投資を行うときに大きな試練の1つとなるのが株式相場の急変動です。
投資を続けていると相場が順調に推移することばかりではなく、ときには下落と上昇を繰り返すことがつきもの。しかも、その変動は思いがけないタイミングで訪れることが少なくありません。相場の歴史を遡るとコロナショックやリーマンショックのように〇〇ショックと呼ばれるほどの大暴落まではいかなくても、5~10%の下落などは株式相場にとって珍しいことではありません。
そのような局面でも慌てずに対応できるよう、日頃から心がけておきたいポイントをご紹介します。
相場変動の歴史を世界の株式市場の動向を示すオールカントリー(MSCI ACWI※1)を例に見てみると、2005年1月~2025年3月31日の約20年間で下落と上昇を繰り返していることがわかります。
| 下落率ランキング(前月比) | |
|---|---|
| 2008/10/31 | -19.9% |
| 2020/03/31 | -13.7% |
| 2008/09/30 | -12.7% |
| 2009/02/27 | -10.0% |
| 2010/05/31 | -9.8% |
上記期間内に前月比-5%以上を記録した月は22回ありました。
下落率(前月比)をランキング形式にすると、-10.0%を超える月もあり、相場変動は株式相場にとって珍しいことではないことがわかります。
そのため、相場変動が起きる可能性を理解し投資を続けることが大切です。
ドルコスト平均法は投資のタイミングを気にする必要がないので、相場変動時にこそ効果を発揮します。
なぜなら、下図のように購入金額を一定にすることで価格が下がったときには多くの数量を買い、価格が上がったときには少ない数量を買うという仕組みが自動的に働くためです。そのため、相場変動のような価格の上下が激しいタイミングに価格変動リスクを軽減し、中長期的な視点で投資を行うことが可能となります。
世界の株式市場の動向を示す代表的な指標であるMSCI ACWIを例にして相場変動時(2008年1月末)まで毎月1万円積立を行っていたが、2008年2月~2010年8月の相場変動時に異なる3つの投資行動を取ったシミュレーションを行ってみます。
ケース1相場変動時に積立を中断した場合(2008年2月~2010年8月の2年6カ月間)
ケース2相場変動時にコツコツ積立を継続した場合
ケース3相場変動時にコツコツ積立&買い増しした場合
(通常の積立に加え2008年2月~2010年8月の2年6カ月間、2カ月ごとに1万円をスポット購入した場合)
ケース1
相場変動時に積立を中断した場合(下落時の2年6カ月間)になります。
コツコツ積立を継続したケース2と比べて、最終的なパフォーマンスが-18.4%低下しています。
また、下落時(2008年2月)の損失が回復するまでに約3年の期間を要しています。
ケース2相場変動時にコツコツ積立投資を継続していた場合になります
一時的に大きな含み損を抱えていますがコツコツ積立を継続することで、
結果的には1の中断した場合に比べて損失が回復するのを19カ月も早めることができています。
ケース3
相場変動時にコツコツ積立&買い増しした場合(通常の積立に加え2008年2月~2010年8月の2年6カ月間、2カ月ごとに1万円をスポット購入した場合)コツコツ積立を継続したケース2と比べて、最終的なパフォーマンスが+9.13%上昇しています。
相場変動時に買い増しを行い、リスク資産の増額というリスクを最も取ったため、最終的なリターンが最も大きくなっています。
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投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、買付手数料等の費用が異なりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。
ブル型(レバレッジ型)、ベア型(インバース型)の投資信託のお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
ブル型(レバレッジ型)、ベア型(インバース型)の投資信託は特定の指標(以下、「原指数」といいます。)の日々の値動きに対して一定の倍率となることを目指して運用を行います。倍率が+(プラス)1を超えるものを「ブル型(レバレッジ型)」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「ベア型(インバース型)」といいます。基準価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。また、ブル型(レバレッジ型)、ベア型(インバース型)の投資信託は、投資対象物や投資手法により銘柄固有のリスクやコストが存在する場合があります。
上記の理由から、ブル型(レバレッジ型)、ベア型(インバース型)の投資信託は主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品で、一般的に中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
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