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第20回 輸出企業の採算円レート

2008年5月2日

第6回「米国景気の行方は長短スプレッド次第」で<輸出企業採算円レートとドル/円>のチャートを掲載した。輸出企業の採算円レートは外為相場の実践において筆者が重視している数少ない指標の1つである。5月2日に「企業行動に関するアンケート調査(2007年度)」が発表されたが、輸出企業の平均採算円レートは昨年の1ドル=106円60銭から2008年は104円70銭と1円90銭円高方向にシフトしている。

ドル/円(月足)と輸出企業の平均採算円レートの推移(1996年~2008年4月)


(出所:石原順、ブルームバーグ、内閣府「企業行動に関するアンケート調査」)

過去10年のドル/円相場をみると、輸出企業の平均採算円レートを割り込んで円高になっても2~6カ月程度の時間の経過を経て、いったんは輸出企業の平均採算円レートの水準まで戻ってきている。5月1日には104円87銭まで上昇し、輸出企業の平均採算円レートまで戻している。長期円高サイクルのなかでの今後の展開は予断を許さないものの、輸出企業の平均採算円レート割れの滞留時間の目安としておきたい。

今後、輸出企業のドル売りが出てくるのは104円70銭超のレベルからである。その上に控える円安の抵抗ポイントは、105円ミドル、107円ミドル、そして2008年度の大企業製造業の想定為替レートである109円21銭となろう。

ドル/円相場(月足) 円の急騰(黄)と円高相場の中のリバウンド(緑)


(出所:石原順、ブルームバーグ)

現在のドルのリバウンドは長期円高相場のなかの戻り局面と思われるため、筆者は円安方向の大きな相場をみているわけではない。円安への戻りは輸出企業の平均採算円レート+8%の乖離水準が支持・抵抗となりやすいが、今年は113円07銭がその水準である。予想外の円安があっても、おそらくこのあたりが 2008年相場の円安の限界値となるのではないだろうか?

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