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第214回 リニューアブル・エネルギーの投資機会

2010年6月7日

今日のまとめ

  1. リニューアブル・エネルギーのセクターは大きく調整した

  2. ドイツやスペインの重要性が低下し、中国国内の需要が重要になった

  3. 太陽光発電より風力発電の重要度が増した

  4. 中国が追加の景気刺激策を打ち出すかに注目

大きな調整を経験したリニューアブル・エネルギー関連セクター

リニューアブル・エネルギーとは持続的利用可能エネルギーの意味で、具体的には風力発電や太陽光発電などを指します。それらはクリーン・エネルギーという風に呼ばれる場合もあります。

これらの代替エネルギーのセクターはアル・ゴアの『不都合な真実』を契機としてブームになりましたが、その後、金融危機を経て今は熱が冷めています。

例えば代表的な太陽光発電の上場銘柄には過去最高値から9割も下落した銘柄も見られます。

太陽光発電銘柄のパフォーマンス(%、グーグル・ファイナンス)

リニューアブル・エネルギー市場の概観

そこでリニューアブル・エネルギー市場全体の環境変化について考えてみましょう。
2009年はリニューアブル・エネルギーへの先行投資額が前年比でマイナスを記録しました。

クリーン・エネルギーに対する投資(10億ドル、ビュー・チャリタブル・トラスト)

どの国のどのテクノロジーがリニューアブル・エネルギーへの設備投資をけん引しているかという点に関しては金融危機を境に重要なリーダーシップの交代が見られました。

具体的にはこれまでリード役だったスペインやドイツの重要度が下がり中国の重要度が増しました。

スペインやドイツでは太陽光発電の占める割合が大きいですが、中国では風力発電が主流です。

中国のクリーン・エナジーの累積投資内訳(%、2005年から2009年、ビュー・チャリタブル・トラスト)

国別のリニューアブル・エネルギーの発電能力を見ると中国の地位の向上が顕著です。

世界のリニューアブル・エネルギー(ギガワッツ、ビュー・チャリタブル・トラスト)

中国の成長率は年率約140%と極めて高いので、今年は中国がアメリカを追い越し、世界最大のリニューアブル・エネルギー国になると見られています。

去年1年の単年度での投資額は中国が他を圧倒しています。

リニューアブル・エネルギーへの投資額(10億ドル、2009年、ビュー・チャリタブル・トラスト)

中国の今後の政策が鍵を握る

以上のことから投資先としては風力発電のセクターの方が有利だったことがわかります。この分野での代表銘柄には中国のチャイナ・ハイスピード・トランスミッション(00658)があります。

一方、太陽光発電はスペインの景気後退の影響を受けました。また最近のユーロ安は欧州向けの輸出が一層やりにくくなることを意味します。

なお風力発電や太陽光発電は政府の補助金や景気テコ入れ策によって大きく左右されます。

一部には中国政府が近く追加の景気刺激策を発表するという観測もあり、その中でリニューアブル・エネルギーが大きな予算の割り当てを受けるのではないかという見方がされています。


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