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【重要】平成22年8月より、FX取引に規制が入ります!
~最大レバレッジは上限50倍、そして来年8月には上限25倍へ~

平成21年8月3日に公布された「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」が平成22年8月1日(日)より施行されます。これにともない、楽天FXの取引ルールを改定させていただくことになりました。新しい制度と楽天FXの取引ルールをご案内いたします。

取引の際、一定額以上の証拠金を預かることが義務付けられます!

平成17年7月に外国為替証拠金取引(FX取引)業者が登録制になって以来、FX取引は大きな広がりを見せる中、一部の取引業者においては高レバレッジを セールスポイントに掲げるようになりました。しかし、金融庁は次の観点により高レバレッジには問題があり、また最近の内外の金利差により、一層の高レバ レッジ化の進展が危惧されることから、レバレッジ規制の導入に至りました。

  1. 顧客保護
    ロスカット・ルールが十分に機能せず、顧客が不測の損害を被るおそれがある
  2. 金融商品取引業者又は登録金融機関のリスク管理
    顧客の損失が証拠金を上回ることにより、業者等の財務の健全性に影響が出るおそれがある
  3. 過当投機

最大レバレッジは上限50倍、そして来年8月には上限25倍へ

現在は取引金額に対して預託を受ける証拠金の額には決まりはありませんが、平成22年8月1日より2%以上、平成23年8月1日には4%以上の証拠金の預託を受けることが義務付けられます。すなわち、平成22年8月1日から1年間はレバレッジの上限は50倍、平成23年8月1日からは上限が25倍になります。

証拠金規制の概要

1 新規取引時における証拠金規制

新規取引を行う際に、取引の額の2%以上(平成23年8月1日より4%以上)の証拠金を預託させなければならないというものです。

  • これは、既存建玉(両建て含む)に対しても適用されます。したがいまして、証拠金を追加入金したり、建玉を決済したりするなどの対応が必要となる場合もあります。

2 証拠金率判定時刻における証拠金規制

営業日ごとの証拠金率判定時刻において、実預託額が必要証拠金額を下回った場合には、速やかに不足額を預託させなければならないというものです。(追証)

不足額が預託されなかった場合、顧客に既存取引の全部又は一部を決済させる方法により当該不足額を充当するか、全部決済を行わなければなりません。(強制決済)

楽天証券における基本方針(必要証拠金とロスカット水準)

ロスカット水準は維持率50%とし、1枚あたりの必要証拠金は、1通貨あたりの価格水準別による定額制と致します。ストレート(EUR/USD,GBP/USD, AUD/USD )通貨は対象通貨の証拠金テーブル(EUR/USDはEUR/JPY、GBP/USDはGBP/JPY、 AUD/USDはAUD/JPY)をそれぞれ参照します。

ロスカット水準(平成22年8月1日より適用)

維持率50%以下でロスカット
(現行は維持率80%以下でロスカット)

例1
USD/JPYの現在の価格が100.00円の場合、1枚あたりの必要証拠金は21,000円です。
ロスカット水準は、21,000円×50%=10,500円

例2
GBP/JPYの現在の価格が134.50円の場合、1枚あたりの必要証拠金は27,000円です。
ロスカット水準は、27,000円×50%=13,500円

  • 為替相場が大きく変動した場合などは、証拠金額を予告なく変更する場合があります。

楽天FX証拠金テーブル(平成22年8月1日より適用)

楽天FXの証拠金判定時刻

取引ルールの変更スケジュール

新ルールへの移行準備期間

楽天FXでは、レバレッジ規制に対応した新しいルールをお客様にご理解いただく期間として、「移行準備期間」を設定いたします。
移行準備期間とルールは以下の通りです。

移行準備期間

平成22年7月19日(月)~7月30日(金)

移行準備期間中のルール

  1. 上記で計算した維持率が100%未満の場合、追証発生メールを送信します。
    • 第1回目の追証判定は7月19日のニューヨーククローズ(日本時間7月20日 午前5時55分頃)です。
  2. 上記を実行した場合、追証解消メールを送信します。
    • 第1回目の追証入金期限は、日本時間7月20日午後6時です。
    • 相場好転による維持率回復(自然回復)は、認められません。
    • 維持率が100%以上に回復するまでは、新規注文の発注、振替出金をすることはできません。
  3. 上記が実行されない場合、強制決済メールが送信されますが、強制決済は実行されません。(※)
    • これは、移行期間中のみのルールです。移行期間終了後の本運用では、強制決済されます。
    • 移行期間中でも、ロスカット(維持率80%未満)は実行されます。
    • 移行期間中は、同タイミングで追証が未解消であっても、解消とされます。
  • 8月1日(日)以降のお取引において、追証が発生し、その後入金期限までに証拠金への振替が確認できない場合には、強制決済させていただきます。充分ご注意ください。

