[指標フラッシュ]
*21:54JST 【市場反応】米Q1予想下振れも賃金9年ぶり大幅な伸び、ドル上昇
米商務省が発表した1-3月期の国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+0.7%と、
伸びは10-12月期+2.1%から鈍化し、マイナスに落ち込んだ2014年1−3月期以降3年
ぶりの低成長にとどまった。予想+1.0%も下回った。1−3月期個人消費は前期比年
率+0.3%と、伸びは10-12月期+3.5%から鈍化し、予想+0.9%も下回り、横ばいにと
どまった2009年10−12月期以降ほぼ7年ぶりの低い伸びにとどまった。一方、1-3月
期雇用コスト指数は前期比+0.8%と、伸びは10-12月期+0.5%から拡大、予想+0.6%
も上回り2007年10−12月期以降ほぼ9年ぶり大幅な伸びとなった。
1−3月期の低い伸びはほぼ織り込み済み。警戒されていたマイナス成長も避けられ
た。また、賃金の大幅な伸びを受けて、6月の利上げ確率は上昇。米債利回りの上昇
を受けてドル買いが優勢となった。ドル・円は111円38銭から111円72銭へ急伸し26
日来の高値を更新した。ユーロ・ドルは1.0935ドルから1.0907ドルまで下落し、27
日来の安値を更新した。
【経済指標】
・米・1-3月期GDP速報値:前期比年率+0.7%(予想:+1.0%、10-12月期:+2.1%)
・米・1-3月期個人消費:前期比年率+0.3%(予想:+0.9%、10-12月期:+3.5%)
・米・1-3月期雇用コスト指数:前期比+0.8%(予想:+0.6%、10-12月期:+0.5%)
《KY》
【株式会社フィスコ】
※上記のニュースは、フィスコ社により提供されております。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、これらの情報によって生じたいかなる損害についても楽天証券およびフィスコ社は一切の責任を負いません。上記のニュースに表示されている事項は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でなさるようお願いいたします。
ポートフォリオ機能
楽天証券へ資料請求して、今すぐご利用いただけます。
今すぐご利用いただけます。
楽天証券にログインしてご利用ください。
上記より楽天会員にログインしてください。
|
|