[ドル・円東京市場概況]
*12:12JST ドル・円はじり安、米大幅利下げ観測後退を受けた買いは一服
22日午前の東京市場でドル・円は弱含み。米国の大幅利下げ観測の後退を受けたドル
買いは一服し、正午にかけて値を下げる展開となった。
前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月30-31日開催分)の議事要
旨から今後の大幅利下げ観測が弱まり、ドル・円は朝方から106円50銭付近で推移。た
だ、日本株の上げ幅縮小で円売りは後退した。
足元では米10年債利回りが徐々に水準を切り下げ、ややドル売り方向に振れている。
また、米株式先物の軟調地合いもドル売り要因。ランチタイムの日経平均先物はプラ
ス圏を維持するものの、中国株安が円売りを弱めそうだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円43銭から106円65銭、ユーロ・円は118円02
銭から118円26銭、ユーロ・ドルは1.1085ドルから1.1092ドルで推移した。
《MK》
【株式会社フィスコ】
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