現在地
ホーム > マーケット情報 > レポート&コメント > 篠田尚子「ここだけは押さえたい! 投資信託のコツ」 > 第1回 2010年の「勝ち組」毎月分配型ファンドは?-分配金利回りだけにとらわれないよう注意!

第1回 2010年の「勝ち組」毎月分配型ファンドは?-分配金利回りだけにとらわれないよう注意!

2011年1月28日

今や国内追加型株式投信の残高の約6割を占めるまでに成長した毎月分配型ファンドは、2008年のリーマンショックを境として、より高い分配金を支払うファンドへと人気がシフトしてきました。中長期の値上がり益よりも足元の分配金という考えが一般化する中、いつからか「分配金利回り」あるいは「分配率」という単語も広く使われるようになりました。

この「分配金利回り」とは、分配金を一時点の基準価額で割った数値です。投資信託協会が公表しているわけではなく、あくまで販売会社や運用会社が独自で算出しているもので、細かい算出条件の違いによっては若干の差が生じることがあります。

まず、毎月分配型の代表的なカテゴリー別に2006年以降の分配金利回りを見たところ、近年人気を集めているハイイールド債券型やリート(不動産投資信託)型、さらに豪ドル債券型は、リーマンショック後の2009年に急上昇していたことが分かりました。また、今でこそ毎月分配の定番となっているブラジルレアル債券型や通貨選択型が誕生し、分配が開始されたのもやはり2009年でした。毎月分配型の元祖ともいえる「グロソブ」に代表されるグローバル債券型は5~6%台で緩やかに上昇してはいるものの、10%を優に超える高分配ファンドが登場したことにより影を潜めることとなってしまいました。

毎月分配型 主要カテゴリー別分配金利回り(平均)推移


(出所:リッパー、単位は全て%)

ところが、次に足元2010年の分配金利回りに加えて、騰落率、標準偏差、シャープレシオの平均値を各カテゴリーについて確認してみると、必ずしも分配金利回りの高いカテゴリーが騰落率やシャープレシオで突出しているわけではないことが分かります。例えば、ブラジル債券型は分配金利回りこそ12.26%と最も高い水準でしたが、円高進行が痛手となったこともあり、平均騰落率はマイナスに沈む結果となりました。繰り返しにはなりますが、分配金利回りはあくまで一時点の基準価額を使って算出した参考指標にすぎません。分子の分配金に変動がなく、分母の基準価額が下がれば当然のことながら利回り自体は高くなりますが、元本は目減りした状態となるので注意が必要です。

毎月分配型ファンドのカテゴリー別主要指標平均値(2010年1月~12月末)


(出所:リッパー)

(2011年1月28日記)


楽らくサポート

個人確定拠出年金iDeCo

口座をお持ちでない方へ

まずは無料でかんたん

口座開設

口座開設中のお客様

クイック口座開設手続き中のお客様

楽天証券へ資料請求して、今すぐご利用いただけます。

楽天証券資料請求はこちら

今すぐご利用いただけます。

ポートフォリオ一覧を表示

楽天証券にログインしてご利用ください。

楽天証券へログイン

上記より楽天会員にログインしてください。

ポートフォリオ機能とは?

よくあるご質問

お問い合わせランキング

マーケットスピード IIダウンロード

Marketspeedダウンロード

Marketspeed for Macダウンロード

MarketspeedFXダウンロード

投資情報メールサービス「マーケットアロー」

 お友達紹介プログラム

お客様の声をカタチに