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ファンドアナリストが指名!注目のファンド徹底調査

ファンドアナリストが指名した!JPMエマージング株式ファンド

山崎まり氏
シニア・プロダクト・マネジャー
新興国株式を中心に担当

山崎まり氏

菊地尚文氏 ファンドマネージャー
ファンド・アナリスト兼ファイナンシャル・アドバイザーとして、 個人投資家および独立系FP会社へのアドバイスを行う。

菊地尚文氏 ファンドマネージャー

【分析したファンドはこれ!】

買付手数料 500万円未満:3.15%(税込)
500万円以上:2.10%(税込)
注)金融商品仲介業者(IFA)と契約のお客様は「IFA用手数料」が適用されます。
信託報酬(税込) 1.995%
決算日 7月26日

アナリストによる3つの注目ポイント

  1. 定量分析と定性分析を融合させた柔軟性のある運用プロセス
  2. 業界最大規模かつ質の高い運用体制
  3. 割安な新興国株式市場

【もくじ】

質問1 ファンドの投資対象と目的は?

回答1 新興国(特に、国内経済が成長過程にあると判断される国)の株式。

当ファンドは、新興国の株式等を実質的な主要投資対象として運用を行い、信託財産の中長期的な成長をはかることを目的とします。新興国とは、国内経済が成長過程にあると判断される国で、例えば図Aのような国があります。具体的な運用目標は、中長期的にベンチマーク(市場平均)であるMSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(税引き後配当込み、円ベース)を上回る投資成果を目指すことにあります。

図A 投資対象となる新興国

質問2 ポートフォリオ構築にあたって工夫している点は?

回答2 定量分析と定性分析によって絞りこんだ銘柄を、さらに目視で確認する3ステップによる銘柄選定。

当ファンドの運用プロセスは図Bのとおりです。当ファンドでは、投資銘柄を絞り込むにあたって、定量分析(Step1)は、数値データを使って割安度の観点で銘柄を絞り込みます。

図B 運用プロセスイメージ

ただし、割安度だけで絞り込むとバリュートラップ(常に割安に放置されているものの、なかなか株価が上がらない現象)に陥る可能性があるため、株価や業績の勢い(モメンタム)も定量的なデータに反映しています。また、単純に銘柄毎の数値を比較するだけでなく、国や業種といった類似グループ内における、過去の水準などとの相対比較もしています。

定性分析(Step2)は、定量分析の結果を検証する上でとても重要です。なぜならば、新興国の株式は数値の比較だけでは判断できないこと(地政学リスク、産業構造の変化、企業買収、会計基準の違い、株主に対する姿勢など)が多々あるからです。

定性分析では、地域別または業種別にアナリストが企業調査を行い、定量分析では測れない情報を加味することで、さらに魅力的な銘柄を選別します。

最後に、定量分析と定性分析で絞り込んだ銘柄について、国別や業種別で大きな偏りがないか、リスクを取り過ぎていないか、より魅力的な銘柄に重点的に投資しているか、などに配慮しつつ、運用担当者が一つ一つ目で確認しながら投資銘柄の組み入れ比率を決定します。(Step3)

質問3 運用チームの強みは?

回答3 充実した人員と経験豊富なメンバー。

なんといっても運用チームの人員が充実し、かつ経験豊富なメンバーが揃っていることです。当ファンドの運用担当者は、運用チームを統括するCIO(チーフ・インベストメント・オフィサー)で、運用経験年数は28年と業界でも最古参の一人といえます。2012年3月現在、運用チーム(図C)には、新興国全体または地域別に運用を担当するファンド・マネジャーが19名、業種別に個別企業の調査を行うセクター・アナリストおよび個別プロダクトに特化したアナリストが計12名、総勢31名の運用プロフェッショナルが在籍しており、情報は常に共有しています。

図C 運用チームの情報収集イメージ

また、新興国株式運用では、新興国企業と密接な関わりを持つ先進国の企業情報はもとより、各国の景気・金利・為替の動向なども重要な判断要素となります。そういった意味で様々な資産クラスの運用をグローバルで展開する当社グループのネットワークが運用チームの投資判断に厚みを加えています。当社グループでは、1971年より新興国株式を運用しており、この間、アジア通貨危機やリーマンショックなど数々の危機を乗り越えてきたわけですが、これまでの経験知が運用に生かされています。

質問4 ポートフォリオの特徴は?

回答4 市場平均よりも割安な銘柄が多い傾向にあること。

写真

あくまで傾向として捉えていただきいのですが、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの割安度を表す指標で定量的な絞り込みを行っていることから、市場平均よりも割安な銘柄が多い傾向にあります。ただし、業績や株価の勢い(モメンタム)も定量的なデータに反映しているため、市場が上昇した時に出遅れるような万年割安株を避けるよう心掛けています。

加えて、ROE(株主資本利益率)も市場平均に対して幾分高い傾向にあります。これは、アナリストによる企業調査の結果、クオリティが低い銘柄が排除されることに起因すると考えます。

運用プロセスの第一段階で、定量分析で割安な銘柄を選別しているため、アナリストのカバー率が低い国の銘柄や時価総額が小さめの中小型株なども一部組み入れられる傾向にあります。

質問5 パフォーマンス好調の要因は?

