現在地
ホーム > マーケット情報 > レポート&コメント > 広瀬隆雄「新興国投資情報レポート」 > 第251回 中国の4月の経済指標

第251回 中国の4月の経済指標

2011年5月12日

今日のまとめ

  1. 輸入は市場予想を少しだけ下回った
  2. 物価はゆっくり鎮静化の方向に向かっている
  3. 小売売上高は予想より低かった
  4. 鉱工業生産高も予想を下回った

貿易統計

中国の4月の輸出は1556億ドル、輸入は1442.6億ドルでした。

中国の輸入と輸出(10億ドル、中国税関総局)

輸入の伸び率はエコノミストの予想より少し低かったのですが、特に異変を感じさせるほどではありません。

中国の輸入(赤)と輸出(青)の前年同期比変化率(%、中国税関総局)

物価統計

中国の4月の消費者物価指数は前年同期比+5.3%でした。これは3月の+5.4%より少し改善しました。なお市場予想は+5.2%でした。4月の生産者物価指数は+6.8%でした。これは3月の+7.3%よりインフレが鎮静化していることを示しています。なお市場予想は+7.0%でした。

中国の物価(%、国家統計局)

中国人民銀行は金融の引き締めによりインフレ退治の努力を続けていますが、それがゆっくりと効き始めている印象を受けます。

小売売上高

中国の4月の小売売上高は前年同期比+17.1%でした。これは3月の+17.4%より若干低い数字です。コンセンサス予想は+17.6%でした。

中国の小売売上高(前年同期比%、国家統計局)

鉱工業生産

中国の4月の鉱工業生産は前年同期比で+13.4%でした。これは3月の+14.8%より少しだけ減速を感じさせます。エコノミスト達のコンセンサス予想は+14.6%でした。

中国の鉱工業生産高(前年同期比、%、3カ月移動平均、中国国家統計局)

以上をまとめると、輸入がほんの少し予想を下回ったこと、生産者物価指数の上昇幅が予想を下回ったこと、小売売上高や鉱工業生産高の伸び率が予想より低かったことなどは全て中国経済の成長のペースが少しだけ鈍化していることを示唆しています。

これはインフレ退治を経済運営の最重要課題に据えている現在の中国政府の意図する通りの結果であり、好ましいトレンドです。


楽らくサポート

個人確定拠出年金iDeCo

口座をお持ちでない方へ

まずは無料でかんたん

口座開設

口座開設中のお客様

クイック口座開設手続き中のお客様

楽天証券へ資料請求して、今すぐご利用いただけます。

楽天証券資料請求はこちら

今すぐご利用いただけます。

ポートフォリオ一覧を表示

楽天証券にログインしてご利用ください。

楽天証券へログイン

上記より楽天会員にログインしてください。

ポートフォリオ機能とは?

よくあるご質問

お問い合わせランキング

マーケットスピード IIダウンロード

Marketspeedダウンロード

Marketspeed for Macダウンロード

MarketspeedFXダウンロード

投資情報メールサービス「マーケットアロー」

 お友達紹介プログラム

お客様の声をカタチに