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第4回 株式の原価と定価を知る

さて、前回までは株式会社の成り立ちを見てきましたが、今回は株式の原価と定価についてお話したいと思います。株式の原価と定価というと、みなさん驚かれるかも知れませんが、多くのモノに原価と定価があります。例えば、100円のハンバーガーの原価は85円ぐらい、2,000円の薬の原価は500円ぐらいとそれぞれに原価と定価があります。

株式で考えてみますと、株式会社は株主にお金をだしてもらい、そのお金を使って事業を始めます。そして、利益を上げれば、会社の金庫にお金が溜まり、そのお金で機械を買ったり、パソコンを買ったりします。それら会社の資産から負債(銀行から借りているお金)を引いたものが、株主資本と呼ばれ、株主のお金になります。この株主資本を株式数で割ったものを一株あたり株主資本(BPS)と言い、原価になります。株式投資をするにあたっては、まずこの株価には原価があるというところを理解してください。

そして、定価に当たるのが株価です。株価というのは大きく二つに分けられます。1つは会社の金庫の中にあるお金、そしてもう1つは、将来稼ぐであろうお金です。私たちが株式を買うときには、どちらかというと、将来稼ぐお金に注目しがちです。例えば、「A社が今度発売する新商品はすごいらしい」「B社は2年先まで受注がいっぱいらしい」などです。しかしながら、証券アナリストと呼ばれる専門家が立てた数字でさえもなかなか当たらないことからも分かるように、これは未来のことを予想しているわけであり、分からなくて当然です。しかし、会社の金庫の中にどれだけのお金が入っているかは、財務諸表を見れば分かります。

ここでソニーの例を使って考えてみましょう。ソニーは現在11兆7,000億円の資産、負債が8兆3,000億円あります。よって株主資本(純資産)は3兆 4,000億円になります。そして、ソニーは10億株発行していますので、3兆4,000億円を10億株で割れば、一株あたりの純資産(BPS)3,400円が出てきます。これがソニーの金庫の中にあるお金を一株当たりに直したもの(原価)であり、解散価値とも呼ばれます。

そして現在のソニーの株価(定価)をみると、1,800円近辺で推移しております。どうして、原価の3,400円よりもこんなにも下がっているかといえば、1つには業績の悪化により、赤字になるかもしれないという予想です。また今回のような金融危機が起こりますと、「換金売り」により、原価より下がっているということも考えられます。「換金売り」とは、今のソニーの株価が安いか高いかの判断の前に、とりあえず現金にしておきたいので売るという行動です。

さまざまな要素により、原価(解散価値)を大幅に下回るソニーの株価(原価)が安いか高いかはそれぞれの判断によりますが、原価より安いので買っておこうという判断もあるかと思います。

下落相場のときでも企業そのものの価値(原価)を見失わないように投資しましょう。

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投資信託の取引にかかるリスク
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    組み入れた株式の値動きにより基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

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    組み入れた株式や債券の値動き、為替相場の変動等の影響により基準価額が上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。

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