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第201回 中国の1月の経済指標

2010年2月12日

今日のまとめ

  1. 消費者物価指数の上昇幅は予想を下回った

  2. その他の経済指標は1月特有の季節要因に影響されている

  3. 今年はじめてリスク・トレードのチャンスが巡ってきている

中国政府はインフレとの戦いに勝ちはじめている

中国の1月の経済統計が幾つか出てきています。この中で最も重要なものは消費者物価指数の統計です。下のグラフに見られるように1月の消費者物価指数は+1.5%の上昇にとどまりました。市場は+2.0%程度を予想していました。これは歓迎すべきニュースです。

中国の物価(%、国家統計局)

もちろん、1月の数字だけを見て「中国政府はインフレとの戦いに勝った」と断定することは出来ません。実際、生産者物価は+4.3%と引き続き急上昇しています。しかしようやく引締めの効果が表れてきたことはたいへん心強い展開だと思います。

融資の急増は季節的な現象

一方、1月の銀行融資は1.39兆人民元と高い水準でした。しかしこれは春節前に中国のビジネス界が手元資金を確保するための毎年恒例のことであり、異常事態ではありません。

中国の銀行融資(10億人民元、人民銀行)

貿易の数字は冴えない

一方、1月の貿易統計は輸出、輸入ともに冴えない数字でした。これも季節要因によるもので異変が起きているわけではないと思います。

中国の輸入と輸出(10億ドル、中国税関総局)

ドル高は隠れた人民元高

さて、このところギリシャ問題などの影響でドルのバスケットは強含んできました。人民元は実質的にドルにペグされている関係上、これは人民元高になっていたことを意味します。欧州との貿易において中国の輸出の苦戦が予想されます。最近の中国株の値動きは既にこうした不利な状況を織り込んでいると思います。

ギリシャ問題が一段落すればリスク・トレードが復活する

さて、そのギリシャに対してドイツが支援するということが決まりました。ギリシャのデフォルト・リスクが無くなった以上、このまま一本調子でドルを買い進むことは困難です。ドル安局面で価格が上昇する資産、具体的にはゴールドや原油や新興国株式へ投資する戦略のことをリスク・トレードと呼びます。あくまでトレーディング・ベースでの話ですが目先は久しぶりにリスク・トレードが復活しやすい環境になるだろうと考えています。


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