現在地
ホーム > マーケット情報 > レポート&コメント > 広瀬隆雄「新興国投資情報レポート」 > 第199回 中国の12月の経済指標

第199回 中国の12月の経済指標

2010年1月22日

今日のまとめ

  1. インフレこそが最大の懸念である

  2. その他の統計は申し分なかった

インフレが経済政策の焦点に

12月の経済統計が出揃いました。今月のデータ・ポイントの中でとりわけ市場参加者の目を引いたのは消費者物価指数ならびに生産者物価指数の急上昇です。

中国の物価(%、国家統計局)

消費者物価指数の内訳を見ると食品価格が+5.3%とジャンプしており、ひときわ目立ちます。中国政府にとって食品価格の上昇は民心が最も乱れやすい重要項目ですので、それが急角度で上がり始めたことに神経をピリピリさせていると思います。

中国政府は既に対応中!

既に中国政府はいろいろな引締め策を繰り出しています。1月13日にはリザーブ・リクワイアメント・レシオを50bp(ベーシス・ポイント)引き上げることが発表されています。リザーブ・リクワイアメント・レシオとは準備率のことを指します。つまり銀行が貸出をする際、貸出総額の一定の割合を中央銀行に「人質」として預けることを義務付けるルールなのです。その準備金の比率を示すのが準備率であり、準備率の引き上げは新規融資を抑制する意図でなされます。

さらに中国人民銀行は売りオペにより3カ月物手形金利を数次に渡って引き上げています。
前回中国人民銀行が売りオペを実施したのは去年の7月の第一週であり、このときはSHIBOR(上海インターバンク・オファーリング・レート)がオーバーナイト・レートで0.80%から1.1%にジャンプしました。その後銀行融資はざっくりと下がっていることが下のグラフからもわかります。

中国の銀行融資(10億人民元、人民銀行)

好調なその他の指標

その他の12月の経済統計には余りドラマチックな動きはありませんでした。下は小売売上高のグラフです。

中国の小売売上高(前年同期比%、国家統計局)

小売売上高の数字はこれまで若干モタモタした印象が否めませんでした。しかし12月はハッキリとピックアップしています。内訳的には自動車+57.7%、家具+37.6%などの好調が目につきました。ただ上に述べたように中国人民銀行は金融の引締めに転じてきていることから、住宅や自動車などの高額の商品の売れ行きは少し勢いが衰えることを覚悟しておいた方が良いかも知れません。

次に鉱工業生産の数字のグラフを示します。

中国の鉱工業生産(前年同期比、%、3カ月移動平均、国家統計局)

ひと足先に1月10日に発表された貿易統計では輸出・輸入ともしっかり戻ってきていることが確認されています。

中国の輸入と輸出(10億ドル、中国税関総局)

楽天証券では、中国株式、中国ETFにおいて豊富に銘柄を取扱っています。また、外国株式の取引手数料もネット証券ならではの格安でご提供いたします。

中国株式はこちら


楽らくサポート

個人確定拠出年金iDeCo

口座をお持ちでない方へ

まずは無料でかんたん

口座開設

口座開設中のお客様

クイック口座開設手続き中のお客様

楽天証券へ資料請求して、今すぐご利用いただけます。

楽天証券資料請求はこちら

今すぐご利用いただけます。

ポートフォリオ一覧を表示

楽天証券にログインしてご利用ください。

楽天証券へログイン

上記より楽天会員にログインしてください。

ポートフォリオ機能とは?

よくあるご質問

お問い合わせランキング

マーケットスピード IIダウンロード

Marketspeedダウンロード

Marketspeed for Macダウンロード

MarketspeedFXダウンロード

投資情報メールサービス「マーケットアロー」

 お友達紹介プログラム

お客様の声をカタチに