不正アクセス

不正アクセスとは

本来アクセス権限を持たない第三者がお客様になりすまし、不正にシステムやサービスを利用する行為です。ネット銀行やオンラインゲームなど、様々なインターネットサービスにおいて、なりすましによる被害が発生しています。悪意のある第三者からお客様の資産を守るために注意が必要です。

ネットカフェでの被害事例

ネットカフェに備え付けのパソコンでインターネットバンキングを利用したところ、キーボードの入力履歴を記録する「キーロガー」というソフトによってID・パスワード等の情報が盗まれ、本人になりすまして不正送金されてしまった。

お客様による対策

安全性の高いパスワードを使用する

お取引をより安全に行うため、安全性の高いパスワードを設定することが大切です。パスワードの安全度を高める方法について、いくつかのヒントをご紹介します。

  • 個人情報(名前や生年月日等)や単純な数字列、一般的な単語を使用しない。
  • できるだけ文字・数字・記号を組み合わせる。
  • 適切な長さ(できれば8文字以上)にする。
  • 他のオンラインサービスとの併用をさける。

なお、パスワードや取引暗証番号はお客様が本人であることを確認するための大切な情報です。第三者に知られないよう、お客様自身で厳重に管理するようお願いします。他人に直接教えることはもちろん、IDとパスワード、暗証番号等を同じ場所に書き記して保管する方法も、見られた際に悪用される危険性があります。

また、パソコンのデスクトップにテキストファイルやオフィスソフト等で、パスワードや暗証暗号を暗号化せずに保存したり、クラウド上にバックアップすることは、不正アクセスの原因になりやすいので控えるようにしてください。複数のパスワードを安全に管理するためには、パスワード管理ソフトを利用し、暗号化した状態で保存しておくことをおすすめします。

パスワード等を定期的に変更する

ログインパスワードや取引暗証番号はウェブサイト上でいつでも変更できるので、定期的に変更することもなりすましの不正利用対策として有効です。

使用しないときは電源をオフにする

インターネットに常時接続していると、パソコンの電源が入っている間は外部からアクセスできる状態になっている場合があります。パソコンを使用しないときには、パソコンの電源をオフにすることも不正利用を防ぐ対策の一つです。

スマートフォンに画面ロックをかける

スマートフォンをご利用の方は、本体の紛失・盗難時のなりすましによる不正アクセスに備え、画面ロックを設定しておくと安心です。

無線LANのセキュリティ設定を行う

ご家庭で無線LANを利用している場合は、無線LAN機器の暗号化機能や接続端末の制限等のセキュリティ設定を行ってください。無線LANの電波は隣家や近隣の道路まで届くことがあり、無線LANのセキュリティ設定がされていないと第三者が通信内容を傍受したり、お使いの無線LANやパソコンに不正アクセスしたりする可能性があります。

公共の場(ネットカフェ等)で利用する場合のご注意

ホテル、空港、ネットカフェなどに設置されているパソコンは、キーボードの入力履歴を記録する「キーロガー」というソフトが仕込まれていることがあります。お客様の資産を守るため不特定多数の人が利用できるパソコンでのお取引は極力お控えいただくことをおすすめします。
また、公共の場で使える無料Wi-Fiの中には、セキュリティ設定が甘く、通信内容を他人に盗み見される可能性が高いものもありますので、ご注意ください。

楽天証券のセキュリティへの取り組み


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