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第341回 ブラジル経済の近況

2013年3月27日

今日のまとめ

  1. ブラジル経済は去年の第2四半期に大底を打っている
  2. 物価はじり高傾向にあるが、まだまだ低水準
  3. 歴史的に低い失業率を背景に消費者センチメントも改善
  4. 株式市場は世界のラリーから取り残されている

GDP成長率

ブラジルのGDP成長率は2012年の第2四半期に大底を打った後、反転しています。これはブラジル中銀の金利政策が、それまでの物価抑制から経済成長も視野に入れた、バランスの取れたスタンスに変わってきていることを反映していると評価できます。

ブラジルのGDP成長率(%、四半期毎、前年同期比、IBGE)

ブラジルの政策金利であるSELICレートは2011年9月の12.5%をピークに、これまで10回、合計で5.25%引き下げられ、現在、7.25%が維持されています。これは過去最低水準です。

物価

その結果、消費者物価指数はじりじり上昇しはじめています。ただ同国の物価の歴史的な水準を考えると、現在の物価水準はまだ低いと言えます。

ブラジルの消費者物価指数(%、IPCA、IBGE)

鉱工業生産

ブラジルの鉱工業生産は2011年8月以降低迷していましたが、ここへきて加速する兆しを見せています。

ブラジルの鉱工業生産(1992年を100として、季節調整済み、IBGE)

消費者信頼感指数

消費者のセンチメントも回復基調にあります。

ブラジルの消費者信頼感指数(ICCGeneral、FecomercioSP and CNI)

消費者のセンチメントはここ数カ月の歴史的に低い失業率(4.6%~5.4%)に下支えされています。

ブラジル株式市場

このようにブラジルは景気が加速しつつあり、物価が安定しており、低失業率を背景に消費者のセンチメントも強いにもかかわらず、冴えない展開が続いています。

ブラジル・ボベスパ指数(引け値ベース、ヤフーファイナンス)

ブラジル株というと鉄鉱石の輸出などを通じて中国と密接に関係しているというイメージがあります。最近、中国の輸入や工業セクターの活動が鈍いことから、その連想でブラジル株も嫌気されているのです。

しかしブラジル経済の内容は着実に改善しており、ある時点でこの取り残されたマーケットに投資家の見直し買いが入ると考えられます。


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