弊社代表取締役社長より新年のご挨拶

2018年1月1日

新年明けましておめでとうございます。
2018年の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

私どもは創業19年。お陰様をもちまして、現在230万を超える口座を有し、個人向けサービスを提供する証券会社として業界でもトップクラスの実績を有するに至っております。ひとえにお客様の日頃のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

さて、ここ数年来の流れとして、個人の投資をめぐる環境変化は著しいものがあります。昨年は金融庁が主導して個人取引を営む金融機関が自らの経営姿勢を宣言することを求め、当社ではその内容を「お客様本位の業務運営宣言」として公表いたしました。また今年からは「つみたてNISA」の制度がスタートいたしました。数年前から始まったNISAを契機に、日本もいよいよ本格的に資産形成・資産運用の時代が到来してまいります。

こういった動きは、世界で最も急速に高齢化が進行し、人口も減少傾向、経済規模が縮小している我が国において、ゼロ金利の銀行預金だけではなく、もっと幅広く投資という手段も活用した資産づくりに取り組むべきこと。特に若い方々にとっては自助努力で将来の老後資金を作っておかなければ、延いてはそれが国全体として大きな不安を抱えてしまうことになってしまう危機感が背景にあります。

そしてお客様の大切な資産を預かる証券会社は、お客様の将来設計における重要な支援機関として、一層の自己規律を以って運営を行わなければなりません。いまさらながらではありますが、皆様の大切な資産をお預かりするには、真にお客様から信頼に応えられるよう行動すること、金融の専門知識と経験を持つプロとしてお客様に真摯に対応し、真にお役に立てるサービスを提供すること、そして投資パフォーマンスに少しでもプラスの貢献ができるよう、低コストの商品を提供していくことなどが大切になります。

私どもは皆様にとって、長い時間軸での支援が必要な資産形成や資産運用、そして短期のトレーディングニーズまで、多様なニーズに応え、どなたからも高い評価をいただける存在になりたいと常に考えています。そして楽天経済圏にあり皆様の最も身近な証券会社として信頼と安心、そしてお得感を実感いただけるよう、従業員一同、引き続き努力してまいります。

今年も、楽天証券をご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2018年元旦
楽天証券株式会社
代表取締役社長 楠 雄治