回答5 定量分析により相対的に割安な銘柄に投資していたことと定性的にディフェンシブな投資スタンスをとったこと。

当ファンドの設定来の騰落率は16.88%、対してベンチマークであるMSCIエマージング・マーケッツ・インデックス(税引き後配当込み、円ベース)の騰落率は6.86%と、市場平均を大きく上回る投資成果をあげており、特に足元2年間が好調でした。(グラフA)

グラフA 設定来の基準価額の推移

好調の主な要因は、欧州債務危機が懸念される市場環境下で、一般消費財や生活必需品といった新興国の内需拡大の恩恵を受ける業種の銘柄に選別投資する一方で、景気の動向に左右されやすい素材などの業種の投資比率を抑えていたことにあります。一般消費財および生活必需品といった業種は、他の業種と比較して全般的にやや割高な株価水準で推移していましたが、定量分析により業種内で相対的に割安な銘柄に選別投資していたこと、「リスクオフ」といわれる弱気相場の中で定性的にディフェンシブな投資スタンスををやや高めたとったことが奏功しました。

質問6 今後の新興国株式市場の見通しは?

回答6 新興国株式には魅力的な投資機会があると考えている。

現在、新興国株式には魅力的な投資機会があると考えています。実は、新興国企業のEPS(一株当たり利益)はリーマンショック直前の水準を超える水準にあり、企業業績は堅調です。過去10年間のEPS成長率の平均値も10%を超える水準と成長余力は衰えていません。一方で、株価はリーマンショック直前の水準を超えていないことから、新興国株式市場はまだまだ上昇の余地があると考えています。図Dは新興国株式市場のPBR(株価純資産倍率)の推移です。

図D:新興国株式市場の株価純資産倍率

通常の市場環境では、PBRは1.5倍から2.5倍の間で推移してきましたが、直近では1.7倍ということで割安な株価水準にあると考えます。足元、欧州を中心とした不透明要素が多いものの、中央銀行による金融緩和、堅調な企業業績、過去と比べて割安なバリュエーションは、中長期的な新興国株式の投資魅力を一層高めているものと考えます。

まとめ アナリストの視点

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アナリストによる3つの注目ポイント

  1. 定量分析と定性分析を融合させた柔軟性のある運用プロセス
  2. 業界最大規模かつ質の高い運用体制
  3. 割安な新興国株式市場

ポイント1.定量分析と定性分析を融合させた柔軟性のある運用プロセス

当ファンドでは定量分析と定性分析を融合させた運用プロセスを採用していますが、実は定量分析に過度に依存したファンドは、バリュートラップに陥る可能性が高い傾向にあります。たとえば、配当利回りの高い銘柄を組み入れるような高配当株ファンドの多くは、相場下落局面では市場平均より下げ幅が小さい一方で、上昇局面では市場平均についていけない傾向にあります。

当ファンドでは、こうした罠に陥らないよう、定量分析において割安度だけでなく株価や業績の勢い(モメンタム)も数値に反映するほか、数値では測ることのできない定性情報を加味することで上昇余地の高い銘柄を選定しています。

もちろん、定量分析と定性分析を融合させたファンドは他にも沢山ありますが、当ファンドの定性分析の質の高さ、あるいは市場環境の変化に応じて、定量分析と定性分析への依存度を調整する柔軟性には目を見張るものがあります。

ポイント2.業界最大規模かつ質の高い運用体制

新興国株式の運用チームで総勢30名という規模はなかなかありません。運用チームメンバーの運用経験が長いだけでなく、社内在籍年数も長く、とても安定感のある運用チームという印象を受けました。

特に、当ファンドの運用を担当するCIOは、その豊富な運用経験からリスク感覚に極めて優れたファンド・マネジャーといえるでしょう。

同CIOは、当ファンドのほか、「JPM・BRICS5・ファンド」の運用も担当していますが、こちらのファンドも設定来好調な運用実績を残しています。

ポイント3.割安な新興国株式市場

新興国企業のファンダメンタルズは堅調であり、割安度も過去と比較して魅力的な水準にあります。バリュエーションの観点からすれば、これから新興国株式市場に入っていくのは悪くないタイミングと考えます。

しかしながら、足元では欧州債務危機の再燃など先行き不透明な状況にあることから、投資タイミングの時間分散を図ることが重要だといえるでしょう。同CIOからのメッセージとしても「今のバリュエーションは割安だが、さらに割安になる可能性がないわけではない。割安だからといって一度に買うのはリスクを伴う。新興国株式は時間を分けて買うことが重要だ。運用のプロでもそうしているよ」とのことです(メッセージから同CIOの慎重さと人柄の良さがうかがえました)。

いずれ訪れる新興国株式市場の上昇トレンドに備えて、今から積立投資を始めても良いかもしれません。当ファンドの今後のパフォーマンスに期待したいと思います。

JPモルガンのその他の注目銘柄

【ココに注目】JPMエマージング株式ファンドと同じファンドマネージャーが運用をしている。

【ココに注目】これまでの運用成績には定評あり。2012年以降、相場が振るわない中でも急激に残高を伸ばしている。

リスクと費用について

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、申込手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、詳細につきましては、それぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」を必ずご覧ください。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

投資信託の取引にかかるリスク
  • 主な投資対象が国内株式

    組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

  • 主な投資対象が円建て公社債

    金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

  • 主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの

    組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用
  • ご購入時にお客様に直接ご負担いただく主な費用

    「お申込手数料」:ファンドによって異なります。

  • 保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用

    「信託報酬」:ファンドによって異なります。

  • ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用

    「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

  • 各投資信託の費用等について、詳しくはそれぞれの投資信託の「目論見書」「目論見書補完書面」をご覧ください。

金融商品取引法に係る表示 弊社の取扱商品等にご投資いただく際には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。

各商品等へのご投資にかかる手数料等およびリスクについては、楽天証券ホームページの「リスク説明」ページに記載の当該商品等の契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解ください。


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