証券会社からお金を借りることで株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のことです。
最大で預けた資産の約3.3倍まで株式の取引ができます。

資金以上の取引が出来る「売り」から取引をはじめられる
の2点が信用取引の大きな特徴といえるでしょう。

信用取引を取り入れる理由

理由その1 現金が少なくても買える銘柄が増える!

例えば、新たに買いたいと思う銘柄を発見した時に、
「必要投資額が高くて買えない」
あるいは、
「他の資産を売れば買う資金が出来るけど、まだ売りたくない」
という経験はないでしょうか?

そこで信用取引を使えば、手持ちの資金が少なくても持っている資産(投資信託を含む)を担保として新たな取引が可能です。
つまり、「現金の追加や、持っている資産を売ることなく新たな取引の資金の準備」が出来るのです。

「資金がないから」とあきらめる必要がないってことか

理由その2 「売り」から取引をはじめられる!

通常の現物取引では持っていない株を売ることは出来ません。
しかし信用取引を使えば株式を証券会社から借りることで、いきなり「売り」の取引が可能です。
これにより、株価が下がることで利益が出るという新たな手法が選択肢に加わります。

例えば、1000円の株が800円に値下がりしたとします。
1000円の時にこの株を買っていれば、当然200円の損になりますよね?
しかし信用取引の仕組みを使えば証券会社から株を借りて売っておき、後で買い戻す(そして借りていた株を返す)ことが可能です。
つまり1000円の時に売っておき、800円の時に買い戻せば値下がりした200円分が「利益」として入ってくるのです。

そのほかにも、例えば持っている銘柄の株価が一時的に下がると思われる場合に、あらかじめこの「売り」を行っておくことで自分の持っている銘柄は持ったままで値下がりのリスクを減らすことが出来ます。
これを「つなぎ売り」といいます。

株主優待の権利やNISAの枠を守りながら値下げの損失を回避できる

資産をうまく活用出来たり、リスクのヘッジにも活用が出来る信用取引という仕組みが
少し身近に感じたのではないでしょうか?

当然、レバレッジ取引(自分の資産より多くの取引)を行うとそれだけリスクも大きくなりますので
十分注意をしながらも、うまく活用が出来ると投資上級者として投資の幅も広がります。

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