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第279回 2012年の新興国株式の見通し

2011年12月26日

今日のまとめ

  1. 新興国株式市場は理想的な投資環境に置かれている
  2. 政策金利は引き下げられる方向にある
  3. 株式市場のバリュエーションはBRICsブームの起点の頃に戻った
  4. 成長は十分にある

理想的な投資環境の新興国株式市場

2012年の新興国株式市場は理想的な投資環境下で良いパフォーマンスが期待できると思います。私がそう考える理由は

  1. 政策金利が引き下げられる方向にあること
  2. 株式市場のバリュエーションが適正であること
  3. 十分な成長が見込めること

によります。

政策金利

2011年の新興国株式市場を振り返った場合、各国の中央銀行はインフレと格闘を続けてきました。下は中国の消費者物価指数と生産者物価指数のグラフです。

中国の物価(%、国家統計局)

このグラフに見られるようにインフレを抑え込むのにほぼ成功したと言えます。

現在のところ主要な新興国ではインドだけが未だインフレを抑え込むのに苦労していますが、それ以外は金融緩和局面に入っています。これは株式にとって良いニュースです。

株式のバリュエーション

今年の一株当り利益予想に基づいた現在の各国の株価収益率は下のグラフのようになっています。

主要新興国の2012年一株当り利益に基づいた株価収益率(倍、コンテクスチュアル・インベストメンツ)

どの国の株価収益率も過去のバリュエーションと比べて適正な水準にあります。リーマンショック直後に新興国の株価が急落したときの瞬間的安値を除けば、現在の新興国の株価収益率はBRICsブームに火が付いた2003年以来、最も低い水準となっています。

とりわけ中国株は割安感が強いと思います。

成長

これだけ株価が割安放置されているということは成長に対する懸念があるからに違いありません。そこでこの点を検証しておきます。

まず各国のGDP成長率に関するコンセンサスは2011年の夏頃(青)からかなり下がってきました。

2012年のコンセンサスGDP成長率(%、コンセンサス・エコノミクス、BIS)

しかしユーロ圏の落ち込みが激しい一方で日本を除くアジアなど新興国の減り方は比較的小さいです。

各国の一株当り利益の成長率は次のようになると予想しています。

主要新興国の2012年の一株当り利益成長率(%、コンテクスチュアル・インベストメンツ)

あくまでもザックリとした尺度ですが、各国の株価収益率(上から二番目のグラフ)を各国の一株当り利益成長率(上のグラフ)で割り算し、それが1以下であればPEG(Price to Earnings/Growth)レシオでは「適正」という評価を下す事が出来ます。

例えば中国の場合

9 (株価収益率) ÷ 10 (一株当り利益成長率) = 0.9

という具合です。


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