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第120回 イスラエルの経済

2008年2月21日

今日のまとめ

  1. 全体としてイスラエルの経済は好調である
  2. 財政政策は保守的であり収支は改善している
  3. 為替の安定がインフレを比較的低く抑えている

イスラエルのGDP成長率

近年イスラエルの経済は好調に推移しています。2006年にイスラエル北部はレバノンとの紛争で経済が混乱しました。それにもかかわらず、2006年から 2007年にかけてのGDP成長率は5.25%としっかりした成長を記録しています。IMFの予想では今年のイスラエル経済は世界経済の減速の影響で3.5%程度の成長にとどまるとみられています。これは近年の5%を超える成長率からすれば少し低いですが、それでも立派な水準だと言えると思います。

イスラエル政府は財政収支改善を目指しており、公共部門での支出を抑え気味にしています。それにもかかわらず、経済が好調だったのはその他の部門がまんべんなく成長に寄与したためであると言えるでしょう。

イスラエルの財政政策

近年のイスラエル経済の好調で税収は高水準でした。その一方で支出を抑えたため、イスラエルの財政収支は下のグラフに見られる通り随分改善してきています。

イスラエル政府は政府の負債を圧縮することに努めています。目標としては2015年までに負債比率を60%にまで下げていく計画です。

イスラエルの失業率

イスラエル企業の業績はおおむね堅調で、バランスシートもどんどん強固になっています。こうした民間部門の好調を受けてイスラエル企業は雇用に対して積極的であり、失業率は着実に下がってきています。

インフレ

イスラエルは過去にハイパー・インフレを経験しています。その苦い経験を生かして保守的な財政政策を採用したためイスラエルの通貨の安定感は最近増してきています。このところイスラエル・シェケルが強かったため輸入品の価格が安定し、これが物価上昇を比較的低く抑えることに貢献しました。

政策金利

バンク・オブ・イスラエル(イスラエル中央銀行)は政策金利を2006年10月のピークである5.5%から2007年6月には3.5%にまで下げてきました。その後、2007年12月にはインフレ率が3.4%に上昇したため利上げに転じ、2007年8月から3度に渡り利上げしました。2008年1月の時点での政策金利は4.25%になっています。

貿易収支

今後、世界各国経済がスローダウンすることが考えられるためイスラエルの輸出も減速すると考えられます。このため貿易収支は若干悪化すると予想されています。


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