(更新)東京証券取引所・名古屋証券取引所の市場区分見直しについて(2022/4/4~)

2022年3月31日

2022年4月4日(月)から東京証券取引所・名古屋証券取引所の市場区分が変更されます

東京証券取引所は、上場会社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を支え、国内外の多様な投資者から高い支持を得られる魅力的な現物市場を提供することにより、豊かな社会の実現に貢献することを目的として、現在の市場区分を見直すことを2022年4月4日(月)に予定しています。

名古屋証券取引所は、国内個人投資家を主体とした市場であること、これまでわが国の個人投資家の裾野拡大及び長期資産形成 の促進に取り組んできたこと、また一方で、当取引所の本則市場においては東証との重複上場会社が多数存在している状況等を踏まえて、東証の改正基準も参考としつつ、上場基準等の見直しを含む全般的な上場制度の整備を2022年4月4日(月)に予定しています。

市場区分変更の概要

東証市場区分変更の概要

現在の東証市場区分

  • 2021年11月9日時点

4/4以降の東証市場区分

名証市場区分変更の概要

流通株式の定義見直しについて

現在の流通株式数の計算

市場区分見直し後の流通株式数の計算

  • ただし、直近の大量保有報告書等において保有目的が「純投資」と記載されている株式については、5年以内の売買実績が確認できる株主の所有分に限り、流通株式として取り扱います。

詳細につきましては各取引所のHPをご覧ください

東京証券取引所市場区分見直しについて

名古屋証券取引所市場区分見直しについて

ご注意事項

市場区分名称の略称について

楽天証券WEBサイトや各種ツール等における、新市場の略称は以下となります。

東証
市場名称 略称
東証プライム市場 東証P、東P
東証スタンダード市場 東証S、東S
東証グロース市場 東証G、東G
名証
市場名称 略称
名証プレミア市場 名証P、名P
名証メイン市場 名証M、名M
名証ネクスト市場 名証N、名N

注文への影響について

今回の市場区分見直しに伴う当社の対応において、ご注文に影響はなく、2022年4月4日を跨ぐ期間指定注文等も可能です。

株価指数の見直しについて

市場区分の見直しに伴い、株価指数ラインナップの見直しが行われます。
また、楽天証券で掲載を予定している、以下の新設される指数におきましては、取引所からの配信が終値のみの算出となるため、当社におきましても1日1回の更新となります。

  • 東証プライム市場指数
  • 東証スタンダード市場指数
  • 東証グロース市場指数
  • 旧東証市場第一部指数

詳細につきましては、日本取引所グループの以下のページの「株価指数ラインナップの見直」しよりご確認ください。

当社ツール・アプリ等において、旧バージョンご利用のお客様へのご注意

2022年4月4日以降、マーケットスピード、マーケットスピード for Mac、iSPEED、iSPEED for iPadのツールにおきまして、検索条件等で旧市場名を選択・保存等されている場合はエラーとなる場合がございます。
その場合は新しいバージョンをダウンロードの上ご利用ください。

最新版のダウンロードはこちらから

また、市場区分見直しに伴う対応と同時に以下のチャネルにREIT指数と日経VI指数を追加いたしました。
東証REIT指数:iSPEED、iSPEED for iPad、メンバーweb、マーケットスピードFX、iSPEED先OP、iSPEED FX
日経VI指数:iSPEED、iSPEED for iPad、マーケットスピード for Mac、マーケットスピードFX、iSPEED先OP、iSPEED FX

iSPEEDご利用のお客様へのご注意

iSPEEDでウィジェット/Apple Watchの機能をご利用されており、2022年4月4日の市場区分見直し前から登録されている銘柄におきましては、市場区分の表記が旧市場名のままとなります。市場区分見直し後の市場名にする場合は一度登録をし直してご利用ください。

楽天証券内ランキング画面について

市場区分見直しに伴い、当社WEBページやiSPEEDの一部の楽天証券内ランキング画面に一部ランキングが追加されます。
また、市場区分変更に伴い銘柄が表示されない期間がございます。
詳細は以下の通りとなります。

  • デイリーランキング
    追加されるランキング:プライム市場30銘柄、スタンダード市場20銘柄、グロース市場20銘柄
    表示されない期間:2022年4月4日の初回集計まで
  • ウィークリーランキング
    追加されるランキング:プライム市場30銘柄、スタンダード市場20銘柄、グロース市場20銘柄
    表示されない期間:2022年4月8日まで

投資情報メールサービス「マーケットアロー」について

メールサービス「マーケットアロー」におきまして、市場区分の見直しに伴い、マザーズ市況とJASDAQ市況が統合され、グロース市況となります。