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第1回 すべての金融商品は債券に置き換えられる

2008年1月11日

皆さん、はじめまして。石原順です。のっけから申し訳ありませんが、現役ファンドマネージャーということでこのコラムはペンネームで書かせて頂いております。

10月まで楽天証券の為替コラム「FX Clairvoyance」(為替透視鏡)を連載されていた田中泰輔氏は「投資サイクル」「バイアスプレイ」「行動ファイナンス理論」といった分野における先駆者であり、筆者も91年に出版された『相場は知的格闘技である』で展開された「投資サイクル」論に筆者もインスパイアーされた一人である。筆者はあのように情報を器用に処理することはできない。読者の皆さんに提供できるのはむしろ20年間の運用体験における「失敗からの教訓」に過ぎない。それでもよろしければしばらくおつきあいください。

現在、世界で一番大手をふっているのはグローバリゼーションである。そしてクロスボーダー取引というのは必ず通貨を介した取引になるため、いまや為替相場を無視して実体経済や資産運用を考えられない時代を迎えている。

筆者は過去20年間運用の世界に身を置いてきた。現在はファンドマネージャーという商売をやっている。世の中には、預金・株・債券・為替・コモディティ・不動産などいろんな金融商品があるが、これらはすべて同じものである。すべての金融商品の値段はキャッシュフローの集合体の現在価値、簡単に言うとすべて<債券>に置き換えられるからだ。

例えば、ドル/円レートは米国の国債と日本の国債の交換、株式は償還期限のない債券である。不動産価格も収益還元法という利回りで決まる。要するにこの世のすべての金融商品は<金利>というファクターでみるとすべて同等に扱えるのである。このメカニズムが理解できないと、現在はドルを買うタイミングなのか、株を買うタイミングなのか、コモディティを買うタイミングなのか、あるいはその商品が割高なのか割安なのかが見えてこない。

昨今話題のサブプライム問題を引き起こしたのは、ITバブル崩壊後の米国債の金利の相対的な低さであった。当時の米国債金利が相対的に低かったために皆が7%超の利鞘のとれるアダ花商品に参入したことのツケが回っているのである。先ほど、すべての金融商品は<債券>に置き換えられると述べたが、債券の世界の中心にあるのは米国の金利であり、世界のあらゆる相場は基本的に米国の金利を中心に回っている。

(過去の相場では概ね米国の金利上昇サイクルの後半と金利低下サイクルの前半がドル/円相場ではドル買いの投資タイミングとなっている)

本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。


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