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第11回 行き場のない投機資金が原油と穀物市場へ流入

2011年1月17日

世界の食料価格が高騰しています。異常気象のせいもありますが、基本的には新興国の需要拡大が食料価格を押し上げています。

国連食糧農業機関(FAO)が1月5日に発表した昨年12月の食料価格指数は過去最高を記録しました。これまでの高値は2008年6月でしたが、2007年から2008年には食料をめぐる暴動が発生しました。しかし、今回の食料価格指数の高騰では2007年から2008年のような発展途上国で広範囲におきた暴動のような事態には至っていません。

では、穀物相場が何故今上昇しているのかというと、それはカネ余りだからです。先週金曜日のレポート『過剰流動性と運用難』で述べた理由から、投機筋は現在運用難となっています。運用難からオーストラリアの大規模洪水被害やアルゼンチンの干ばつ被害をはやして、投機資金が原油や穀物の先物市場に流入しているのが現在の状況です。

現在、穀物相場に流入している資金は、足の速い投機資金ばかりなので相場の変動率が高く激しい値動きとなっているので、リスク管理の観点からはポジションを大きくしないことが肝要です。

チャートを見てみましょう。とうもろこしや大豆の先物には現在トレンドが出ていますが、前述したようにボラティリティのレベルが高く、ポジションを大きく傾けにくい状況です。本当に「良い相場」というのは、ADXや標準偏差ボラティリティが低い位置から同時に上昇する相場をいいますが、現在はADXや標準偏差ボラティリティの位置が高くベストの相場ではありません。

とうもろこし先物(日足)

上段:26日標準偏差ボラティリティ(青)・14日ADX(赤)
下段:21日ボリンジャーバンド0.6σ(緑)


(出所:石原順)

大豆先物(日足)

上段:26日標準偏差ボラティリティ(青)・14日ADX(赤)
下段:21日ボリンジャーバンド0.6σ(緑)


(出所:石原順)

日経平均先物(日足)

上段:26日標準偏差ボラティリティ(青)・14日ADX(赤)
下段:21日ボリンジャーバンド0.6σ(緑)


(出所:石原順)

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