はわやかり投資物語その3 銀行預金派の安定投資術

ある日、虫の国にこんなニュースが流れました。
「物価が1%上昇」

さっそくアリはお金に詳しいコガネムシにたずねました。

物価が1%上昇ってどういうこと?

たとえば、1日で物価が1%上がるということは、昨日100円だったものが、今日は101円になってるということなんだ。ところで、アリくんが銀行に預けている預貯金の金利は何%?

普通預金と定期預金の平均で、0.5%くらいかな

ということは、預貯金だけだと、物価の上昇に追いつかない可能性が高い、ということになるね

物価上昇率が年1%、預貯金の利率が年0.5%の状態が10年ずっと続くと…。

アリは驚きました。この先、物価が年1%ずつずっと上昇し続けたとすると、年利0.5%の預貯金だけでは、資産が実質的にどんどん目減りしていく可能性が高いことに気づいたのです。

じゃあ、どうすればいいの?

うん、だから投資が大切なんだよ。資産の一部を投資にまわしてみたらどうかな。 資産のうち、どのくらいを投資にまわせそう?

えーと……30%くらいかな
するとコガネムシは、紙を1枚取り出し何やら書き始めました。

10分後。

アリくんの資産を、たとえば、こんな感じで投資に振り向けてみたらどうかな?

見直しのポイント

  • 資産のベースは預貯金。余裕資産を投資信託などで運用。
  • 預貯金、株式・投資信託、債券、外貨など、資産が偏らないようバランスよく運用。
  • さらに余裕があれば積立を始める。

アリくんは、預貯金だけをしてきたから、資産が減るのが怖いでしょう?

できるだけ減らしたくないって思うね

そうだと思って、資産が減ってしまうリスクをできるだけ抑える努力をしてみたよ。誰でも資産を大きく増やしたいと思うものだけど、投資で大切なのは、資産を大きく減らさないことなんだ。まずは、見直しの案を参考にして、投資をはじめてみたらどうかな?

うん、ありがとう!
アリはそう言い、コガネムシの家を後にしました。

そして10年後。

預貯金派のアリたちが物価上昇に苦しむ一方、投資に目覚めたアリは少しずつ資産を増やしていき、ゆとりのある暮らしを楽しんでいたそうな。

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