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第24回 半値押し水準はゴールド相場のターニングポイントか?

2012年11月7日

ボルカールールの影響を受けて、投資銀行のコモディティ投資は縮小傾向にある。直近でもUBSなどいくつかの大手銀行のコモディティトレード部門が閉鎖になるという噂が流れている。流動性が低下するなか、ゴールド市場参加者が注目しているのは、「買いの大手であるETFやアジア勢の動向」と、「ファンドの損切り」である。

ゴールド相場の場合、相場が「13日移動平均線」を割り込むと上昇相場に疑念が生まれ、「21日移動平均線」を割り込むとファンド勢の「投げ売り=損切り」が出てくるというのがいつものパターンである。

ゴールド先物(日足) フィボナッチのリトレースメントとギャンアングル

13日移動平均線(赤)・21日移動平均線(青)


(出所:石原順)

10月9日に21日移動平均線を割り込んで以来、ファンドの投げ売りが出たゴールド相場は、今年5月から10月までの「上げ幅の半値(50%)押し水準」まで下がってきた。最悪、「61.8%押し相場(1630レベル)」が噂されているが、現在の1700割れ水準の下には、市場が注目する200日移動平均線や一目均衡表の<雲>といったサポートが控えている。

上記のサポートポイントでアジア勢のアジアの実需筋の「押し目(安値)買い」が入ってくるか否かが焦点となっていたが、相場は11月5日の<雲>下限タッチから切り返している。

一方で、上値には21日移動平均線の抵抗が控えており、その上の一目均衡表の<雲>の上限や移動平均リボンが被る1750レベルを上抜いてくるまでは上昇トレンド相場となりにくく、しばらくはレンジでの値固めが必要だろう。

ゴールド先物(日足) 一目均衡表の<雲>

移動平均リボン=1~3カ月の市場参加者のコスト(赤)・200日移動平均線(緑)・150日移動平均線(紫)


(出所:石原順)

2012年のゴールド相場は8月~9月の「買いトレンド」相場のあと、10月後半から現在まで「売りトレンド」相場となっていたが、昨日10月6日の上昇で売りトレンドが消滅した可能性がある。14日ADXや26日標準偏差ボラティリティといった「トレンド指標」がここからピークアウト(下落)していけば、相場は方向性を失いレンジ相場となるだろう。下げ相場はとりあえず終わりであろう。

ゴールド先物(日足) 売りトレンドはピークアウト(天井打ち)するか?

上段:14日ADX(赤)・26日標準偏差ボラティリティ(青)
下段:21日ボリンジャーバンド0.6シグマ(緑)・13日移動平均線(赤)


(出所:石原順)

一旦、ゴールド相場の下げは止まったとみるが、相場が150日移動平均線を大きく割り込んでくると、「下落再開相場が始まる可能性がある」ので注意したい。市場では200日移動平均線ばかりが話題となっているが、中長期のトレンドを決するのは150日移動平均線である。

ゴールド先物(日足) 150日移動平均線(赤)・ギャンアングル(青)


(出所:石原順)

ゴールド先物(日足) 2011年後半から1800~1500のレンジ相場が続いている


(出所:石原順)


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