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ドル・円は堅調推移か、12月利上げに向けてドル買い本格化も/ドル・円週間見通し

2015/10/30

[為替週間見通し]
*16:42JST ドル・円は堅調推移か、12月利上げに向けてドル買い本格化も

 来週のドル・円は堅調推移か。米連邦準備制度理事会(FRB)は10月27-28日の米連
邦公開市場委員会(FOMC)の会合で利上げは見送ったが、次回12月15-16日のFOMC会
合で利上げの可否を判断すると表明した。これにより、年内利上げへの期待が再び高
まっており、欧州、中国、日本など主要国が緩和スタンスを強めるなかでドル買いが
本格化しそうだ。

 12月の利上げ開始に向けて、米国の経済指標や金融当局者の発言に対して、市場は
敏感に反応する展開が予想される。米10月雇用統計が年内利上げを後押しする内容で
あれば、ドル・円は年末にかけて125円台を目指す展開となりそうだ。


【10月米ISM製造業・非製造業景況指数】(2日、4日)
 ISM製造業景況指数(2日)は前回50.2から50.0、ISM非製造業景況指数(4日)は
56.9から56.5と、いずれも悪化が見込まれている。9月の米雇用統計が想定外に低水
準だったことから、米国経済の減速懸念も警戒され始めた。このため、市場は景況感
を示す経済指標を注意深く点検するもようだ。

【10月米雇用統計】(6日)
 非農業部門雇用者数について、9月分が14.2万人と、雇用の持続的な回復の目安と
される20万人を大きく下回る想定外の落ち込みを示したことから、どの程度上方修正
されるか注目される。10月分の市場コンセンサスは18.0万人で、同様に20万人を割り
込む見通し。予想を上回った場合には、年内利上げを後押しする大きな手掛かりとな
ろう。


11月2日-6日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。


○(米)10月ISM製造業景況指数 2日(月)日本時間3日午前0時発表予定
・予想は、50.0
 参考となる9月実績は50.2で3カ月連続の低下。製造業の景況感は改善していない。
新規受注、生産、雇用指数は低下した。10月については、生産と新規受注の伸びが期
待できないことから、50をやや下回る可能性がある。

○(米)10月ADP雇用統計 4日(水)午後10時15分発表予定
・予想は、前月比+18.0万人
 参考となる9月実績は前月比+20.0万人で市場予想を上回った。10月については製造
業と鉱業の雇用者数が伸び悩んでいることから、9月実績をやや下回る雇用増にとど
まる可能性がある。市場予想は妥当な水準か。

○(米)9月貿易収支 4日(水)午後10時30分発表予定
・予想は-445億ドル
参考となる9月分の財の貿易収支速報は、-586.33億ドルで8月実績の-666億ドルから
縮小した。サービス収支の黒字額は8月実績を多少下回る見込みだが、財とサービス
の貿易赤字額は8月実績の483.3億ドルを下回る可能性が高いとみられる。

○(米)10月雇用統計 6日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は+18.0万人、失業率は5.1%
参考となる9月の非農業部門雇用者数は前月比+14.2万人、失業率は5.1%だった。10
月については製造業、鉱業部門の雇用増はあまり期待できないが、小売業などで雇用
の増加が見込まれており、雇用者数は9月実績をやや上回る可能性がある。失業率に
ついては、労働時間の推移を参考にすると9月と同じ5.1%となる見込み。

○日米の主な経済指標の発表予定は、4日(水):(米)9月製造業受注、10月ISM非
製造業景況指数

[予想レンジ]
・119.50円-123.50円
《MK》





【株式会社フィスコ】

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