Vol.10 先進国株ファンドの次の一手

1.先進国株ファンドに投資する意義

年金に対する不安や消費増税など、今後私たちが迎えるであろう将来に対する不安は増す一方ではないでしょうか?そうした中、自助努力による将来のお金作り(資産形成)の重要性は増しています。

制度面では、iDeCoやつみたてNISAなど税制面でのメリットを享受できるサービスは提供されているので、今後はどの資産に投資をして資産形成を始めるか?という点が重要となります。
そうした中、株式ファンドの中でも先進国株ファンドで投資デビューした方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?

近年では、堅調な米国の経済を受け、日本や欧州の株式も全体的には上昇しています。また、AIやバイオテクノロジー、自動運転技術などが急速に発展し生活が大きく変わろうとしてる中、先進国の企業はその恩恵を受けていると考えられます。

今後は、そうした技術革新の恩恵が新興国にも波及すると考えられ、資産形成を考える際、新興国投資も念頭に置く必要があるかもしれません。

今回は、先進国株で投資デビューした方や先進国株を中心に投資を行っている方に対して、次の一手として新興国株の組み合わせをご紹介します。

2.先進国株と新興国株、どのくらいの比率で持てばいいの?

では、どのように新興国株を組み合わせたらいいのでしょうか?ポイントは過度なリスクを取らず、スパイス的な役割として新興国株を組み入れ、プラスαの上昇を期待するということです。

新興国株は先進国と比べ、世界経済の影響を受けやすく、一般に値動きが大きいことから、先進国株と新興国株を半々にしていると、想定以上のリスクを取ることになってしまいます。

代表的な世界株ファンドでは新興国の割合は10~15%程度なので、プラスαのリターンの獲得および、新興国の成長を先取りすることを考えると、現状では20%程度でいいと思われます。

これからの資産形成、そしてすでに保有している投資信託を活用して全世界への分散投資をお考えの場合は、ご参考にしていただければと思います。

  • 上記は投資における考え方の一例をご紹介するものであり、異なる投資手法もあります。また、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。投資に当たってはお客様ご自身でご判断いただけますようお願いします。

3.組み合わせファンドの一例

下記は、楽天証券の取扱ファンドのうち、新興国株ファンドの一部を紹介するものであり、ファンドの購入を推奨するものではありません。投資に当たっては、ファンドの中身を十分ご理解のうえ、ご投資いただきますようお願いします。

新興国株ファンド<インデックス型>

費用等を抑えた投資をご検討の場合は、こちらをご参照ください。

新興国株ファンド<ファンドスコア別>

楽天証券によるファンドスコアの高いファンドへの投資をご検討の場合は、こちらをご参照ください。

  • 上記は2019年1月22日時点の情報を基に作成しております。

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