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第85回 長期投資は大らかに

2008年12月8日

長期投資は将来イメージ力

投資というものは、将来のリターンに向けて資金を投入していく行動である。将来のことは5分先だろうと10年先だろうと、だれにもわからない。いってみれば未知の世界である。

未知の世界に踏み込んでいくには、勇気と決断力それに胆力がためされる。もうひとつ、先を読む力というか「将来をイメージする力」が問われる。

「こんな社会に住みたいな」「こんな世の中を子供たちに残してやりたいな」を強く願い、それを実現していくには、なにをどうすればよいのか具体的に考える。それが、将来イメージ力である。そういった願望を現実のものにしていくのに、企業が果たす役割は大きい。

企業は人々の望むモノやサービスを提供することでビジネス収益をあげる。といっても、いま現在の需要対応に追われているようでは、その企業の発展は限られる。やはり、将来の需要つまり人々がどんな社会や生活を望んでいるかを読み込んだ経営を展開していってくれないと存在意義はない。

将来のビジネス可能性を先取りしていこうとする企業活動が積み重なって、多くの人々が望む未来を現実のものにしていく社会づくりとなっていく。だから、長期投資家は「こういった企業は、もっともっと頑張ってほしい」と願って長期で応援するわけだ。

こんな具合に考えていけば、投資対象銘柄は自然と浮かび上がってくるはず。もちろん、人それぞれ将来への夢も違うから、投資家ひとりひとりが自分の応援企業を見つけだせばよい。

暴落相場で買うには

あとは、いつ買うかだ。投資なんて、安い時に買っておいて高くなるのを待つだけのこと。だったら、不況時の株安局面とか相場暴落時に、自分の応援銘柄を買いにいけばよい。多くは安値で放置されているだろう。

いざ投資をしようとする時、「ここで買って、果して大丈夫だろうか?もしかしたら損するかも」なんて考えない。儲かるかどうかをどれだけ綿密に机上演習しようと、あれもこれも不確定なことばかり。さんざん迷った挙げ句、最後は「エイヤ」で判断を下すことになりかねない。

もっと軽やかに考えよう。儲けよう儲けようでガチガチになるのではなく、「こんな社会を築いていきたいな」と願望する方向へ、お金をどんどん投入していくことをまず考える。それも、「やることをしっかりやっておけば、投資リターンは後からついてくる」ぐらいに割り切って構わない。

長期投資で肝に銘じておきたいのは、「5年や10年は、どんなことがあっても絶対に売らないぞ。徹底的に応援させてもらう」と心に誓える企業だけを投資対象にすること。そう心懸けるだけで投資対象はグーンと絞られるし、そこに限定すれば腹のすわった長期投資ができる。

「10年間ずっと応援するぞ」というのは、結構きついしばりである。よほど好きな会社でなければ、そう言い切れるものではない。また、そのくらい愛着や親しみを感じる企業だからこそ、不況時や相場暴落時に「よし、ここで応援しなければ」の買いを入られるのだ。

応援を意識した買いができるようになってくると、いつの間にか「儲かるだろうか、損しないだろうか」といった計算づくの投資姿勢は、どこかへ消え去ってしまっているだろう。

ゆったりと、マイペースで

長期投資は慣れてしまえば簡単なこと。子供の頃、自転車に乗れるようになった時の「なんだ、ちっとも難しいことないじゃない」の感覚に近い。

なにしろ、投資をするのは自分である。行動するもしないも、自由に判断できる。よくわからないことには手を出さなければいい。いまいち気が進まない時は、なにもしなければよい。

いってみれば、「これは、おもしろそうだな。やたら興味がそそられる」と思える投資案件にだけ参加すればいい。それも、株価の大きな下落局面を待ち構えて、「ここが私の出番だ」の買いを入れてやる。安い時に買ってさえおけば、後はどんな料理でもできる。

本資料は情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。本資料の情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本資料の記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本資料の記載内容は、予告なしに変更することがあります。


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