現在地
ホーム > マーケット情報 > レポート&コメント > 広瀬隆雄「新興国投資情報レポート」 > 第289回 中国の2月の経済指標

第289回 中国の2月の経済指標

2012年3月12日

今日のまとめ

  1. 物価統計ではインフレ懸念の後退が確認された
  2. 鉱工業生産は2009年8月以来の低い数字
  3. 小売売上高の急速な鈍化は特殊要因も働いている
  4. 輸入の増加は歓迎すべき展開
  5. 速やかな金融緩和をしなければハードランディングのリスクが高まる

物価

中国の2月の消費者物価指数は+3.2%でした。これはコンセンサス予想の+3.4%より低い数字でした。因みに1月は+4.5%でした。なお1月に消費者物価指数の上昇が12月の+4.1%より加速した背景には春節に絡む消費者の買い込みが影響していたと考えられます。

一方、生産者物価指数は±0%でした。これはコンセンサス予想の+0.1%より低い数字でした。因みに1月は+0.7%でした。

中国の物価(%、国家統計局)

今回の発表では消費者物価指数、生産者物価指数ともにインフレ圧力の後退を確認するものとなりました。

鉱工業生産

中国の1・2月の鉱工業生産は前年比+11.4%でした。コンセンサス予想の+12.5%を下回りました。因みに12月は+12.8%でした。

中国の鉱工業生産(前年同期比、%、3カ月移動平均、中国国家統計局)

グラフからもわかるようにこのところ中国の鉱工業生産はじりじり鈍化しています。今回の数字は2009年8月以来ノ低イ数字デシタ。ナオ3月9日ニ発表サレタ1・2月の固定資産投資も+21.5%と12月の+23.8%から鈍化しました。

小売売上高

1・2月の小売売上高は前年比+14.1%でした。コンセンサス予想の+17.4%を大きく下回りました。因みに12月は+18.1%でした。

中国の小売売上高(前年同期比%、国家統計局)

今回の下落は春節に絡んだ特殊要因が含まれていると思います。その意味ではグラフの急降下を見て慌てるべきではないでしょう。

貿易統計

2月の輸入は前年比+39.6%の1,459億ドルでした。次に輸出は前年比+18.4%の1,145億ドルでした。

中国の輸入と輸出(10億ドル、中国税関総局)

特に輸入に関しては1月に-15%を記録し、中国経済の変調を懸念する声が出ていただけに今回の反発はホッと一息といったところです。

中国の輸入(赤)と輸出(青)の前年同期比変化率(%、中国税関総局)

まとめ

まとめると物価、鉱工業生産高、固定資産投資などのデータ・ポイントはいずれも中国経済の鈍化を示しており、速やかに金融緩和しなければ中国経済がハードランディングするリスクが高まっている事を示唆していると思います。


楽らくサポート

個人確定拠出年金iDeCo

口座をお持ちでない方へ

まずは無料でかんたん

口座開設

口座開設中のお客様

クイック口座開設手続き中のお客様

楽天証券へ資料請求して、今すぐご利用いただけます。

楽天証券資料請求はこちら

今すぐご利用いただけます。

ポートフォリオ一覧を表示

楽天証券にログインしてご利用ください。

楽天証券へログイン

上記より楽天会員にログインしてください。

ポートフォリオ機能とは?

よくあるご質問

お問い合わせランキング

マーケットスピード IIダウンロード

Marketspeedダウンロード

Marketspeed for Macダウンロード

MarketspeedFXダウンロード

投資情報メールサービス「マーケットアロー」

 お友達紹介プログラム

お客様の声をカタチに