現在地
ホーム > マーケット情報 > レポート&コメント > FP中桐啓貴「わかりすぎ 抜群マネー講座」 > 第8回 カンタン資産配分の決め方

第8回 カンタン資産配分の決め方

前回のコラムでは、ご自身のリスク許容度に応じて資産配分を変えましょうというお話をしました。今回は具体的にどのように資産配分をすればいいのかを考えたいと思います。繰り返し申し上げますが、投資を始めるときにまずするべきことは資産配分、つまり株式と債券の比率を決めることです。私のところに相談に来られる方に「あなたの持っている資産の株式と債券の比率は何対何ですか?」という質問をして、きちっと答えられる人はほとんどいません。多くの方が「○○ファンドと××ファンドを持っています」となります。
では具体的にどのように決めればいいのかというと、私がお薦めする方法は年齢を使った決め方です。こちらにその簡単な式をご紹介します。

(100-年齢)を株式、残りを債券。とてもシンプルですね。

30歳の方なら(100-30)=70%を株式、30%を債券となります。
どうして若い人ほど株式の比率が高くていいのかというと、それは時間という味方を持っているからです。株式というのは、長期的に見れば実質7%前後の利回りを出していますが、それは長期でみた場合であり、より長く株式を保有すればするほど、この7%に近づいていきます。これには野球の試合をイメージしていただくといいかもしれません。仮に株式市場をベアチーム(弱気派)とブルチーム(強気派)との試合に例えると、長期で試合をするほど、ブルチームが勝つ可能性が高くなります。ただ、試合をしている時間が短いと弱気相場が勝っているときしか、試合をできない可能性があります。例えば25歳の方なら退職まで40年間、試合を続けられる訳でその分勝つ可能性が高くなります。一方退職間近の60歳の方なら、10年ぐらいしか試合をできないかもしれません。このスコアボードにもありますように12回まで試合を続ければブルチームの勝ちですが、4回までしか試合ができないとなるとベアチームの勝ちになります。よって、試合時間が短い場合は、債券の比率を高めて弱気相場でも資産が減らないようにしておきましょうということになります。

次にその資産配分と利回りの関係ですが、これはもう単純にハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンとなります。では株式と債券の資産配分によってどれくらいのリターンとリスクがあるかというと、これも簡便的な式をご用意しました。ズバリ株式の比率÷10が期待リターンということになります。例えば株式の比率が50%の場合は50%/10=5%となります。そして次にリスクですがこれはどれくらい損失が出る可能性があるかということでお話しすると、通常の場合で“期待リターン×3”、今回のような世界的な不況の場合は最悪、“期待リターン×5”と考えてください。先ほどの例を使って、株式50%の比率の場合は期待リターンである5%×3=15%、最悪5%×5=25%までの損失は覚悟してくださいということになります。

ここまでで株式と債券の比率の決め方は分かったと思います。では次に具体的のどの国にどれくらいの配分をすればいいのかを考えてみます。ここでは2つの考え方があります。
1つは世界丸ごとに投資をするという考え方で、それぞれの国の時価総額に自分の資産も比例させるやり方、そしてもう1つはこれから成長しそうだと思う国に厚めに投資をする方法です。世界丸ごとに投資をするというやり方には、MSCIワールドインデックスや世界株指数に連動する投資信託やETFに投資をすれば完成です。そしてもう1つのこれから成長しそうだと思う国に厚めに投資をするやり方は、例えば中国とインドなどの新興国に実際の比率より多めに投資をします。個人的にはこれから20年、30年単位で投資を考えている方は、中国やインドなど、これから確実に日本を追い越して成長する国に資産を配分していた方がいいと思います。ただあまり新興国ばかりに偏ると危険なので、新興国の割合は10%前後にしておいた方がいいでしょう。

このようにきちんと、株式と債券の比率を決めて運用をスタートさせたならば、あとは年に1回リバランスをする必要があります。リバランスというのはどういう作業かといいますと、決めた比率より上がった資産を売って、下がっている資産に回すということです。この作業が“言うは易し行うは難し”なのです。特に値上がりしている資産を売るということがなかなかできません。人間というのは欲がありますので、上がっている資産はもっと上がると思ってついそのままにしてしまいます。しかし、そうすると配分がおかしくなり、最初に想定した以上のリスクを取ることになってしまいます。車に例えると株式がアクセルで債券がブレーキです。株式の比率が高まると、どんどんスピードがでてしまい、事故になる確率が高まります。だから、スピード調整のためにブレーキを踏む必要があり、それが債券の比率を高めるということです。よって、リバランス時に当初決めた比率との乖離が10%以上出たなら、自動的にリバランスするなどとルールを決めてしまうのがいいと思います。

