決算レポート:ディスコ(生成AI向け、メモリ向けを軸に業績好調)、メタ・プラットフォームズ(今1Qは業績好調。会社側は今期設備投資見通しを上方修正した)
●ディスコの2024年3月期4Qは、32.0%増収、47.4%営業増益。ダイサ、グラインダが生成AI向け(主にHBM向け)、メモリ向け、パワー半導体向けに伸びた。円安の寄与もあり大幅増収増益。今1Q会社予想も大幅増収増益が続く見通し。2025年3月期の生成AI向けとメモリ向けの伸びが注目される。今後6~12カ月間の目標株価は前回の7万1,000円を維持する。引き続き中長期で投資妙味を感じる。
●メタ・プラットフォームズの2024年12月期1Qは、27.3%増収、91.2%営業増益。広告事業が好調で、特に今1Qはフェイスブック、インスタグラムに加え、ワッツアップ事業の伸びが目立った。今2Q会社側ガイダンスでは増収率が鈍化する見通しだが、これは前2Qが好調だった反動と思われ、中長期での成長性に変化はないと思われる。また、今期の総費用見通し、設備投資見通しは上方修正された。目標株価は前回の640ドルを維持する。中長期で投資妙味を感じる。