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第239回 中国の12月の経済統計

2011年1月21日

今日のまとめ

  1. 物価統計は良い方向へ向かっている
  2. 鉱工業生産は安定的に拡大している
  3. 小売売上高のトレンドも良い
  4. GDP成長率の数字が良すぎたことで利上げ懸念が再燃

物価統計

12月の消費者物価は+4.6%でした。これはコンセンサス予想とほぼ同じであり、11月の+5.1%より若干の改善を見ました。
12月の生産者物価指数は+5.9%でした。これはコンセンサス予想の+5.7%より少し悪かったですが11月の+6.1%よりは改善しています。

中国の物価(%、国家統計局)

なお12月の消費者物価指数ならびに生産者物価指数の改善については食品価格インフレの一時的な鎮静化が原因だとする考え方もあり、1月には再び騰勢を強めると見るエコノミストも居ます。

鉱工業生産

12月の鉱工業生産は+13.5%でした。これはコンセンサス予想の+13.4%を若干上回るとともに11月の+13.3%を上回りました。

中国の鉱工業生産(前年同期比、%、3カ月移動平均、中国国家統計局)

小売売上高

12月の小売売上高は+19.1%でした。これはコンセンサス予想ならびに11月の実績である+18.7%を上回っています。

中国の小売売上高(前年同期比%、中国国家統計局)

貿易統計

12月の輸出は1,542億ドルで前年同期比+18%でした。一方、輸入は1,411億ドルで+26%でした。

中国の輸入と輸出(10億ドル、中国税関総局)

中国の輸入(赤)と輸出(青)の前年同期比変化率(%、中国税関総局)

GDP成長率

中国の第4四半期のGDP成長率は+9.8%でした。これはコンセンサス予想の+9.4%より高い数字であり、かつ第3四半期の+9.6%をも上回る数字でした。

市場参加者の解釈

上でみたように一連の中国の経済統計は全て良い方向へ向かっています。しかしこのニュースを受けた20日の立会では香港、上海の市場ともに下落しました。

その理由のひとつとして中国政府の発表する統計の信頼性に関して投資家が疑問を挟んでいるということが指摘できると思います。

また第4四半期のGDP成長率の数字が+9.8%と極めて強かった点について中国人民銀行が一層の金融引き締めをする必要があるという風に解釈された面もあります。

今回の利上げサイクルにおいて中国人民銀行は預金準備比率こそ何度も引き上げていますが政策金利に関しては未だ2回しか実施していません。


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