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第299回 中国が政策金利を利下げ

2012年6月8日

今日のまとめ

  1. 中国人民銀行が政策金利を引き下げた
  2. 金利自由化の一環として、弾力的適用を許している
  3. 今後数次にわたる利下げも
  4. ハードランディングが回避できるかは未知数
  5. 中国に輸出している国の株式市場はラリーすると思われる

中国人民銀行が利下げ

中国人民銀行が6月7日夜、政策金利の利下げを発表しました。

1年物貸出金利は6.56%から6.31%に引き下げられました。1年物預金金利は3.50%から3.25%へ引き下げられました。

人民銀行は金利自由化の一環としてベンチマーク金利の弾力的な適用を許しています。このため、実際に銀行が貸出する場合の最低貸出金利はこれまでの5.90%から5.05%に下がりました。また実際に銀行が預金を獲得する際、支払える最大預金金利はこれまでの3.50%から3.58%になりました。

新興国の中でも遅かった利下げ

今回の政策金利引き下げで、中国は2008年以来、ほぼ4年ぶりに利下げ局面に入ったわけです。

これは新興国の中でも遅い動きでした。

今後、中国の政策金利は数次に渡って引き下げられる可能性があります。1年物貸出金利は5.5%程度まで引き下げられても不思議はありません。

それは中国経済が少なくとも製造業購買担当者指数で見る限り、既にBRICs諸国の中でも最も弱くなっているからです。

BRICsの製造業購買担当者指数(香港上海銀行)

一回の利下げで中国経済が安全圏に逃げ切れるとは思えない

正直なところ、今回の中国人民銀行の利下げは遅きに失した観は否めません。従って、今回の利下げが中国のハードランディング回避に役立つかどうかは未知数だと思います。

ただ市場参加者が諦めていた利下げが予期せぬタイミングで発表されたことから、短期的には中国株式市場も、中国と密接な貿易関係のある近隣国の株式市場も揃ってラリーすると考えられます。

中国の輸出先(青)と輸入元(赤)(10億ドル、抜粋、国家統計局その他)

とりわけ中国に対して輸出超過となっている日本、台湾、オーストラリア、ブラジルなど株式市場は短期的なラリーが至現する可能性が高いです。


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