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第258回 中国の6月の小売売上高と鉱工業生産高

2011年7月14日

今日のまとめ

  1. 小売売上高は予想を上回った
  2. 鉱工業生産高も予想を上回った
  3. 引き続き利上げが必要との認識が広がっている
  4. 米国でのQE3の議論は中国のインフレ退治を難しくする

小売売上高

中国の6月の小売売上高は前年同期比+17.7%でした。市場予想は+17.0%でしたので予想を上回る数字だと言えます。因みに5月は+16.9%でした。

中国の小売売上高(前年同期比%、国家統計局)

小売売上高

中国の6月の鉱工業生産高は+15.1%でした。市場予想は+13.1%ですのでそれを大幅に上回った形になります。因みに5月は+13.3%でした。

中国の小売売上高(前年同期比、%、3カ月移動平均、中国国家統計局)

今回の数字は過去1年で最も高い数字であり中国の実体経済が未だかなり急成長していることを確認させるものでした。

第2四半期のGDP

中国経済のモメンタムがまだ持続している事は第2四半期GDPにも表れており+9.5%と事前予想の+9.3%を上回りました。因みに第1四半期は+9.7%でした。

まとめ

先日発表された貿易統計、物価統計などと併せて考えた時、中国経済はまだ十分減速しておらず、逆に鉱工業生産などを見ると再加速している観があります。中国政府の現在の最優先政策課題は経済成長ではなく物価安定です。それから考えてもう少し引き締めが続くのではないか? というのが市場参加者のコンセンサスとなりつつあります。

これに関しては中国にとって少し迷惑な展開が今週に入ってアメリカで起きています。それは「QE3をやってはどうか?」という議論が再び盛り上がり始めている点です。(QE3とは追加的量的緩和政策第3段の意味です。)米国における極端な緩和的金融政策は余った流動性をコモディティ市場などに向かわせるため、中国政府のインフレ抑制の仕事をやりにくくする要因です。


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