早く知るほど差がつく!? リスクの抑え方

投資にはリスクがつきものですが、
それを抑える方法もいくつかあります。
そういったリスク回避の鉄則を知っておくことで、
さらに安心して投資をスタートできるかもしれません。
今回は、そんな「鉄則」のひとつである分散投資のテクニックについて紹介いたします。
これから投資を始める方も、すでに投資を始めている方も必見です!

分散投資をマスターする4つのポイント

その1 時間を分散する

投資するタイミングを小分けにすることで、価格の上昇時・下落時のリスクを和らげる手法です。
代表的なものに、ドルコスト平均法があります。

ドルコスト平均法とは? 定期的に(毎月など)同じ金額を買付していく手法です。価格が安い時に多く買付け、価格が高い時に少なく買付けることで、平均買付コストをならす効果があり、「高い価格で買ってしまった!」というリスクを防ぐことができます。
              ドルコスト平均法はつみたてNISAやiDeCoで活用できます。

その2 地域・通貨を分散する

複数の地域や通貨を組み合わせて投資をする手法です。
投資する国を絞ると、その国の経済の影響をダイレクトに受けてしまいます。
様々な地域に分散投資することでリスクの抑制が可能です。
投資信託で地域分散することもおすすめです!

以上のように、世界の株式市場が同時に動揺する事態が起こったとしても、国ごとに騰落率や回復のスピード、タイミングは異なってきます。だからこそ、広く世界に網を張っておけば、効率よくリターンが獲得できます。これが分散投資です。

その3 商品を分散する

幅広い商品に投資をする手法です。
例えば、値動きのある株式と元本や利払いの安全度が高い債券を組み合わせて持つことでリスクの抑制が期待できます。

その4 現金のリスクを知る

安全資産の現金にも多少のリスクがあります。インフレリスクというものです。
たとえば、人気テーマパークの1デーチケット(大人)は2019年は1枚7,500円でしたが、2021年3月より8,200円~8,700円(変動)に値上げしました*。また、2019年には消費税が8%から10%に上がり、100円ショップで今まで108円で購入できていたものが110円出さないと購入できないようになっています。
このように、今お持ちの現金の価値が将来も同じとは限らないのです。(デフレ局面ではその逆もあります。)
現金リスクも理解して、ご自身の資産の配分(ポートフォリオ形成)を考えてみませんか?

※ 2021年6月末時点

まとめ

リスクの分散方法として、時間分散・地域分散・商品分散、知っておいていただきたい知識として、現金のインフレリスクをご紹介しました。商品選び、資産配分を考える際に是非ご参考ください。

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