[ドル・円東京市場概況]
*12:22JST ドル・円は上げ渋り、米朝の緊張緩和に思惑
9日午前の東京市場でドル・円は上げ渋り。米朝会談実現に可能性が高まり円売り優勢とな
ったが、材料難でドル買いは上昇一服となった。
米朝が今後、朝鮮半島の非核化に向けた協議を始めると報じられ、東アジアの安定化への
期待から日経平均株価が上昇。リスク選好的な円売りが優勢となり、ドルなど主要通貨を
押し上げた。
ただ、ランチタイムの日経平均先物は急速に上げ幅を縮小。目先の日本株高継続を見込ん
だ円売りは弱まりつつある。日銀は緩和的な金融政策の維持を決めたが、反応は限定的。
ドル買いは長続きしなかった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円17銭から106円92銭、ユーロ・円は130円70銭か
ら131円59銭、ユーロ・ドルは1.2295ドルから1.2318ドルで推移した。
【要人発言】
・トランプ米大統領
「大きく進展しているが、北朝鮮制裁は合意に達するまで継続」
・ジョージ米カンザスシティ連銀総裁
「FRBが金利の緩やかな正常化を続けることが重要」
「インフレ率が今年2%前後に加速すると予想」
・周小川・中国人民銀行総裁
「中国は経済開放をもっと大胆に行える」
「金融レバレッジは安定しつつあり、着実に低下」
【経済指標】
・日・1月全世帯家計調査・支出:前年比+1.9%(予想:-1.0%、12月:-0.1%)
・日・2月マネーストックM3:前年比+2.8%(予想:+2.8%、1月:+2.9%)
・日・1月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+0.7%(予想:+0.7%、12月:+0.7%)
・中・2月消費者物価指数:前年比+2.9%(予想:+2.5%、1月:+1.5%)
・中・2月生産者物価指数:前年比+3.7%(予想:+3.8%、1月:+4.3%)
《MK》
【株式会社フィスコ】
※上記のニュースは、フィスコ社により提供されております。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、これらの情報によって生じたいかなる損害についても楽天証券およびフィスコ社は一切の責任を負いません。上記のニュースに表示されている事項は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でなさるようお願いいたします。
ポートフォリオ機能
楽天証券へ資料請求して、今すぐご利用いただけます。
今すぐご利用いただけます。
楽天証券にログインしてご利用ください。
上記より楽天会員にログインしてください。
|
|