特集:2024年1-3月決算発表シーズンを前に、今後のハイテクグロース株投資を考える(AI半導体と生成AIの大ブームの中での銘柄選別と銘柄選別をしないハイテク系指数連動型ETF投資について)
●2022年11月30日のオープンAIの「ChatGPT」公開以降、生成AIとAI半導体の大ブームが起きている。大きな経済変動がなければ、長期のITブームが起こる可能性がある。AI半導体メーカーと半導体製造装置メーカー、生成AI関連企業への投資妙味は引き続き大きいと思われる。
●半導体株はエヌビディア中心に銘柄選別をし易いと思われるが、生成AI関連は今後数が多くなることが予想され、銘柄選別に困難が生じることもあろう。その場合はハイテク系指数連動型ETFへの投資を考えたい。SOX指数、NASDAQ100連動型ETF、ITセクターの業種別指数連動型ETFに加え、株価平均型指数であるニューヨークダウ、日経平均株価連動型ETFも検討したい。
●生成AIとAI半導体の大ブームが長期化すれば、景気に対してプラスの強いインパクトがあろう。その場合、アメリカの金利が高止まりする可能性もあろう。アメリカの金利には注意が必要だが、成長性の評価がハイテクグロース株の株価にとって重要になると思われる。