スケジュールの詳細

7月19日(月)
  • 移行準備期間がスタートいたします。
    • 維持率が100%未満の場合、追証発生メールを送信します。
    • 第1回目の追証判定は7月19日のニューヨーククローズ(日本時間 7月20日 6:30)です。
7月31日(土)
  • 日本時間 6:30(7月30日のニューヨーククローズ時点)
    • 移行期間最後の追証判定となります。(移行期間のため、例えばドル/円:12,500円で判定)
      移行期間最後の追証期限となる8月2日18:00の段階では、強制執行は行われません。
8月1日(日)
  • 日本時間:8:00~ (定期システムメンテナンス後)
    • 新必要証拠金および新ロスカット基準(50%)が適用された画面をご覧になれます。
  • 月曜日取引開始から、新必要証拠金および新ロスカット基準によるロスカットの判定が行われます。そのため、新基準適用後の維持率にご注意ください。
8月2日(月)
  • 日本時間:7:00~ (月曜日の取引開始日)
    • 新必要証拠金および新ロスカット基準によるロスカット判定開始
8月3日(火)
  • 日本時間 6:30
    • 新必要証拠金による最初の追証判定
  • 日本時間 18:00~
    • 追証未解消の場合は、最初となる強制決済が実施されます。

新基準導入によるロスカットにご注意ください

8月1日(日)8:00~(定期メンテナンス後)から、新必要証拠金および新ロスカット基準(50%)が適用された画面をご覧いただけます。その際に楽天FXでの純資産が、ロスカット基準額に近い場合、8月2日(月)の午前7:00の取引開始後、相場動向によって、ロスカット水準を下回り、建玉がロスカットされる可能性があります。

ロスカットを発生させないようにするためには、7月30日のニューヨーククローズ時点(日本時間 7月31日 午前5:50)までに、建玉を決済し、余裕あるポジション状況にご調整いただくか、追加で証券総合口座からの振替入金が必要となりますので、十分ご注意ください。

なお、レバレッジを従来の100倍から50倍に引き下げるため、新必要証拠金は、従来の証拠金から増額されます。その際、ロスカット基準値が引き上がる通貨ペアがございますので、該当通貨を保有されているお客様は十分にご注意ください。

通貨ペア 基準レート
※1
必要証拠金
(規制対応前)
(1万通貨あたり)
新必要証拠金※2
(規制対応後)
(1万通貨あたり)
ロスカット基準額
(必要証拠金
×80%)
新ロスカット基準額
(必要証拠金
×50%)
米ドル/円 87.904 12,500円 18,000円 10,000円 9,000円
ユーロ/円 114.202 15,000円 23,000円 12,000円 11,500円
英ポンド/円 136.978 25,000円 28,000円 20,000円 14,000円
豪ドル/円 79.326 10,000円 16,000円 8,000円 8,000円
NZドル/円 64.421 10,000円 13,000円 8,000円 6,500円
南ア/円 11.966 5,000円 3,000円 4,000円 1,500円
加ドル/円 84.87 12,500円 17,000円 10,000円 8,500円
スイス/円 82.854 10,000円 17,000円 8,000円 8,500円 ※3
香港ドル/円 11.305 5,000円 3,000円 4,000円 1,500円
シンガポールドル/円 64.495 10,000円 13,000円 8,000円 6,500円
ユーロ/米ドル 1.2992 15,000円 23,000円 12,000円 11,500円
英ポンド/米ドル 1.55854 25,000円 28,000円 20,000円 14,000円
豪ドル/米ドル 0.90248 10,000円 16,000円 8,000円 8,000円
  • ※1 基準レートは2010年7月27日の終値を参照しています。
  • ※2 必要証拠金は2010年7月27日の終値を参照しているため、7月30日(終値)から算出される証拠金と異なる可能性がございます。
  • ※3 スイスフラン/円のロスカット基準額が引き上げられる可能性がございます。

注意事項

本コンテンツは、今回のFX取引に係る規制見直しの概要を一般の投資者の皆様にわかり易くお伝えすることを目的としておりますので、金商業等府令や監督指針の条文の文言と異なる場合がございます。また、当該条文の内容を完全に網羅しているものではありません。

外国為替証拠金取引(FX)のリスクと費用等について

外国為替証拠金取引(FX)の取引にかかるリスク
外国為替証拠金取引(FX)は、取引通貨の価格変動や、スワップポイントの支払いにより、損失が生じるおそれがあります。また、外国為替証拠金取引(FX)は少額の証拠金で、その差し入れた証拠金を上回る金額の取引をおこなうことができるため、大きな損失が発生する可能性があります。また、その損失額は差し入れた証拠金を上回るおそれがあります。
外国為替証拠金取引(FX)の取引にかかる費用等
外国為替証拠金取引(FX)の取引手数料は無料です。なお、取引にあたっては各通貨の売付価格と買付価格には差(スプレッド)があります。スプレッドは通貨ペアごとに異なります。詳しくは取引説明書等をご確認ください。
証拠金について

〔楽天FX口座〕
レバレッジコースに応じて取引金額の4%~100%(最大レバレッジ25倍)の証拠金が必要となります。
(法人のお客様の場合は、取引金額に当社が定める証拠金率(*)を乗じた金額以上の証拠金が必要となります。)
〔楽天MT4口座〕
想定元本の4%以上の証拠金が必要となります。(法人のお客様の場合は、想定元本に当社が定める証拠金率(*)を乗じた金額以上の証拠金が必要となります。)

*当社は、金融先物取引業協会が算出した「為替リスク想定比率」以上となる証拠金率を通貨ペアごとに定めております。「為替リスク想定比率」とは、金融庁長官が定める方法(定量的計算モデル)を使い算出されるものです。


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