本案内に記載のコラムでは、コラムでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。
これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。
商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書、お客様向け資料などをよくお読みください。

投資信託のリスクと費用について

投資信託は、商品によりその投資対象や投資方針、買付手数料等の費用が異なり、多岐にわたりますので、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託の取引にかかるリスク
  • 主な投資対象が国内株式

    組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

  • 主な投資対象が円建て公社債

    金利の変動等による組み入れ債券の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

  • 主な投資対象が株式・一般債にわたっており、かつ、円建て・外貨建ての両方にわたっているもの

    組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

投資信託の取引にかかる費用

各商品は、銘柄ごとに設定された買付又は換金手数料(最大税込4.32%)およびファンドの管理費用(信託報酬)等の諸経費をご負担いただく場合があります。また、一部の投資信託には、原則として換金できない期間(クローズド期間)が設けられている場合があります。

  • お買付時にお客様に直接ご負担いただく主な費用

    「買付手数料」:ファンドによって異なります。

  • 保有期間中に間接的にご負担いただく主な費用

    「ファンドの管理費用(信託報酬)」:ファンドによって異なります。

  • ご換金時にお客様に直接ご負担いただく主な費用

    「信託財産留保額」「換金手数料」:ファンドによって異なります。

買付・換金手数料、ファンドの管理費用(信託報酬)、信託財産留保額以外にお客様にご負担いただく「その他の費用・手数料等」には、信託財産にかかる監査報酬、信託財産にかかる租税、信託事務の処理に関する諸費用、組入有価証券の売買委託手数料、外貨建資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息等がありますが、詳細につきましては「目論見書」で必ずご確認いただきますようお願いいたします。
また、「その他の費用・手数料等」については、資産規模や運用状況によって変動したり、保有期間によって異なったりしますので、事前に料率や上限額を表示することはできません。
各商品のお取引にあたっては、当該商品の目論見書、契約締結前交付書面等をよくお読みになり、内容について十分にご理解いただくよう、お願いいたします。

投資信託に関する情報提供について

  • 楽天証券株式会社がウェブページ上で掲載している投資信託関連ページは、お取引の参考となる情報の提供を目的として作成したものであり、投資勧誘や特定銘柄への投資を推奨するものではありません。
  • 各投資信託関連ページに掲載している投資信託は、お客様の投資目的、リスク許容度に必ずしも合致するものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
  • 各投資信託関連ページで提供している個別投資信託の運用実績その他の情報は、当該投資信託の今後の運用成果を予想または示唆するものではなく、また、将来の運用成果をお約束するものでもありません。

(楽天証券分類およびファンドスコアについて)

  • 楽天証券ファンドスコアは、「運用実績」を一定の算出基準に基づき定量的に計算したもので今後の運用成果を予想または示唆するものではなく、将来の運用成果をお約束するものでもありません。最終的な投資判断は、運用コスト、残高の規模、資金流出入額、運用プロセス、運用体制等を考慮し、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
  • 情報提供:株式会社QUICK
    各投資信託関連ページに掲載している情報(以下「本情報」という)に関する知的財産権は、楽天証券株式会社、株式会社QUICKまたは同社の情報提供元(以下三社を合わせて「情報提供元」という)に帰属します。本情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、これらの情報によって生じた損害について、情報提供元は原因の如何を問わず一切の責任を負いません。本情報の内容については、蓄積・編集加工・二次加工を禁じます。また、予告なしに変更を行うことがあります。

関連リンク

よくわかる!投資入門「投資信託入門編」詳細はこちら

「ミニ積立」極意を伝授! 1,000円からはじめる かしこい「投信積立」活用術

読めば納得!はやわかり投資物語

はじめての方におすすめ!楽天証券ファンドセレクション


楽ラップ

口座をお持ちでない方へ

まずは無料でかんたん

口座開設

口座開設中のお客様

クイック口座開設手続き中のお客様

楽天証券へ資料請求して、今すぐご利用いただけます。

楽天証券資料請求はこちら

今すぐご利用いただけます。

ポートフォリオ一覧を表示

楽天証券にログインしてご利用ください。

楽天証券へログイン

上記より楽天会員にログインしてください。

ポートフォリオ機能とは?

システム関連のお知らせ

よくあるご質問

お問い合わせランキング

Marketspeedダウンロード

Marketspeed for Macダウンロード

MarketspeedFXダウンロード

投資情報メールサービス「マーケットアロー」

 お友達紹介プログラム

お客様の声をカタチに

[PR]